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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)07:36

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定例稽古

2008/05/18(Sun)23:51

週末の定例稽古のメモ。

今週は見事に遅刻。
んむむ、疲れてるなあ。


今週も来てた、賑やかな(穏便な表現)のガキどもとママさんたち。
だんだん、調子に乗ってきてるなぁ、連中。
とがめられなきゃどこまでも増長するのが馬鹿者の証拠だな。

しつけの悪いガキどもを、微塵もコントロールしようとしねえ。
たまに声を荒げるかと思いきや、ガキどもが稽古しないことを口汚く叱るだけ。

「だってぇ・・・」
「あ゛あ゛?」

誰ですかアンタ、どこのヤンキー様ですか。
肝っ玉の小さいアタシはそれだけでビビりましたわよ。
思わずしげしげと眺めてしまい、稽古仲間のM氏に呼び戻されました。
ここは一応公共の場で、そういうみっともない本性はお家の中だけでさらしなさい。
それに、ヤンキーならヤンキーらしく、武道の世界に首突っ込んで来んな。

いっつも思うしいっつも書いてるけど、手前ぇができないことをどうしてそこまで自信を持って指導できるのかねぇ。アレがダメだ、ここがどうだ、とか。それでできるようになるわきゃ無かろう。

おしゃべりしたいなら、ファミレス行け。


M氏から聞いた話だと、この日曜(ってもう終わってるが)大会があるとからしいので、この連中と顔合わせるのは最後だと思うけど。



今回一番危ないなあ、と思った出来事。

こっちが隅っこで対錬してんのに、じゃれあうガキが近づいているのを止めようともしねえ。
自由組み手ってわけでもないからさ、近づいてきてもそう危険はないのかもしれないけど。
なんで我々が見知らぬガキの安全に気をつかわにゃならんのだ。
こちとら得物使うこともあるし、稽古相手の安全のために技を止める準備はあるけど、横から近づいてくる奴のことまでは知らんぞ。なんせ「スイッチ」入ってる状態だからさ、普段以上に抑制は効かんぞ。

そろそろ事故が起きるぞー。

珍しく、M氏が注意してた。
ホントは私が先に声かけにゃならんのにね。


さて、今回の稽古。

形意拳の基本、五行拳の劈拳と崩拳。
形意拳の型を3本ほど。

大和道を、固め技と投げ技で一通りずつ。
途中でいくつか、合気の技も混ぜつつ。
合気、といっても合気道じゃなくて、大東流合気柔術のやつね。
いや、合気道っぽいのも別にやったか。

打撃の対錬を何手か。
左手にパンチングミットをつけ、右手を前にして構える。
相手が差し出した右手を、右掌、左掌の順番で軽くはたきながら踏み込み、右手で強い一撃を頭部に入れる。最後の一撃は、縦拳のストレートの場合もあれば、掌を使ったフックの場合もある。
これを、攻防を交代しつつ、左右両方やる。

三段目はともかく、一段目、二段目の腕への掌打はダメージ狙いではない。
だから当然、さほどのダメージではないのだけど、実際やられると実に厄介だったりする。
たぶん反射的なものなのだと思うが、動きが止まってしまうのだ。
びっくりするの半分、対処に迷うのが半分、ってとこなんだと思うんだけど。
打撃の攻防の最中の数瞬ってのは致命的で、いとも簡単に側面から背後に回られてしまう。
あとはもー、滅多打ちさ!いや、主にワタクシが打たれる方ですが。

今でこそ多少マシになったけど、反応できるようになるまで数年かかったもんなぁ。


柔術で、寝業やってても同じように感じることがある。
オールドスクールって言ったかな?
相手の片足に自分の両足絡みつけて、そっから相手のもう一方の足を払ってひっくり返す技術。
いや、そのバリエーションだったかも。
いくら寝てるからといって、膝をついて体重の乗った足を、片手のひと払いで払えるはずも無いのだけど、掌打でパーン!と当てると払えたりする。
当たった瞬間、相手の足の筋肉がビクッとするのが伝わってくるから、やっぱり反射の一種なんだろうけど。

ああ!
そういや大東流の道場に通ってたころにも、同じ様な話聞いたっけ!
「皮膚をずらしても相手は気がつかない」
だっけか?

うむむ、人体は奥深いですなあ。

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No.254|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/05/10(Sat)19:42

足が腫れて先週はお休みしたので、2週ぶりの稽古だ。

が、足の腫れはまだ完治してないので、おっかなびっくり取り敢えず身体動かしてみました、って程度だけど。
結局受診はせず、特に薬も飲まないまま放置してたのでずいぶんと長引いてしまった。
先日実家に顔出したら、物凄い勢いで叱られた。
もう若くないから、もっと薬に頼ったり、そもそも身体のメンテをまめにしなきゃいけないよなあ。ああ、メンタル面も労わらにゃ。


で、今日の稽古。

基本功をちょこっと。

心眼流の対錬。

太極拳。

大和道。

遅れて登場したAくんも入れて、推手。
今日は比較的上手くできたかな。前傾と重心の前後移動、二目平視(って書くのかな?頭を傾けないってこと)が意識できた。
前回の稽古のときにM氏に言われた「我々の技術は、崩すところに意義がある」だったかな。稽古できないでいる間(主にラグナロク三昧)、ずーっと重心とそれを崩すことばっかり考えてた甲斐があった、のかねぇ?

Aくんと、両手を触れ合わせた推手の姿勢からの攻防の練習をちょこっと。
流石柔道家。ひょい、と投げの動作に入ってくるのはなかなかに緊張感があって良いね。ゆっくりした動作でやってるから対応できてるけど、本気の速度でかけられたら成す術が無いだろうな。
こちらは前蹴りをクリーンヒットさせた。両手が触れ合う間合いでは、フツー前蹴りなんて使わないけどね。
後半はお互い同時に体当たりを出し合う構図に。いやもー体重差が30キロぐらいあると、同時に出しても簡単にぶっ飛ばされますな。先に出すとか、一旦スカすかして工夫しないと駄目だね!

ランダムな攻撃にカウンターを合わせる稽古も、ちょっとだけ参加。
久しぶりに防具(拳サポーター)無しで、相手の胴(防具つき)を打ちました。
打ち抜いても大丈夫かどうか、骨に自信が無かったので「当ててすぐ引く」という打ち方だったけど、「カコーン」と良い音がしたので気分が良かった。




帰り道、近所のスーパー銭湯に寄った。
適度に湯だってぼーっとしながら洗い場を歩いていると、急に大きな声が聞こえた。
ぼーっとしてたから、何を言ってたのかは理解できない。
反射的に声のした方を見る。

目が合った。
ぎょろっとした目が、こっちを見上げていた。
視線が、「ナンジャコラワレ、ナンカモンクデモアルンカイ」とでも言ってる様だった。
ああ、こういう手合いか。
ヤンキーか野生動物にありがちな、目が合っただけで絡んでくる、多分前頭連合野があまり発達してなさそうな生き物の目だ。

目こそギョロっとしているものの、体格はフツーの範疇だ。特に何か訓練を受けてるタイプでは無さそう。私よかずーっと若そうではあるけれど。
何より幸いなのは、別にこっちに用があるわけじゃ無さそうだということだろう。
さりげなく視線をそらして、手近な洗い場に腰掛ける。

まだ何か叫んでる。
五月蝿いなあ。なんだってこういう奴らは声が馬鹿みたいにでかいんだろう。
あ、馬鹿だからか。

女の子の名前を大声で叫んでるみたいだ。
そう言えば、さっき幼女(って言い方もどうかと思うが)がウロウロしてたっけ。この人の娘なのか。
ん?今なんて名前呼んだ?

「ユリアー!」

あー、分かり易。
アンタ、パチスロ好きだろ。
スロットの「北斗の*」にどっぷりはまって、勢い余って娘にその名前つけたんだろ。
マンガ版やアニメ版ではない根拠は、娘の年齢だ。その辺にはまった人に名付けられちゃった子たちは、さすがに男湯に入っちゃイケナイお年頃だろ、既に。

後で見たら、その人の背中には絵が描いてありました。
何描いてあるのかまでは確認しませんでしたが。だって、男の裸体に興味ないし。
背中一面ではあるけれど、緑色の線画だけ、ってのはどうなんでしょう。中途半端な彫り物は腰抜けの証だったりするようですが。
ファッションタトゥーでも背中一面に入れたりすんのかな。

この人、脱衣場でも五月蝿かったな。
「ほらユリア、ちゃんと拭け!」
「ハイハイ!」
「ほら、ちゃんと拭け」
「ハイハイ!」
「ちゃんと拭け」
「ハイハイ!」
何回続ける気だ。

No.249|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/04/27(Sun)19:43

週末の定例稽古のメモ。

ちっとばかし遅れて稽古場所の体育館に到着。
駐車場が結構な込み具合に。こら何かイベントやってんな、と思いつつ、荷物を担いで玄関へ。
どうやらママさんバレーの大きな大会の予選をやってるらしい。
こういうスパルタンな大会だと、暇を持て余してウロウロして余計な事をするバカ者がいないから有難い。中途半端な規模で、中途半端な志の連中が集まる程度の大会はクズばっか集まるから厄介なのですよ。

挌技室へ。
あら、またガキどもが。
てか、人数増えてない?
先週に続き今週もまた、空手着に同じワッペンを張り付けたガキども&道場ママの集団だ、うんざり。
あれ、一人、道着を着た大人の男性が。
帯が黒い。
ん、たぶん指導者だな。
おおう、これは期待できるかも。

この日は、我々、ガキども、母親&ガキ2人、の3グループ。
先に来てたM氏が交渉しておいて下さったらしく、我々は4分の1のスペースを確保。

ウォームアップに基本功をやりながら、ガキどもの稽古を眺める。
黒帯の人、指導者なのは間違いないみたいだけど、十名以上いるもんだからさすがに手が回らないらしく、放っておかれたガキどもが適当に遊びだしてる。
ったく、ガキってのは。

M氏が映画「どろろ」を観たと。で、劇中に出てた奪刀術が面白かったよね、と私に同意を求める。
ええと。
シバサキさんしか見てなかったので、覚えていません、と答えたら笑われた。


ひとり稽古をそれぞれ適当にやる。
形意拳の劈拳、崩拳、馬形、虎形を数往復ずつ。
4分の1スペースだと、直線の往復である形意拳の基本がやりにくい。
まあ贅沢言えないけど。

他に「単把(たんぱ)」。
何年も前に一度習ってたんだけどすっかり忘れてた。
心意六合拳の基本技。

進行方向に対して完全に左半身で立つ。顔は進行方向へ向ける。
左足を半歩前へ踏み出し、同時に左手を背掌(弧拳かな?)で斜め下45度程度まで軽く振り上げる。
右足を踏み出すが、両足が揃ったところで一度軽く震脚。この時、かかとを立てておくこと(隠し技アリ)。
右足を踏み出すのと同期して、右手を下から振りあげ、肘をたたみ、手首を返した弧拳の状態にして顔の横へ持ってくる。左手は右手の振りあげに連動して、掌で右弧拳を受け止める。
手を打ち合わせるのと、右足の震脚が同時になるカンジ。
さらに右足を前に出し、打ち合わせた両手を、踏み込みに合わせて前方に打ち出す。

この動作の繰り返し。
個人的な注意点。
跟歩(こんぽ)しないように。
打つ場所を忘れないように。


後はM氏と二人でずっと対錬。
劈拳にしても鉄砂掌にしても、肩の高さから落とされただけの手がなんだってあんなに重いんだろう。
人よりは小手のあたりの骨は堅いと思うんだけど、それでも2,3発で悶絶するもん。
骨格そのものの大きさの違いもあるんだろうけど、大事なのは脱力なんだろうなあ。
久々の六禽法。関節技が連続して繰り出される対錬。関節がメリメリ言うね!

他にも色々。
覚えきれてねえや。

ガキどもが何度か、こっちが稽古してる所に近づいてきて危なかったなあ。
てか、親も指導者も、いるなら止めろよ。
親なんざ、道場じゃヒマだろうに。

もうひと組の、母親&ガキ二人のグループも空手かと思ったら違ったらしい。
途中から袴をはいて、合気っぽい技の稽古をしてた。
へえ、あんなちびっこでよくあんな複雑な技を覚えたもんだね。


他のグループが引き揚げた後、スパーがわりに先週もやった推手の中での技の攻防の対錬をした。

向かい合って構え、両手首を触れあわせ、ゆっくりと回転させる。
極力手首は触れ合わせたまま、色々な技を出し合い、防ぎ合う。
ゆっくりだけど、これがまた疲れる。


先週よくできた、と書いた技をほとんど封じられた。
それどころか、同じ技を使われてしまった。むう、こりゃ確かに嫌な技だ。
今回は散々投げられたけど、投げることはほとんどできなかったなあ。
唯一の「会心の一撃」はヒザ蹴りでした。
相手がつつっと近寄ってくるところに、カウンターで中段に。
首相撲にもなってないからフツー入らないんだけど、この時はヒザを出す途中で「あ、こりゃ入るな」って分った。

滅多にないことなんだけど、おおう、こりゃいい一撃だ!って自分でも思える攻撃ってのが稀にありまして。
今回のヒザもそうなんだけど、たいていそういう時って「これしかないよね」って感じで技が出てる。
てかそんな思考を言語化するような時間はないけど、後で思えばそういう感じ、って程度の話。
むしろ、間合いとかタイミングとかコンビネーションとか、そう言うことはほとんど考えてない。
半ば自動的に身体が動き、結果として会心の一撃なってる。
実は打った本人が一番びっくりしてる。



ほんの一瞬の間なんだけど、通常の感覚では理解しきれないあれやこれやがある。
稽古の楽しさの一つだよな、と思う。

No.237|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/04/23(Wed)23:54

また書くよ。



先週末の稽古。
書いてないけど、その前の週もちゃんと稽古してるからね!

いつもの区民体育館に着くと、また例のステージママならぬ道場ママとちびっ子どもの集団が。
「違うよ、先生にはこう習ったよ!」
とか子どもに言い返されてるところからすると、やっぱママさんたちは素人さんたちだったらしい。身についてないものを、よく教えようなんて気になるね。ある意味尊敬するわ。

個人的な経験からすると、他人に何か教えようとするなら、教わる側の3倍以上の時間かけてないと自信持って教えらんないと思うんだけどね。何に関しても。
特に、学問じゃなくて技術の場合、「なぜそうするのか」という理屈と「ほら、こうなるでしょ?」とやってみせる運用の両方が身についてないとお話にならんと思うのだが。

ま、手前ぇのガキ相手だから成り立つんだろうね。


道場ママたちのグループから離れて、マンツーマンで稽古してる母子もいました。
我々のすぐ横で移動稽古か型の一部かを延々と繰り返させてましたが、こちらのお母さんは経験者なのかもしれないな、と思った。アウトドア用品のちっちゃな折りたたみ椅子に腰かけたまま、細かい指示はあまり出さず、じっと見つめてる様子はとても道場という場になれた感じもした。
そのお母さん、我々の稽古、というか稽古仲間M氏の稽古が珍しかったらしく、こっそり私に
「今稽古されてるのは、なんていう武道なんですか?」
と質問してきた。うむ、そりゃ「八卦双剣」なんざ実際に見たことある人はそうはいないよね。



木刀を使って剣術の対錬。
元々は杖術の技術らしいデス。
真っ向から斬りおろされる剣をフェイントかけつつかわし、同時に小手へ一撃、かわして下がる相手を胴を薙ぎながら逆サイドに回り込み、再度振り上げられた相手の小手に剣先をつけてけん制。強引に振り下ろされるのに合わせてわずかに剣を引き、相手の剣はそらしつつ(刃がついてたら手首バッサリいくのよ)目に・・・以下略。書いてて面倒になってきた。

受けと取りを交代でやるんだけど。
M氏の剣先は私の横を「ひゅん」って音をたてながら通過するのに、私の剣先は基本的に無音。してもせいぜい「ぶおん」て不細工な音。速度と安定性が全く違う、ってことみたい。
もちろん自分は剣術屋じゃないし、宗教上の理由で刃のついた武器は装備できないから(嘘)いいんだけど、それを言ったらM氏もそうなんだよなー。あ、剣術屋じゃない、ってとこね。
複雑な理合は身につけられないだろうけど、「ひゅん」て音はさせてみたいな。
だったら毎日素振りしろ、ってね。
へーい。


久しぶりに杖の対錬。
以前は棍でやってたんだけど、元々はこれも杖術の対錬だったっけ。
ちなみに杖(じょう)は床から胸ぐらいまでの長さ。棍は2メートルくらいあるかな。

構えた状態から、霞(こめかみのこと)へ弧を描きながら一撃。当然受けられるので、返す杖で前に出てる足の脛を横から一撃。それも受けられるが、その間にこっそりと杖を手繰る。受けの側の意識では「あ、杖を引いたな。次は突きか?」となっているので、その隙をついて左前から右前に身体の向きをスイッチ。同時に後方から前方へ、大きく杖を振って中段を打つ。
簡単に言うと3段攻撃、ってことか。

得物の長さが違うだけで、全然感覚が違う。
より正確に、術理を意識しながら動かないと何の練習にもならん。
あのママさんたちを笑えないぞ、これじゃ。
しっかり霞を狙い、しっかり脛を薙ぐ。身体をねじらないように意識しながら、間合いを詰め、打つ。
難しー。


武器は何と言うか、素手の時の何倍も消耗するね。
剣道やってる人達って、これがフツーなのか。



心眼流の素振り(すふり)を対錬で。
防具を交互に付け、防具の上から打つ練習。
心眼流の技術で打つことがあまりないから、新鮮でムズカシイ。実際やってみると、力を入れるポイントがイメージと少し違うことがわかる。身長差のせいか、思いのほか力乗せられないしー。

教えてもらった打ち方と、自分が普段意識してた打ち方と、少し違う点があったので研究してみた。うん、どっちでも有効なんじゃないかな。間合い次第だと思う。
てか、基本技術で何通りも有効な用法がある、ってのはそれだけ「使える」技術なんだろうね。
いざ、という時に細々した技を出してるヒマないだろうし、色々考えてる間に力任せの一撃につぶされちゃうなんてのもよく聞く話。シンプルかつ有効、ってのは必須条件ですな。
相手が何をどうしてこようとも、自分は同じ技を出すだけ!ってカンジ。


推手(すいしゅ)の応用。
構えて向かい合い、互いの左右手首をそれぞれ触れ合わせる。そのままゆっくりと両腕を交互に内側へ回転。その触れた部分から相手の動きを読み、スキを見つけたらゆっくりと打ち込む。受けるのもゆっくり。条件はひとつ、「必ずどこか、相手の身体に触れていること」。触れてる部分から伝わってくる感覚で攻防を行う、というもの。ま、あたしゃ触覚より視覚にまだ頼り切ってますが。

いつもは打撃、手技と足技だけでやっていたのだけど、今回は他の技もアリにしてみた。
関節技や関節を攻めながら崩し、投げる技(小手返しとか)や靠(こう;体当たりのこと)など。
これがまた、すんげえ楽しかった。
何というか、ゲーム性が高い、とでも言うのか。
打撃ばっかり気にしてると関節取られるし、関節警戒してるとなんでもない打撃がドスン、と入るし。上ばっか気にしてると下段回し蹴りがつつっと入ってくる訳ですよ!

散々投げられたし打たれたけど、時々自分でも「おー!」と思える技が出た。
前に出てる相手の手を上から抑えるようにしながら鎖骨あたりにねじ込む突きとか、払おうとした相手の手をさらに外側に自分の手を廻しながら肘を極め、転がす投げ技とか。
ゆっくりやるから、スパーのように痛くならないのがステキ!
色んな技をバランス取りつつ身につけるのには良い練習ですな!

長々と続けてるお蔭なのか、思いのほか技が身についてるなあ。
有難いこってす。

No.235|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/04/05(Sat)18:11

先週は春期講習仕上げの授業をやっててお休みしたので、2週ぶり。


いつもの区民体育館に着いてみると、高校生らしい若者が数人、入口のところでたむろっておる。
男の子が5人ぐらい、女の子が3人、って一人はおばちゃんだった。保護者なのかな?
邪魔だなあ、と避けて入ろうとしたら、同じタイミングで動きやがった。ああもう、余計邪魔じゃい!受付のところでまたグズグズしてるし。こっちの顔見てから動きだしたんだから、オレが待ってんの分かってんだろ。何やるか種目も決めてないんなら、取りあえず横に一旦どけてくれると有難いんですがね。

大人げない殺気に気づいたのか、しばらくしてやっと譲ってくれましたが。こちとら受付なんぞ一瞬で終わるっちうねん。仕切る能力のある奴が一人もいないと、集団ってのはただただ迷惑なだけッスな。
ガッコで学ぶべき重要なことのひとつが、集団の仕切り方だと言っても過言では無いッ!

そういや今月から、外靴を入れるのに使うポリ袋が廃止になったとか。経費削減、ってことなんだろうけど、だったら端っから下駄箱用意しとけばいいのに。もっと古いところにゃあるのにここには無いってことは、何か拙いことでもあったのかね?



つづきはこちら

No.227|稽古Comment(0)Trackback()