週末の定例稽古のメモ。
今週は見事に遅刻。
んむむ、疲れてるなあ。
今週も来てた、賑やかな(穏便な表現)のガキどもとママさんたち。
だんだん、調子に乗ってきてるなぁ、連中。
とがめられなきゃどこまでも増長するのが馬鹿者の証拠だな。
しつけの悪いガキどもを、微塵もコントロールしようとしねえ。
たまに声を荒げるかと思いきや、ガキどもが稽古しないことを口汚く叱るだけ。
「だってぇ・・・」
「あ゛あ゛?」
誰ですかアンタ、どこのヤンキー様ですか。
肝っ玉の小さいアタシはそれだけでビビりましたわよ。
思わずしげしげと眺めてしまい、稽古仲間のM氏に呼び戻されました。
ここは一応公共の場で、そういうみっともない本性はお家の中だけでさらしなさい。
それに、ヤンキーならヤンキーらしく、武道の世界に首突っ込んで来んな。
いっつも思うしいっつも書いてるけど、手前ぇができないことをどうしてそこまで自信を持って指導できるのかねぇ。アレがダメだ、ここがどうだ、とか。それでできるようになるわきゃ無かろう。
おしゃべりしたいなら、ファミレス行け。
M氏から聞いた話だと、この日曜(ってもう終わってるが)大会があるとからしいので、この連中と顔合わせるのは最後だと思うけど。
今回一番危ないなあ、と思った出来事。
こっちが隅っこで対錬してんのに、じゃれあうガキが近づいているのを止めようともしねえ。
自由組み手ってわけでもないからさ、近づいてきてもそう危険はないのかもしれないけど。
なんで我々が見知らぬガキの安全に気をつかわにゃならんのだ。
こちとら得物使うこともあるし、稽古相手の安全のために技を止める準備はあるけど、横から近づいてくる奴のことまでは知らんぞ。なんせ「スイッチ」入ってる状態だからさ、普段以上に抑制は効かんぞ。
そろそろ事故が起きるぞー。
珍しく、M氏が注意してた。
ホントは私が先に声かけにゃならんのにね。
さて、今回の稽古。
形意拳の基本、五行拳の劈拳と崩拳。
形意拳の型を3本ほど。
大和道を、固め技と投げ技で一通りずつ。
途中でいくつか、合気の技も混ぜつつ。
合気、といっても合気道じゃなくて、大東流合気柔術のやつね。
いや、合気道っぽいのも別にやったか。
打撃の対錬を何手か。
左手にパンチングミットをつけ、右手を前にして構える。
相手が差し出した右手を、右掌、左掌の順番で軽くはたきながら踏み込み、右手で強い一撃を頭部に入れる。最後の一撃は、縦拳のストレートの場合もあれば、掌を使ったフックの場合もある。
これを、攻防を交代しつつ、左右両方やる。
三段目はともかく、一段目、二段目の腕への掌打はダメージ狙いではない。
だから当然、さほどのダメージではないのだけど、実際やられると実に厄介だったりする。
たぶん反射的なものなのだと思うが、動きが止まってしまうのだ。
びっくりするの半分、対処に迷うのが半分、ってとこなんだと思うんだけど。
打撃の攻防の最中の数瞬ってのは致命的で、いとも簡単に側面から背後に回られてしまう。
あとはもー、滅多打ちさ!いや、主にワタクシが打たれる方ですが。
今でこそ多少マシになったけど、反応できるようになるまで数年かかったもんなぁ。
柔術で、寝業やってても同じように感じることがある。
オールドスクールって言ったかな?
相手の片足に自分の両足絡みつけて、そっから相手のもう一方の足を払ってひっくり返す技術。
いや、そのバリエーションだったかも。
いくら寝てるからといって、膝をついて体重の乗った足を、片手のひと払いで払えるはずも無いのだけど、掌打でパーン!と当てると払えたりする。
当たった瞬間、相手の足の筋肉がビクッとするのが伝わってくるから、やっぱり反射の一種なんだろうけど。
ああ!
そういや大東流の道場に通ってたころにも、同じ様な話聞いたっけ!
「皮膚をずらしても相手は気がつかない」
だっけか?
うむむ、人体は奥深いですなあ。
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