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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)02:56

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定例稽古

2008/09/08(Mon)00:28

週末の零例稽古メモ。



この日も大勢のチビッコとママさんたちが。
個別のやかましさが重なり合って、何の音だか全く分からないただのノイズに。
我々の話し声さえも打ち消され、聞き取りにくくなった。

目を離されたガキどもは走り出す。
そうなんだよな、ガキは広いトコに出ると走らずにはいられない生き物なんだよなぁ。




無防備に突っ込んでくるガキどもがいるのを無視して、武器の稽古をする。
先週に引き続き、木刀で剣術の基本の型をやる。

日本の剣術と形意拳の刀の使い方での違いは数多くあるんだろうけど、そのうちの一つ。
腰の使い方について。

形意拳では攻撃の後、後ろ足を引きつけるのと同時に強く足踏みをする跟歩(こんぽ)と呼ばれる歩法を行う。その際、腰骨は後傾(って言うのかな?尾てい骨の先端を前方に押し出すカンジ)している。

一方日本の剣術では腰骨を前傾させる。
ちょうどお尻だけを後に突き出した状態。素でやると変な格好だけど、袴姿でこの姿勢を取るとカッコイイ。「袴腰」って言うぐらいだし。
いやまあ、カッコは置いておいても、この姿勢を取ると、振り下ろした木刀にいい感じで体重が乗る。
なるほど、それで斬れるような術理になってるんだね、きっと。

両者は全く逆の腰の使い方をしていると言うわけだ。



で、だ。

密度は兎も角、長いことやってるだけあって、形意拳の腰の使い方はそこそこできるようになっているんだけど。剣術は、剣道を含め、全くやったことがない。

ちょっとでも気を抜くと、すぐに形意拳の腰になってしまう。
さらに油断すると、空手の前屈立ち(前足を深く曲げ、後ろ足をまっすぐ伸ばした姿勢)になってる。
剣術では刀の重さがあるからか、前方に重心を置くことは無いらしい。斬れりゃいいけど、外された日にゃあ次の動作が遅れるんだもんあったりまえだよな。

これでは全っ然日本の剣術ではない。
ムキー、となりながら延々と独りで型を繰り返す。

携刀(左手に刀を持ち、自然に手を下げた状態)

帯刀(腰の高さに刀を上げる。刀を腰に差した状態)

抜刀して右足を一歩進めて正眼。(握り方と木刀の先端を喉の高さにすることに注意)

左足を一歩進めて八双。(制定は手をアゴの横に、古流は耳の辺り?)

右足を一歩進めつつ、切り下ろす。
 ・振りかぶらない(後へのけん制はこの限りじゃない)
 ・地面と平行になるまで振り下ろす
 ・袴腰で。もちろん形意拳のように跟歩しない。けど継ぎ足はする。
 ・手の内を絞る(親指方向に。槍のときとは逆)

もー考えることが一杯。てか考えてる時点で駄目の駄目駄目なんだけど。
木刀握って、正眼になっただけで全身から汗が噴出す。
いくら蒸し暑いってもこれはないだろう、と自分でも思った。
自分の両腕が、見る見る汗まみれになってくの。どっか壊れたのかと思った。


久しぶりにAくん登場。
「おお!久しぶり!」
「どーもー」
「えーと、教採(教員採用試験)どうだったの?連絡しようと思ってたんだけど」
「今日がですね!二次試験の日なんです!」

時計を見る。
午前11時。
Aくんの姿を見る。
ラフな格好、肩には道着の入ったリュック。

「んー・・・・・・。お疲れ様でした!」
「今から来年の勉強始めてます!」

いやはや、残念でござった。
お祝いのアサヒビール園工場見学はまた来年ですな。


AくんはM氏と柔道の打ち込みを。
私は前述の型を繰り返す。


キックミットでローキックの打ち込み。
ミットが安物だから、そろそろ受けるのがキツくなってきた。

珍しくハイキックの打ち込みも。
足が上がらないわ、気合いれたら硬直してかえって威力が落ちるわ、酷いもんでした。


Aくんに頼まれて、中断の突きを連打。
Aくんはそれを受けて投げに入る練習をしたいらしい。

左の突きを受けて、内回りに絡みつくように脇を差してくる。差しきったところを上から見ると、るとちょうど「ハ」の字の位置関係になる。こちらの左腕は、相手の右腕に絡め取られているから逃げられない。
そこでAくんとしては投げを打ちたいようなのだけど、こちらはまだ右手がフリーだし、間合いも申し分ない。
次の動作に入る前に、一発か二発は打てる。
もちろん彼もそのまま打たせてはくれない。防御してくる。
防御に気がそれれば、ホールドも甘くなるので逃げ出すことも可能になる。
引っこ抜いて間合いを取って、接近して連打して・・・以下繰り返し。

「のんたろうさんを、投げたぁーい!」
「投げれるじゃん」
「投げれるじゃん」

M氏と二人で突っ込む。

どうやら、打撃をかいくぐって投げ、ってのを極めたいらしい。
柔道ルールなら刹那も持たずに宙を舞うこと疑いなしなのですが、総合ルールで、ってことらしい。
それだって前やってたのにねぇ。

右手の突きに対して、何を思ったのか急に腕を解き、回転するAくん。
左の回転肘打ちを出してきた。
流石にちょっと遠いし、当たらないんじゃないかなぁ。
案の定、見当違いの方向に突き出される肘。
だがしかし、肘の出された位置ってのが私の右拳が狙ってた場所で、打った拳は止められなくて。

ベキッ

一瞬、折れたか、と思うようないい音が右拳の人差し指からした。
ピコピコ。
大丈夫、動く。折れてない。そのまま稽古を続ける。


ついでに寝技の稽古も少しだけ。
ハーフガード(片足への二重がらみ)からのスイープ、つまり、相手に押さえ込まれかけてるときにどうやってひっくり返すか、って技の練習もしてみた。
定例稽古とは別に、柔術の人に教えてもらってる技「オールドスクール」をちょいと試してみたかったんだけど。
Aくんにお相手を願う。

「二重がらみ、取らせてね」
「そして、ボクはどうすれば?」
「えーとね、じゃあのしかかってみて」
「いいんですか?いいんですか?行きますよ?そりゃあ!」
「むぎゅ」

技どころか、動くこともままならない。
私だって無駄に体重があるほうだが、さらに3,40キロ重い人を上に乗せちゃ何にもできませぬ。

「例えるなら、芯に鉛の詰まった羽毛布団を被せられたかのような」
「水銀の詰まった布団とか」
「どっちにしろ、身体に悪そうですね」



M氏の発案で、3人がけをやってみる。
一人に対して次々掛かっていく、空手などで言う「X人組み手」をもう少しお手柔らかにした感じなのだけど。
あっという間にスタミナ切れ起こして気持ち悪くなってしまいました。
んー、もともとスタミナは無い方だけど、これは酷い。

生活も落ち着いてきたし、また少し歩いたり走ったりするかなぁ。


家帰っていい音がした右の人差し指に湿布を貼る。
少し稼動域が狭くなって、力を入れると痛いけど、まあいつもの突き指程度でしょう。

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No.309|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/08/04(Mon)01:47

久々の定例稽古。

稽古は久々だけど、ここのところ毎晩ウォーキング、というか散歩をしてたんでそこそこ動けるかと思ったけど、駄目でした。いやはや、甘くは無いわね。

人通りが無いのをいいことに、ウォーキング中は手業の稽古もボチボチやっている。
いや、傍から見たら怪しさ全開だけど、そうでもしないとつまんないし、運動量自体足りない。
だったら走りゃいいんだけど、怪我したくないしー。
形意拳は相性がいい気がする。
特に、名前忘れたけど顔の前を前腕部で横に払うようになぎ、すかさず踏み込みつつ逆の腕で肘打ちを中段に入れるやつ。これいいわー。



定例稽古のメモ。
形意拳の基本と型を一通り。

ほとんどの時間を対ナイフの技術、というか「腹刺しに来られたらどうする?」がテーマに。
いやまあ大前提として、「武器があれば武器で、自転車があったら自転車で殴れ」ってのは踏まえた上で、「振り向いたらすぐそこにナイフ持ったキ印がいました」的なシチュエーションで。
下突きの要領で突き上げてくるだけなら、そこそこ対応できそう。ビバ十字受け。
でも、刃物持ってない方の腕で押さえつけに来られると、途端にやりにくくなる。
押さえつけに来た腕を越えて顔面殴ってしまえば手っ取り早いんだけど、そうすると腹部へのナイフを受ける腕が一本になっちゃうから十字受けほどの確実性は無い。
うーん。

さらに問題は続く。
運良くナイフで刺されずに組みつけたとして、それからどうする?
相手の腕を制しながら、何とかテイクダウンしなきゃならない。
転がる場所は恐らく路上だろうから、肘や頭から着地するのは避けたい。
相手の頭を打ちつけるのは仕方ないとしても。
柔道家じゃないんで、担げるわけもない。金的や目を狙いつつ、ひねり倒すしかできないよなあ。

倒した後もどうするか。
転がった直後、腕の制し方がちょっと甘くなってるみたい。必死になられたら逃げられそう。
転がる途中の足のかけ方で、マウントを取るスピードが全然違う。
奪刀には恐らく腕ひしぎ逆十字固めが安全かつ確実そう。
V1アームロックは抑える強さが足りなくなりそうなのと、空いた手での反撃(武器含む)が怖い。
股を締め付ける力が弱ってるみたいで、腕十字の極めが弱くなってるみたい。

立ち技から寝技、また起きて立ち技から寝技、ってのを繰り返すと見る見るゲージが減ってゆく。
途中で立ち上がれなくなるぐらい消耗した。

つくづく日常動作とは別物なのねぇ。


まあできないのは百も承知だ。
薄紙を貼り重ねるみたいに、コツコツやってくしかないわよねぇ。



昔見たニュースで、別れ話のもつれ(だったかな?)で、女の人を追い回して殺害した、ってのがあって。
信号待ちの車の周りをぐるぐると追い回した、なんて描写をニュースで聞いた。
「それって、ナイフ持ったヤツ、車で撥ねちまえば良かったんじゃねえの」
って言ったら当時親しかった人にドン引きされた。
「過剰防衛じゃないの?」って。
でもなあ、わざわざ車から降りてって怪我する危険を引き受けるのもイヤだし、かといって目の前で人が今まさに殺されそうになってんのを見過ごすのもイヤだし。
どんな理由があったとしても、刃物持って人追い回すようなのはまともな人間じゃないだろうし。
そもそもそんなキ印何ぞとは同じ土俵で攻防なんてしたくないのよね。

どうせ、静止した状態からアクセル踏み込んでも大して速度はのらないだろうから、大事には至らないと思うんだけどなあ。質量はかなりあるから、そこそこの衝撃にはなるだろうけど。


まあいいや。
特にオチもないまま終わる。

No.303|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/07/21(Mon)12:19

久々の週末の稽古。


てかさ、動いてないから身体重く感じるのは仕方ないとして、腹が重いってのはさすがにまずいんじゃないかと思う。てことでボチボチと走り始めることにしました。

この日の区民体育館には最近やかましかった大勢のカラーテキッズとママさんズは来ておらず、静かなもんでした。居合の稽古をしていらっしゃる男性がいらしたぐらい。カコイイなぁ、居合。ちゃんと袴腰でしたわ。

M氏に伺ったところ、私が来てない数週の間に、例のやかましい母子連中、すっかり気を使ってくれるようになったらしい。きちんと境界を決め、はみ出しそうになったらちゃんと注意をしてくれる。
ん、ありがたいね。とはいえ、ンなもんあったりまえなんですけどねぇ。

「やったことないのに子供に指導してるから、子供が間違って覚えちゃってるんだけどね。例えば・・・」

と2,3手やってみせてくれたのですが、フツーに上手く見えますが。
道着着てるからだよ、と謙遜されてましたが、年季入ってる分、間違った動作してもきちんと決まって見えるものなんじゃないかと思う。

ワタクシ個人的には是非いつも習っている指導者に来ていただいて、キチンと管理していただきたいんですけどね!


先日、焼き鳥屋の常連さんたちとゲーセンに行った時、車の中で寝てた人のいびきに驚いて心意六合拳みたいな構えをとって笑われた、と書きましたが。
M氏にも笑われました。
ただ、笑われただけじゃなくて「前に出てる足のつま先は上げておかなきゃ!」とか「こうで、こう!」とその構えからどんな技につながるかを教えていただいた。うん、ありがたいなあ。

引き込んで頭突き、虎抱頭、振り返りざま跳ね上げる動作(チョウリョウって言ったっけか)等等。
基本的にはどの技も体当たりに近い。間合いをあまり気にせず、同じ動作でも距離によって当てる場所を変えることで調整する。とっさの時に多彩な技ってのは足引っ張りかねないからね。

腹部への突きを叩き落しつつ引き込みつつ、頭突き入れて転身、そこから鉄山靠とかのコンボを考えたんだけど、これってそのままヴァーチャFァイターみたいだよな。いや、便利そうだけど。

形意拳を何本か。
どの動作のときも、沈み込むのを忘れずに。多少食らっても、正中線を奪って重い一撃を入れることを狙う。
身体の側方に拳を打ち出すのは形意拳じゃない。正中線から正中線へ。
型の途中、左右に両腕を開く動きが小さくなってたので注意。

心眼流の個人での型。
「素振(ふ)り」で右手を前方に振り上げた瞬間の左手の位置が高くなりすぎてた。顔の高さじゃなくて胸の高さに置く。各型の最後の動作(ムクリ)の最後の右手と混同しないように。

大和道。
半立ちでの脇固めの極めが甘くなってる。重心か、土台になる膝の位置か、腕の極め方か。

受けの動作。
顔への突きを擦り上げるように受ける受け方。
「ホッケーのように」カンカンと、受けたら次の瞬間には首筋へ一撃入れる、のだけど弾くような動作が上手くできない。いや確かに初めての動きではあるけれど。

あまりにもへばってしまったので、いつもより早めに切り上げる。

マメに走ろうと思う。
いや、精々ウォーキングから、かなあ?

No.297|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/06/30(Mon)03:49

定例、とか言って2週も稽古してねえし。
しかも来週からまた2週は出られないし。

これでは稽古仲間のAくんの試験合格祝いの百人組み手が、いつまで経ってもできないではないか。
・・・嘘です。
ワタシの人脈では百人もの使い手は集められないので、下手すりゃアタシが延々Aくんと組み手を繰り広げるという、どっちが百人組み手やってんのか分からない状況になりかねない。

いや、まてよ。
最近会ってないけど、焼き鳥屋の常連仲間、M野氏を連れ出せれば、87人分くらいやってくれそうな気もしないでもない。って無理か。新婚さんだもんなー。



で、稽古の話。
久しぶりにいつもの区民体育館の格技室に顔を出す。

・・・・ママさん連中とガキどもが増えてる!
3倍くらいになってねえか?

稽古仲間M氏が、責任者らしい人と話してる。
「私ら奥の方で稽古しますんで・・・」
「あ、ハイ、どうぞ!半分からそっち、使っていただいていいですから!」
腰は低いんだよな。

ところが、というのかなんというのか。
私の目から見ると、そら半分越えてるだろうとしか見えないんだよな。
就学前のガキどもなんだから、自分がどこに立ってるのかなんて分かっちゃいないし。型や移動稽古の度にフラフラとこっち寄ってきやがる。
全員に徹底してほしいんだけどなあ。

こういう時の私の悪い癖で、ああ、そっちがそうならこっちもやってやるわい、とギリギリの位置で稽古を始めてやる。動きの中ででもぶつかって見やがれ、うひひ、とか思ってたら、その辺を察知したM氏に呼び戻される。
うん、まあ大人気なかったね!毎度のことなれど!


指導者でもなんでもないご婦人たちに求めるのは、もしかして酷なのかもしれないけど、指導するつもりが1ミリでもあるんなら、是非とも子供たちのそばに立ってやってもらいたい。
どこの、どんな種類の道場でも、座り込んでああだこうだ言う指導者は、間違いなく嫌われる。
ある程度はかつての名声で、実績で、口先だけでの指導はできるもんだけどね。
ましてや皆さん、空手やったことないでしょ?
状況に影響されること無く、言葉だけの指示で行動できるようになんのは小学校入ってからぐらいだぜ?
って先日保育士向けの発達心理学のテキスト見てて読んだ知識だけど。
隅っこにふんぞり返って腰掛けて、キャンキャン喚かれても不愉快なのよねえ。

ふと、教室が荒れて、授業ができなくて困ってるんです、という小ガッコの授業風景を思い出した。
そこでもこんな風に、キャンキャン怒鳴る声が響いていたっけ。
ガキってのは、キャンキャン声聞こえないのかもよ。

一緒にやれ、一緒に。
でなきゃ、ガキ連れて帰れ。


で、自分らの稽古。

形意拳を何本か。
・五行拳の劈拳
・同じく崩拳
・十二形拳の虎形
・同じく馬形
・連環拳
・四把
・あれ、套路の名前忘れた!

太極拳

心眼流の対錬

太極拳の用法をいくつか
・琵琶勢
 中段への突きを、外側から親指側の小手で弾き、そのまま離さずにくるっと返す。相手の手首を掴んでたっけかな?同時に暇な逆側の手のひらで、側頭部にビンタみたいなカンジで平手打ち。この平手打ちは相手に防御させる(この形が琵琶勢)。防御に意識が向いたところで、最初の攻撃を受けた腕で打つ。実はこれもフェイントで、本命は平手打ちをした側の手。ズドン、と入れておしまい。
・攬雀尾(らんじゃくび)
 うーん、細かいトコ忘れてる。前手の弧拳、掌底で連続して受け、そのまま返して喉元へ貫き手。拳でもいいけど、ポイントは夫婦手(めおとでい)であること。この言い方はたぶん本部朝基先生(字、あってるかな?)のとこの、つまりは沖縄の空手の呼び方なんだけどまあ気にすんな。前方に突き出した腕の肘辺りに、もう一方の拳(掌)が寄り添うような型のこと。力も入れやすいし、中心線に割り込まれにくい。貫き手で決まればいいけど、決まらなければすかさず肘の辺りに控えてた方で止めを入れる。
・どっちも共通するのは「腕を引かない」こと。空手のクセで、控えてる方の腕が半ば自動的に引き絞られてることがよくある。威力を出そうとしてるんだけど、距離をとれば運動エネルギーは大きくなるけど到達するまでの時間は遅くなるから、この技ではそれはマズイ。気をつけなきゃなあ。

No.282|稽古Comment(0)Trackback()

特に足のつけ根が痛い

2008/05/26(Mon)23:55

土曜の稽古がなかった分、というわけでもないのだけど、柔術の稽古をしてきました。
で、そのメモ。


毎回恒例の、コアライン・トレーニング。
体幹部、特に腰周りの筋肉を自重を使って鍛える。
足が腫れて以来、家ではやってなかったのでとってもキツイ。
それでも少しずつ稼動範囲やバランスが変わってきてるみたいなので、身になってきてるんだと思う。
打撃の稽古で膝蹴りや前蹴りがさくっと出てるのも、もしかするとこのトレーニングの効果かもしれない。

私は本来右利きなのに、チェックしてみるとかなりの部分で左利きの人みたいな稼動域になってるらしい。
生まれつきは左利きだったのか、空手の稽古の中でそういうクセがついたのか。
取りあえず、今度実家に顔出したときに聞いてみよう。


柔術はずーっと「オールドスクール」の練習。
少しずつ形になってきた。
とは言っても、将棋で言えば終盤だけやってるようなもんだから、序盤と中盤をどうにかしなきゃお話にもなりませぬが。

側臥位で肩を浮かせることで動きの自由度が増すことや、のしかかる相手の体重をどう処理するかを体感せきた、ような、気がしないでもなくはない、と言ったところか。
・・・人はそれを、「分かっちゃないよな」と言いますが。

相手の片足に自分の両足を絡める「2重絡み(ロックアップって言ったかな?)」も多少上達したかも。
稽古相手が「だんだん痛くなってきた!」と喜んでくれた(?)。
てかそいつに足を絡められると、日本語で悲鳴をあげられないのですが。
どんな破壊力だ。


稽古終わってすぐは、だるいなあ、ってぐらいだったのですが。
だんだん全身の重さが痛みに変わってきて、熱っぽく感じられるほど。
マズイな、と思い早めに寝たものの、今朝は全身筋肉痛でした。
昼間に仕事入れておかなくて、本当に良かった。

全身痛くて頭がぼーっとするんだもの。
昔は筋肉痛でも頭に影響はなかったと思うんだけどなあ。

動きのイメージの反復と、コアライン~の基本ぐらいはやっておこう。

No.264|稽古Comment(0)Trackback()