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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/07(Wed)18:33

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定例稽古

2008/04/05(Sat)18:11

先週は春期講習仕上げの授業をやっててお休みしたので、2週ぶり。


いつもの区民体育館に着いてみると、高校生らしい若者が数人、入口のところでたむろっておる。
男の子が5人ぐらい、女の子が3人、って一人はおばちゃんだった。保護者なのかな?
邪魔だなあ、と避けて入ろうとしたら、同じタイミングで動きやがった。ああもう、余計邪魔じゃい!受付のところでまたグズグズしてるし。こっちの顔見てから動きだしたんだから、オレが待ってんの分かってんだろ。何やるか種目も決めてないんなら、取りあえず横に一旦どけてくれると有難いんですがね。

大人げない殺気に気づいたのか、しばらくしてやっと譲ってくれましたが。こちとら受付なんぞ一瞬で終わるっちうねん。仕切る能力のある奴が一人もいないと、集団ってのはただただ迷惑なだけッスな。
ガッコで学ぶべき重要なことのひとつが、集団の仕切り方だと言っても過言では無いッ!

そういや今月から、外靴を入れるのに使うポリ袋が廃止になったとか。経費削減、ってことなんだろうけど、だったら端っから下駄箱用意しとけばいいのに。もっと古いところにゃあるのにここには無いってことは、何か拙いことでもあったのかね?




いつもは閑散とした挌技室が大賑わい。
流派はよくわからないが、胸の縫い取りが同じなのでたぶん全員同じ流派と思われるちびっこが7,8人。笑えたのが、ガキ(おおっと!)一人につき一人ずつ、母親がぴったりくっついて指導してるのだ。ステージ・ママってのは聞いたことあるけど、道場ママか?いやはや、これだけ「指導員」がそろってると、なかなか壮観ですな!
てか、何でそんなに自信もって指導できるんだ。言ってること聞いてると、そんな熟練者、って感じはしなかったのだが。いやまあ、子ども相手だから、これはこれで良いのか。
一人だけ、茶帯の小学校中学年くらいの子が上手かった。約束組み手の相手をするとき、きちんと相手の動きに呼吸を合わせていた。ああ、この子はちゃんと使えるんだな、と思った。指導の仕方も堂に入ってたし。
ホンモノの指導員がいないってことは、自主練習なのかな。

先に来てた稽古仲間M氏が交渉しておいてくださったらしく、我々は端っこの方でこっそりと。

基本功のクセを指摘してもらう。

形意拳の基本五行拳から劈拳と崩拳。

この辺で久しぶりのAくん登場。
年度末かなり忙しかったみたいだから、会うのはひと月ぶりぐらい?

心眼流の基本、素振(ふ)り。
Aくんが指導を受けてるのを聞きながら、自分の動作をチェック。
たまにやっとかないと、いつの間にか崩れてるのよねぇ。
「素振り3年、刃の如し」って口訣(かな?)があって。素振りを3年もきっちり続けていれば、刃にも似た切れ味になるとか。先日もあったけど、両手に刃物を持った相手に素振りで対応できるようになりたいなあ、と思う。いやまあ、先ずは逃げますがね。

心眼流対錬。
今日は間合いの計り方も上手くできたし、振り子様の上下の連環も比較的上手くできたんじゃないかな。

大和道。
型稽古だから協力し合わないと、と私なんぞは思うのだが、Aくんは掛ってないと動いてくれない。悔し紛れに倒れたとこに踵を入れてやったら、受けと取りを交代した時にこめかみに突きを入れられた。
いや、和やかな雰囲気。いや、もちろんお互い手加減してますよ!

ガキどもがうるせい上に場所もせまかったので、早めに切り上げようとしたけど、ちょっとだけやりたい稽古があったのでAくんにお手伝いを頼む。

接近戦、むしろ超接近戦というべきか、近い間合いでの下段回し蹴りはそれなりに蹴れている(と思う)のだけど、離れた間合いからの下段回し蹴りってのがイマイチよく分らんのだ。
Aくんにキックミットを持ってもらい、ちょこちょこと蹴ってみる。
・・・分らん。これでいいのかな?無視して突進されたら不味くない?
ああ、そん時ゃ前蹴りか。

キックボクサー系の技術ではあるらしいのだけど、明らかに沢m忠の時代の技術とは違うよなあ。

ついでに、キックミットを交代で持って遊ぶ。
稽古仲間M氏は、「離れ際の上段回し蹴り」。一番KO率高いんだよな、コレ。ド突き合う、あるいはつかみ合いから不意に離れる、その瞬間に上段回し蹴りを撃つ。意識が前にしか行ってないから、側面からの攻撃に対応できずに喰らってKO、とかそんな感じになる。
左の回し蹴りが妙に強い。ミット越しなのに、右手の骨が痛かった。

AくんはM氏にミットを持ってもらって中断回し蹴り。
アタクシは稽古を終えてはしゃぎ回ってるガキどもが近付かないように気をつけながら、囃したてる。
「ガード下がってるよ!」
「はい、気合い入れて!」
疲れから、徐々に棒立ちになるAくん。
とどめを刺すべく声をかける。

「はい、あと5本!」

Aくんくじけておりました。
フハハハ。

さて帰るかね、と思ったら。
M氏に「来い来い」と呼ばれる。
へ?オレも?

上段はしんどい、てか今は足上がんないんじゃないかな?と思ったので中段で。
そういや最近、回し蹴りの蹴り込み自体やってないよなー、一所懸命やるかい!と気合を入れる。

「せいやぁっっ!」
ドン!
「えぃやっ!」
ドン!

全力で蹴ってんだけど、M氏は涼しい顔で「うん」とか言ってる。
ウェイトは俺の方があるんだけどなあ。
もっと強く蹴れるようになりたいもんだねぇ。


ひいはあ、疲れてきた。
このくらいにしておこうかな・・・・・。

「はい、あと20本!」

Aくんの声だ。チクショウ、根に持っていやがったな!
てか20本て!鬼かキサマ!
いようし、やっちゃるけん!見てやがれ!

「んぬうぅぅぅりゃあ!」
ベシン!

むう、「あと何本!」って言われるのが、こんなに重く圧し掛かるとは!
ひいはあ。
「いぃぃぃっやあ!」
ベシン!
うう、蹴った時の音が段々しみったれてきた。
「えぇぇりゃあああ!」
ベスン!

一発蹴ると、ミットを持ったM氏は約30度ほど、横にずれる。自分を中心に、円を描くように動いてゆくのだ。
1周したあたりで、意識が飛びかける。
残りの1週弱はひたすら、息を吸う、構える、気合いを入れて蹴る、息を吸う、構える・・・・の繰り返し。何にも考えられない。周りの様子も分からない。
苦しいよう。

「はい、20!」
「いえぇぇぇっりゃあ!」
べちん!

そのままその場にひっくり返る。
ひいはあ。ひいはあ。
苦しい。
仰向けは苦しい。
横向くと苦しい。
どうやっても苦しい。
ゴロゴロと転がって耐える。

いやもー、内蔵すら重い!って思ったのはいつ以来だろう。

ってーかなあ。
脂身が多すぎるんだよなあ。
軽自動車のエンジンで、トレーラー引っ張ろうとしてるようなもんだよなあ。
いつの間にかまた体重増えてきたし。

また毎日基本功ガンバロウ。
他にも太極拳くらいやっとかにゃいかんな、こりゃ。
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