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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/23(Fri)06:44

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定例稽古

2008/02/11(Mon)00:41

定例稽古のメモ。

いつもなら誰か彼か稽古をしているのだが、この日はめずらしく誰もいない。
ま、連休の初日だからね。

駐車場にめずらしく警備員がいた。
入ろうとしたら止められて、何しに来たのか聞かれたので正直に挌技室使いにきた、と答えたら愛想よく通してくれた。バレーボールだかフットサルだかの大会が開かれていたので、そこで雇ったのかな。

ほとんどの場合、なんかの大会が開かれてると関係者で駐車場は埋められる。
多少知恵の回る団体だと「関係者はあっちの遠い駐車場に」って通達を出してくれるんだけどね。
まあしつけのなってないド阿呆の方が多いから、誰も言うこと聞きやしませんがね。

ちなみに、今まで一番しつけの行き届いてた団体は少年の剣道。
「剣道関係者はここに停めるな」の看板一つで、ほとんどの人が遠くの駐車場に停めてましたな。
逆に一番ひどかったのは教職員の団体。
誘導するのに使う棒状のものを持っていながら何にもしねぇわ、手前ェらの仲間は停めさせて他の客は締め出すわ。嘘でもいいから下手に出てくれりゃ気も晴れるのですが、しまいにゃ聞こえないフリしだす始末。
そのくせ「おたくら何の団体?」って聞くと「教職員組合」って答えるおつむの弱さ。
槍で突いてやろうかと思ったものじゃよ。


コツコツと基本功。

形意拳の基本、五行拳のうち二本、劈拳と崩拳。同じく虎形と馬形。
最近この辺はあまりやってなかったので、結構足にきた。汗も噴き出す。
だのになぜ痩せない。

珍しくAくんが比較的早い時間に来る。
最近利用時間ギリギリに来たりお休みしたり、って感じでしたが。

稽古仲間がAくんを捕まえて柔道の打ち込みを始めたので、独りで隅っこで剣術の型と「打開」をやる。
剣術は専門じゃねぇけど、剣を真っ直ぐ振れるようになりてえもんだわ。
「打開」は左右に体を入れ替えながら手刀を大きく振りおろし、震脚しながら腰を落とし、両手を左右に広げる。
鏡で姿勢のチェックしたら、お尻がプリッと突き出ててカッコ悪かった。修正修正。

その後は「大和道」。
同じ型でも、関節技と投げ技のどっちで極めるかで違うのね。
先週よりはマシだったかな。どうやら右ひじを極められるのを怯えるあまり、右膝を突っ張ってしまってたみたい。膝を抜いて、逆らいすぎないようにすればそんなに怖くない。

Aくん大和道初体験。
Aくんの関節の可動範囲が狭いのにびっくり。自分でも結構堅い方だと思ってたけど、もっと堅い人もいるのねぇ。手首、ヒジ、肩の関節がそれぞれ少しずつ可動範囲が狭いと、最終的におっそろしく動けないのね。私ごときの技でも十分極め切れました。
Aくんの握力のなさにもびっくり。柔道三段だから、リンゴぐらい握りつぶす握力があるんだろうと思い込んでたけど、そういうもんじゃないのね。いわゆる「雑巾しぼり」ににた掛け方をする技があるのだが、それが全く効かない。なんか、すんごくびっくりした。

まあおふざけの範囲ではあるのだけど。
Aくんと組んでの型稽古中、技のじゃまをされた。
握力がどうあれ、関節の可動範囲がどうあれ、数十キロの体重差のある相手に抑えられちゃ掛かる技もかかんねぇや、と思ったんだけど。
よく似た型の、別流派の技、ちうか大東流で習った小手返しを掛けてみた。
すぱっ、と型に入れた。
流石に投げなかったけど、多少は合気の技が自分の中に残ってんのがうれしかった。

終了間際、超接近戦でのカウンターの練習をちょっとだけやった。
オモチロイね!この練習。
聴勁と組み合わせてできるようになりたい喃。
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No.173|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/02/03(Sun)23:08

この日は珍しく、居合道の稽古をしてる方がいた。

最近、区民体育館の一部では居合の稽古を禁止するところがあったりするのだが、だったらどこで稽古せいっちうねん、とか思う。やれる場所他にないじゃん。夜の公園で振ってたら警察呼ばれかねないし。

ま、どうせどっかのキ印野郎がねじ込んだんだろうね。
この世界、イカレポンチにゃこと欠かねぇからな。

姿勢の良さ、型の決まり具合、我々のようなものに対しても腰の低い応対をしてくださってる辺り、かなり長い間修練を積まれている方なんだろうな、と思う。
見習わなきゃね。


この日も大和道の稽古が中心。

誤解されることが多いのだが、型稽古というものは相手の技を邪魔しちゃいけない。らしい。
頑張って掛けられないようにするのではなく、理想の形をお互い身体で覚える。
実際の動きの中で使えるようにするには、別の種類の稽古の中で磨き上げて行けばいい。
「歩けもしない我が子に、走り方を教える親がいるでしょうか」ってヤツの一種だと思う。

だがしかし、頭で分かっていても、身体が逃げちゃうのだ。
「大力落とし」だったかな。相手の手首を取り、外側から小手でヒジをくじく技。
左はちゃんと受けを取れるのだが、右がマズイ。
瞬間的に、身体が恐怖を感じて受けの動作でなく逃げの動作をとってしまうのだ。
これじゃ相手の稽古にならん。
今後の課題だなー。

「欄干落とし」が気に入った。
とっさの時に、切り札になるぞ、こりゃ。
忘れないように、いつでもつかえるように、しっかり復習しなきゃ。

打ち下ろしをフンワリ受けるやり方も面白い。
空手にも、合気にもなかった受け方だ。


先週からの課題、前手でどれだけ威力あるカウンター(寸勁、といきたい)が撃てるか。
先週のを1として、理想を10としたら、だいたい3ぐらいだったかな。
少しは威力を出せたけど、倒せるほどじゃない。

稽古仲間の言葉じゃないけど、防具の上から「七孔噴血」と行きたいものですな!
って人殺しじゃん。
少なくとも稽古相手は殺したくないぞ。


久しぶりに、スパーの中で上段廻し蹴りが出せた。
離れ際のいいタイミングだったので、たぶん有効打にできたんじゃないかな。
腰を痛めて以来、久しぶり。
膝を返す蹴り方の、いわゆる変則廻し蹴り。
ああ、よかった。まだ蹴れるよ、オレ。

No.167|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/01/28(Mon)03:08

週末の定例稽古。

今週は「大和道」って言ったかな。
対錬で型の稽古が中心。

遅刻してったので、十分なウォーミングアップも無しにスタート。
身体の動きに不安はなかったのでフツーに技を掛けられてみたのですが。

メリメリメリメリ!

うお!
関節が、筋が、腱が、悲鳴をあげておる。
痛み、というよりその感覚にびっくりしたわよ。

起きてたつもりだったけど、身体は全然目覚めてなかったのね。

眠い時にはヒジ関節を極められることをオススメしますよ。
一発で、芯まで目が覚める。

問題は、誰に掛けてもらうか、だが。


相手の動きに合わせてカウンターを取る練習。
結構よく動けた。

普段から少し意識してはいたのだけど、横移動が上手くいったと思う。
相手が動いたのに合わせてちょっとだけ横にずれ、同時に攻撃する。
今までみたいに、反応しきれなくて硬直することがあんまりなかった。

基本功を普段やる時に、ひし形に移動する歩法をちゃんとやってる成果かな。
継続しようっと。

あとはアレだ。
相手の攻撃を外して懐に入ったはいいが、威力のある攻撃を出せないことの方が多いから、その辺どうにかしなきゃな。

具体的には前手での発勁。
できれば寸勁。

がんばろっと。


稽古仲間と話してて、嫌な仕事は断りゃいいじゃん、ということに気づく。
あとで面倒なことになるかもしれないけど、ま、それはそれで。
他のとこでがんばるとかー。

天秤にかけて、どっちとるか、ってことだよな、結局。

ふむ。

No.161|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/01/20(Sun)03:42

この日ものんびり基本功から。

ある程度身体が暖まったところで、久しぶりにサンドバッグを叩いてみた。

・・・痛ぇ!

前回のあんちゃんを笑えねえわ。
なんかこう、骨が弱くなってるわ。
人差指と中指の付け根をきっちり当てると、そこから衝撃が手の甲の骨を伝って手首へ抜ける。
うお、前には無かった感触。ピリピリする。骨そのものがダメージ受けてる感じ。

確かになぁ、最近、あんまり骨には負荷かけてなかったし。
脛と拳はもう少し鍛えておかなきゃなあ。


対錬を色々。

剣をお借りして、纏絲勁(てんしけい)の練習。
中国の剣なんで、反りが無くて両側に刃が付いている直刀。普通の木刀と勝手が違うので難しい。
やってることは互いの剣を触れさせたままぐるぐる回してるだけなんだけど、全く剣先をコントロールできない。すぐに相手の剣から離れてしまう。それじゃダメなんだけどねー。纏絲はくっついてナンボだから。

よく言われる言葉に「棍は十日(中略)剣は万日」ってのがありまして。あれ、日数違ってたかも。
要は棍、つまり棒術より剣術の方が難しいよ、って意味らしい。その難しさって結局のところこの纏絲勁をマスターできるかどうかにある、とか。

根底にフルコン系の初歩的な動きが染みついているんで、防御は全て「弾く」動きになっちゃう。
触れたまま、自分と相手の動きをコントロールし続けるのが難しい。
ちょっと気を緩めるとすぐに離れようとしてしまう。で、それを戻そうとあがくから剣先がカチカチ鳴る。アル中の人か、あたしゃ。

途中で「ランドリオール」ってマンガを思い出す。
「剣先の1インチまで自分のものにしないと」
だったかな?そんなセリフがあって。
確かに武器を握っているんだけど、それは自分の身体の延長と考えなきゃ、そう感じなきゃいけない。
握る手のひらに伝わる感触を感知してから反応するんじゃなくて、剣先にまで神経が通ってることをイメージして、反応する。
車の運転と、ちょっと似てるかも。

そう考えたら少しマシになったけど、まあマシになったかもね、って程度。
練習ですな。

推手(すいしゅ)も久々に。
・・・全然ダメ。
バランスが悪い、動きが硬い、いいとこナシ。
推手は一人じゃ練習できないしなあ。どうしたもんだか。
「油を塗った球体のように」かー。
なかなか上達しないねぇ。


稽古後、塾の同僚のセンセイが同じ体育館でバレーの試合に出てるって話を聞いてたんで、のぞいてみる。

・・・おかしい!
塾では見上げてでないと話ができないくらい身長のあるセンセイが、コートの中ではどっちかってぇと小柄に見えるよ、ママン!
バレーボーラーってどんだけでっかいんだ!

No.157|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/01/12(Sat)16:04

初稽古。


いきなり寝坊。
今年も先が思いやられる。
うー。


ぽちぽちと、基本功から。
前半分だけで、お腹のあたりが暖かく感じられる。
「気が通ってる」ってことなんでしょうか。

基本功をやってる途中、いかつい兄ちゃんが道場に入ってきた。
いや、区民体育館だから誰が入ってきてもいい場所なんだけど。
ジャージ姿で、結構大柄で、なにより顔つきが怖い。
ヤンキーマンガにでも出てきそうなタイプ。

職員さんに手伝ってもらって、サンドバッグを吊るしてる。
おー、なんだろ、フルコン系の人かな。
ジャージの上着を脱いで、裾をまくって脛を出した状態でバッグを叩き始める。

おー、きっと、物凄い叩き方するんだろうなあ。
なんせ顔がおっかないし(妙な根拠)。
くねくねと動きながら、見るともなしに見続ける。

・・・いつまで経っても、あんまり強く打たない。
ドシンもバスンもドカンもない。
ぺしぺし、ぱすん。
あー、分かる分かる。
ここのバッグって表面がビニールっぽい素材だから、全力で打つと皮膚が痛いんだよな。
別の体育館に吊ってあるのは革製で、実に柔らかで打ちやすいんだけどなあ。
まあ、聞くところによるとどこかの誰かからの寄付だっていうから、贅沢言える立場ではないのだが。

うーん。
顔つきが怖いから、もっと上手いのかと思ったら、そうでもないみたいだ。
始めてから一年も経ってないくらいなんじゃないかなあ。
ガードも甘いし、あの体格ならもっと力の乗せようがあると思うんだけど。
顔で判断しちゃダメか、やっぱ。


心眼流と剣術の対錬やってる間に、そのあんちゃんいなくなってしまいました。
30分もやってないんじゃないかな。
・・・見すぎた?


いつぞや書いた、「両手に刃物を持った相手にどう対応するか」をテーマに、色々試行錯誤。

片手にナイフ、くらいなら何度もやってるのだけど、両手に、となるとまるで話が違ってくる。
片方受けるともう片方が、と思っただけで動きが乱れる。
おもちゃのナイフで攻守交代しながら色々試したけど、いったい何度大怪我した(ことになるん)だろう。

 素手での攻防は困難である
 攻撃肢の外側で完全に背中を向けてから腕を脇に取り、小手返しするのは超有効
 柔道家は懐に入ろうとするので、高確率で死ぬ。ただし、両手首を一合でキャッチできたら逆に圧勝
 突っ込んでくる相手への前蹴りは、カウンターにもなり有効。ただし、蹴りがスカされると拙い
 横蹴りは意外に間合いを取るのが難しい。姿勢も崩れる

こんなかんじかな。

難しいねえ。

No.149|稽古Comment(0)Trackback()