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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/05(Mon)23:48

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定例稽古

2008/11/17(Mon)11:29

いつもの区民体育館が使えなかったので、別の体育館へ移動。
こういう場合、たいていT体育館へいくのだけど、K体育館に久々に行くことに。

居合と杖術の2人組
極s会館の少年部20名ほど
小学生対象の柔道6名

とナカナカにぎゅうぎゅう詰めだった。
と言っても極sの少年部は私が着いたころには稽古はほぼ終わって解散し始めてたんだけど。

柔道を指導されていた女性がカッコよかったなー。
小学生のチビッコなんて、担いで投げるどころか自力で立つのも危ういような生き物なのに、厳しすぎず、甘やかしすぎず、キチンと指導されてた。

遠目には結構別嬪さんに見えたしなー。
お友達になりたいと思いましたが、向こうからすりゃ怪しい技を稽古してる怪しい親父にしか見えないだろうなー。

でも、あのノシノシとした歩き方は、女の子ってより「柔道家」だったなー。

柔道家のAくん来てたら楽しかったろうにね。
あたしゃぼーっと、「うめぇなぁ」と眺めてただけですが。
それが怪しいのか。


自分らの稽古。

大東流の基本を数手。
忘れてるなあ。

気が立ってたり「スイッチ」が入ってる時って、我ながら基地外じみた過剰な反応するな、これって空手だけやってたころに身についたのかな、とずっと思ってたのですが。

違うわ。

たぶん、大東流なんかの合気系の稽古のせいだわ。
手首を取られる寸前の、筋肉の反応とか意識の走らせ方とかの方がずっと近いわ。
昔通ってた道場で教わったやり方だと、触れられる寸前に筋肉と神経を全開にしなきゃいけない。
合気ならその後、比較的ゆっくりした動きに戻れるけど、合気の技のこと一切考えないで身体が動くのに任せてると、全開のまま攻撃・制圧の動作に入っちゃうので過剰になりがちなのだ。

キ印だなあ。


その後、

大和道(関節、投げ)
心眼流

打撃の稽古。
頭部へのストレートを、頭を振ってかわし(スリッピングっていうのか?)、同時に内腿へローキック、蹴り足を引かずにそのまま踏み込み、靠(肩や背の体当たり)を入れるコンビネーションを繰り返す。
踏み込んだときにフックで顔面を狙われると腰が引けちゃうので、顔面のガードをしっかりするのを忘れないように。
素手とか棒くらいならそのまんま使えそうだけど、ナイフだとちとおっかねえかな。

先日、Aくんの彼女さん(そういやこの人もAさんだ)が稽古に参加されたときに、
「この人のナイフ使い、危ないデスよ」
とかAくんに言われて、実際にAさんと立ち会ってみたんだけど、確かに危険だった。
てか、アレですな。
昔「ホーリーlンド」ってマンガに出てた、致命的な怪我をさせずにプレッシャーとダメージ与える方法ってのと同じだったんですな。急所を狙わず、振り回して切り傷をつけるってヤツ。
刺してこないから、キャッチしにくいことこの上ない。

相手が野郎だったら、ナイフ無視して前蹴りか横蹴りでぶっ飛ばしてお終いなんですけどねぇ。体格差もあるし。人様の彼女さんを蹴っ飛ばすのは気が引けるなあ。

とかいう迷いが最大の禁忌なんだろうね、きっと。
やるんなら容赦なく。それが一番の基本なんだろうね。

ローキックから靠のコンビネーションは結構お気に入りなんで(使えるかどうかは別)、研究しようっと。

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No.330|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/10/21(Tue)00:36

2週ぶりの定例稽古。



多少人数は減ってきてはいるようだけど、この日もカラーテキッズとママさんズが大勢。
油断してるとじわじわとこちらの領域に入ってきてヤな感じ。

武器振ってるそばに来させんな、っつうに。




内田流短杖術の基本。

お互いに歩み寄りつつ、正面から切り下ろしてくる剣をかわして小手打ち。
正中線にそって切り下ろしてくるだけなので、理論上は身体開いて半歩ずれれば十分かわせるハズなんだけど。やっぱ怖ぇや。無駄に大きく動いちゃう。

「表」は右にかわす。
前に出てる右足を右方向にずらし、左足も続いて右へ。
右手の短杖を同時に振り上げる。振り上げ方は「車輪剣」って言ったっけか。振り上げるのと同時に握りを調整して剣先が方の外側に軽く触れるようにするヤツ。天井の低い室内でも引っ掛けることなく振りかぶれるし、攻防同時なんで重宝する。
杖術の「着杖」と同じように、相手をのけぞらせるように小手打ち。そのまま相手の腹部に杖の先を付けて反撃を封じる。

「裏」は左にかわす。
こちらは左足から動く。
右前に構えていると後ろ足から移動を開始することになるのだが、これが実に馴染みの無い動きなので笑っちゃうくらいジタバタしてしまう。何度真っ二つにされたことか。



M氏の投げ技の打ち込みの相手をする。
ここにさんざん泣き言を書いたので、投げるのは勘弁してもらえた。いやお恥ずかしい。



Aくんが遅れて登場。

キックミットを使ったローキックの打ち込み
ワン・ツーをかわしざま内股へのローキック+アルファ

をAくんのアップがてら。
「実はですね、ボク明日柔道の試合に出るんですよ」
先に言え、ばか者。

M氏が打ち込みなどで感じた疑問点をAくんに訊く。
私は実験台。
もちろん投げられるのは断固として拒否。おっかないから。


先日の柔術の稽古で教えてもらったAくん対策をいくつか試させてもらう。
骨子の部分は十分使えそうだけど、何の訓練も無しに使えるほど甘くは無いようだ。
柔道家の横四方固めってのはすげぇなあ。

昔体育の授業で習った横四方は、片手で首と肩を、もう片手は股座から帯を取ってたけど、今は帯取らないのね。なんで、って聞いたら「こうなるんです」ってそのまま三角締めに入られた。むぎゅっ。



絶招を一手。

左手でけん制(前手をつかんで下げさせるとか)し、その間に後方で振りかぶった右手刀を大きく振り下ろし、同時にスネや膝辺りに右足先の蹴りを飛ばす。この時点で十分な溜めができてるので、蹴り足を下ろさず踏み込み(正中線に入りたいところ)、肩でも肘でも頭でもどこでもいいから体当たりをかます。

心意六合拳なのかな?
いいなあ、コレ。実に良い。
ポチポチ練習して身につけておこうと思う。



こんな感じだったっけかな。

No.323|稽古Comment(0)Trackback()

柔術メモ

2008/10/16(Thu)12:33

ここんとこ、定例稽古が仕事の都合や持病のサボり癖(病気ではない)でできてないのだが、偶々教えてくれる人との都合が合ったので、柔術の稽古をしてきた。

ブラジリアン柔術、ってヤツね。
寝業重視の、組み技競技。


今回も引き続き、スイープ(組み敷かれた状態から相手をひっくり返す技術の総称)のひとつ、「オールドスクール」をひたすら磨く。

前回稽古つけていただいたお弟子さんがやってたのに近いものが、かろうじて再現できた、と思う。今まではブリッジの出来損ないみたいな形で相手を崩すのがやっとだったけど、「相手の下敷きになってるのに肩が浮いて起き上がれ、そのまま巻き込むようにしてスイープ」ってのができた。

「のしかかられてるのをブリッジですべり落とす」のではなく、ちょうど「使い古しのチューブの中身を全部使い切るために端の方から巻き込む」ように感じられる。当然、下になってる自分からすると、右上に放り出すのではなく、起き上がって前進してく感じになるわけだ。

相手の胴に回してる、左腕が命だ!と思う。
たぶん、ボルタリングって言ったっけか、あの突起の付いた壁を登るヤツ。
アレやると寝業上手くなりそう。
腰の調子もいいし、雪が降る前に一回行ってみるかなー。

絡めた足の、ホイップアップは必須。

左前方、左横、左後方の順番。



相手ひざ立ち、自分体育座りの状態で、差し合いで負けて脇を取れなかったとき。
1)両腕閂から後方に倒れつつ左足で相手右足内腿をを跳ね上げ、転がしてマウント。
2)耐えられて返せなかったら右足で逆の足を跳ね上げる。マウントは無理なので、体を入れ替え袈裟固め。
3)1)で閂とれずに左手を床について抵抗されたら、手首を五指で握り(鉤手ではない)、腰方向に引きつけてコケさせる。



定例稽古で一緒のAくんにのしかかられると身動き取れん、と愚痴ったら色々教えてくれた。
基本的には以前習ったものと一緒。
顔を上げさせ、隙間を作る。
初めて習ったときには「えげつなっ!」って思ったけど、各種感覚器官に指を捻じ込むのに比べりゃ、十分紳士的ですわね。

横四方固めからの脱出も教わった。
いや、これも以前習ったと思うけど。
下敷きにされてても、肘の使い方一つで身体の動きが劇的に変わるんで面白かった。
相手の右肩側から左手を回して左肩(よりも少し肘近く)をつかむ。左手の力の入れ方ひとつで、わずかに右ひざを差し込む隙間ができる。
「身体の配分を変える」って言ってたなあ。
たぶん、古流の技術を使って介護を楽に!って部分にも応用されてるんだろうと思う。

こんな感じかな。

No.321|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/09/29(Mon)12:07

ナニやらいつもの体育館がいっぱいらしく、別の区民体育館に向かう。

先客の空手の先生にご挨拶して端っこを使わせていただく。
野放しのカラーテキッズとお母さんズとは違い、こちらでよく会うこの伝統派(正統派?)の空手の先生は、挨拶したら気持ちよく使わせてくれるし、弟子の小学生をキチンと見ていらっしゃるので実に有難い。


心眼流の素振りと型を一通り。
振り回す腕を斬撃のレベルまでもってくのが心眼流だって聞くけど、道は遠い喃。
そう思ってんなら毎日素振りしなきゃねぇ。


M氏と遅れてきたAくんの二人に、柔道の技「腕返し」を教えていただく。
・相手の右袖を右腕で取り、左手で右襟を取る。
・左腕を返して襟を引き下げ、相手の頭を下げさせる。
・右腕を腰から背中に抜けるよう押し付ける。
・相手の足元に体を投げ出し、相手を前転させるように転がす。
・すぐさま起き上がり、寝技に移行する。

コツとしては、引き下げた襟を、ちょうどタスキか背負いヒモの様に脇に巻きつけるように返すこと。巻きつける軌跡をそのまま延長するように力を加え続けること。そうすることで頭は下がるし、前転させる運動を作り出せる。前転の補助をするようなカンジらしい。

相手の安全を考えればこのやり方だが、襟を脇に巻きつける代わりに肘を攻めれば、多分「コリッ」と肘か肩のどっちかがイカれると思う。本来はこっちなんだろうね。

「引く」動作に力をどう込めるかがよく分からん。
「立ち方が空手だ」と言われても、どう違うのかがよく分からん。
難しいけど、楽しいねぇ。


M氏の稽古相手として「一本背負い」の打ち込みをやる・・・ハズだったんだけど。

怖ええよ!背負い!
打ち込みだから、フツーに立ってなきゃならないのに、怖くてついつい腰を落としてしまう。
まあちょっと腰を落としたぐらいじゃ防ぎきれるものじゃないんですが。
担がれた瞬間、全身が恐怖のあまり硬直してしまう。
このまま投げられたら、絶対受身しそこなって怪我する!
と思ったんで、担ぐとこまでで泣いて謝って勘弁してもらいました。

実際には腰の高さから前転するだけなんだけど、感覚ではM氏の肩の高さぐらい(160センチ近く?)から落とされる感じがする。
大東流だと「転がされる」ぐらいの感じだから、ずいぶん違うもんだなあ。
少しずつでも慣らしていかなきゃねぇ。


久しぶりに、打撃へのカウンターの稽古もしたんだけど。
いつぞやAくんの回転肘打ちと真っ向からぶつかり合った右拳がまだ痛い。
胴体の防具を試しに打ってみたら泣きそうになった。
・・・あれ?もう何週間か経ってんのに。もしかして、骨がどうにかなってたのかな?
あれえ?


No.315|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/09/21(Sun)23:58

いつもの体育館に行ってみたら、
「専用使用になっているので使えません」
だとか言われた。

なんじゃい、例のカラーテキッズども、ついに我々を締め出しに来たか、とか思ったけどさにあらず。

「スポーツチャンバラ」やってんだと。

スポーツチャンバラってのは、チャンバラごっこをルール整備して競技にしたもの、らしい。
いやまあ習ったことがあるわけでなし、入門書にちらっと目を通したぐらいなので一応「らしい」と付けておきました。

一般的な長さの刀のほか、薙刀だの槍だの、確かヌンチャクとか鎖鎌なんかの少々特殊な兵器なんかもつかってたハズ。ただ、どの武器も当たっても深刻なダメージにならないよう工夫されてるので、そういった意味では注目してるんだけど。

どこでやってるのか知らないのと(だったら、調べりゃいいのだけど)、攻撃の有効判定があまりにもシビアなので自分で本格的にやることはないだろうな、と思う。聞いた話だと、かすめただけで有効と判定されるとか。どんな猛毒塗ってあるんだ、そりゃ。もちろん、競技として発展させるためには必要だってのはわかるんだけどね。
その動きに慣れちゃうのはよくないな、と個人的には思うので。

競技としての面白さを否定するものではないので念の為。


せっかくなので、ちょっと覗かせてもらった。
指導者の方は袖の長い胴着を着てらしたけど、参加してる子どもたちがそろいもそろって普段着だったのでちと驚いた。体験コースとかだったのかな?


別な体育館に移動する。


今日はずっと杖術の型稽古。

先週やった「着杖(つきづえ)」の復習。
杖の中央を右手で持って体側に垂らした「常の構え」から、正面に杖を持ってきて手の内で滑らせ、床につける。
それを見て剣は剣先をこちらに向けてから構え、つかつかと近寄り、切りおろす。
杖は右後方に「すっ」と下がってかわす。その時の動きは「し」の字や桂馬の逆っぽいカンジで。重心は後方、左手足を前に。杖には両手を添え、ちょうど鍬を振り下ろしたような感じで持つ。いや、後屈立ちで鍬振り下ろすヤツはいねぇけどさ。
杖の先を、右側に半月を描くように振り上げ(振りかぶり過ぎない)、相手をのけぞらせるように振り下ろし、小手を打つ。同時に杖の先で相手の腹を抑える。形意拳の槍の振り上げ方と混同して覚えてたので注意。
剣はそのままでは何もできないので、一歩下がって上段に構える。
杖は前にある左手ギリギリまで杖を引き、突きの用意をする。この時、相手から見てこちらの杖は先端の「丸」しか見えないようにする。これはもちろん、距離を読ませないため。左手を伸ばして「迎え」に行かないように、引いたときに沈み込まないように注意。
剣は切り下ろしたいけど、行ったら間違いなく突きのカウンターを食らっちゃうのでためらう。
その間に杖は後方の右手を剣にばれない様に持ち方を変え、右足を一歩踏み出しつつ、杖の後方に伸ばした側を振り下ろす。狙うは上段に構えた剣の左小手。斜めに回転させないように、左手を下げないように、右手を上手く滑らせるように注意。
収式(っていうのか?)は省略。離れ際も隙を見せないように、ってことね。


さらに「雷打」らいうち、だったかな?

右手足前の正眼で構えあう。
ただし、杖は右手を逆手に握る。手首を返さず、肘を伸ばし切らず、とコレが難しいんだけど。
正中線は絶対に取らせないようにしないといけない。仮想敵は剣術だから、前に出てこられただけでこっちはザックリだもんね。
で、正中線を取れない剣は仕方ないから上段から肩口に斜めに切り下ろそうと振りかぶる。
すかさず杖はまっすぐ踏み込み、同時に杖を頭の上にかぶるように持ち上げ、先端で中段を突く。天秤打法の逆、って書いて分かる人いるのか。
ここがどうしても上手くできずに苦労した。どうしてもまっすぐ入れないのだ。切り下ろされる前に踏み込んで止めるからかわす必要はないのに。怖いのかな、やっぱ。避ける分遅くなってかえって危ないのに。
振り下ろせない剣は仕方ないから一歩下がって斜めに、今度は首を狙う。
杖は瞬間的に転身、今度は左手が前にくる同じ姿勢で中段を突く。

と、いうことになってるんだけど最初の突きが丸で駄目の介だったので、独りでそこだけ繰り返し練習してたせいでこの辺はよく分からん。数回やったときも、その場で転身せずに下がる相手に間合いを詰めて密着しようとしてしまう始末。どれだけ追い詰められて必死になってんだか。
そりゃ武器の間合いじゃないっちうに。

他にも名前忘れたけど
・足切りを打ち返す
・引かれる前に剣の側面を打ちつける
・そのまま小手打ち
・中段に突き
ってのもやったな。



武器は未だに怖い。
型稽古だってのはもちろん分かってても、相手が武器を構えるのを見る度、
「あー、死ぬな、こりゃ」
とか思う。いや、素手の稽古してても思うけど。
武器のときは緊張感というか気力の消耗が桁違いだ。
この日なんざどーも武器の捌きが変だな、いやいつも以上に、とか思ってたら緊張のあまり武器を握った手が固まってました。そりゃ手の内とかどころじゃないよな。
初めて銃で人撃って、緊張と興奮のあまり銃から手が離せなくなっちゃった人みたいな状態。

「武器を握る力が生きる力だ」ってどっかの誰かも言ってたし、今はまあこれで良しとしておこう!

No.312|稽古Comment(0)Trackback()