定例稽古のメモ。
いつもなら誰か彼か稽古をしているのだが、この日はめずらしく誰もいない。
ま、連休の初日だからね。
駐車場にめずらしく警備員がいた。
入ろうとしたら止められて、何しに来たのか聞かれたので正直に挌技室使いにきた、と答えたら愛想よく通してくれた。バレーボールだかフットサルだかの大会が開かれていたので、そこで雇ったのかな。
ほとんどの場合、なんかの大会が開かれてると関係者で駐車場は埋められる。
多少知恵の回る団体だと「関係者はあっちの遠い駐車場に」って通達を出してくれるんだけどね。
まあしつけのなってないド阿呆の方が多いから、誰も言うこと聞きやしませんがね。
ちなみに、今まで一番しつけの行き届いてた団体は少年の剣道。
「剣道関係者はここに停めるな」の看板一つで、ほとんどの人が遠くの駐車場に停めてましたな。
逆に一番ひどかったのは教職員の団体。
誘導するのに使う棒状のものを持っていながら何にもしねぇわ、手前ェらの仲間は停めさせて他の客は締め出すわ。嘘でもいいから下手に出てくれりゃ気も晴れるのですが、しまいにゃ聞こえないフリしだす始末。
そのくせ「おたくら何の団体?」って聞くと「教職員組合」って答えるおつむの弱さ。
槍で突いてやろうかと思ったものじゃよ。
コツコツと基本功。
形意拳の基本、五行拳のうち二本、劈拳と崩拳。同じく虎形と馬形。
最近この辺はあまりやってなかったので、結構足にきた。汗も噴き出す。
だのになぜ痩せない。
珍しくAくんが比較的早い時間に来る。
最近利用時間ギリギリに来たりお休みしたり、って感じでしたが。
稽古仲間がAくんを捕まえて柔道の打ち込みを始めたので、独りで隅っこで剣術の型と「打開」をやる。
剣術は専門じゃねぇけど、剣を真っ直ぐ振れるようになりてえもんだわ。
「打開」は左右に体を入れ替えながら手刀を大きく振りおろし、震脚しながら腰を落とし、両手を左右に広げる。
鏡で姿勢のチェックしたら、お尻がプリッと突き出ててカッコ悪かった。修正修正。
その後は「大和道」。
同じ型でも、関節技と投げ技のどっちで極めるかで違うのね。
先週よりはマシだったかな。どうやら右ひじを極められるのを怯えるあまり、右膝を突っ張ってしまってたみたい。膝を抜いて、逆らいすぎないようにすればそんなに怖くない。
Aくん大和道初体験。
Aくんの関節の可動範囲が狭いのにびっくり。自分でも結構堅い方だと思ってたけど、もっと堅い人もいるのねぇ。手首、ヒジ、肩の関節がそれぞれ少しずつ可動範囲が狭いと、最終的におっそろしく動けないのね。私ごときの技でも十分極め切れました。
Aくんの握力のなさにもびっくり。柔道三段だから、リンゴぐらい握りつぶす握力があるんだろうと思い込んでたけど、そういうもんじゃないのね。いわゆる「雑巾しぼり」ににた掛け方をする技があるのだが、それが全く効かない。なんか、すんごくびっくりした。
まあおふざけの範囲ではあるのだけど。
Aくんと組んでの型稽古中、技のじゃまをされた。
握力がどうあれ、関節の可動範囲がどうあれ、数十キロの体重差のある相手に抑えられちゃ掛かる技もかかんねぇや、と思ったんだけど。
よく似た型の、別流派の技、ちうか大東流で習った小手返しを掛けてみた。
すぱっ、と型に入れた。
流石に投げなかったけど、多少は合気の技が自分の中に残ってんのがうれしかった。
終了間際、超接近戦でのカウンターの練習をちょっとだけやった。
オモチロイね!この練習。
聴勁と組み合わせてできるようになりたい喃。
PR