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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)02:52

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定例稽古+アルファ

2009/07/27(Mon)00:51

土曜日、久々の定例稽古。

稽古仲間M氏の都合で短縮、とはいっても久々に稽古するワタクシには十分過ぎる内容でひた。

M氏にお土産として木刀をいただいた。
握りのところに「洞爺湖」としっかり掘り込まれてる、ブランド品ですよ!
とあるマンガで有名になった上、例のサミット時には海外からいらしてたSPさんたちの大人気お土産として報道もされた、アレですよ!
今回いただいたのは、一般的な木刀よりずっと短い、脇差とか小具足とか呼ばれるもの。
ちょうど稽古場所に向かう途中の車の中で、「そういえば片手で使える近接用の武器ってあんまり稽古したことないなあ」とか考えてたとこだったんで、渡りに船?しばらく部屋で振ろうと思う。
M氏の話では、素振りのときの音が大事らしい。

最近やってなかったので、太極拳の型を復習。
これがもー笑っちゃうぐらい忘れてた。いや、笑えないけど。
ある程度、部分部分は覚えているけれど、つなぎの動作がきれいさっぱり抜け落ちている。終いには考え込みすぎて、ついさっきできた動作さえできなくなる始末。
楼膝拗歩(ろうしつようほ)の動きについて、アドバイスをしていただいた。普段の自分の踏み込んでの突き技と全く違う概念なので、意識してないとすぐ頭から抜けてく。
足の裏と手足の一致を忘れないようにしよう。

夏休み期間の目標、体重2キロ減に丁度良いかも。ボチボチやってこう。

対錬。

防御の手を軽くはたきながら接近、走り抜けるようにしてパンチミットを打ち、走り抜ける。
これがまたできない。
打ったところで一瞬止まっちゃうのだ。技後硬直?って格ゲーのキャラみたいだ。
M氏はこれがまた上手い。
スパン!って音がしたと思ったらもう後方に移動してる。
実際には顔面をパカンと打たれて、慌ててガード上げたらその時にはもう後ろに立ってて、その後好き放題打たれるってことだからなあ。
多分、これって剣道の動きに近いんじゃないかなあ。剣道の人って、面なら面を打った後、そのままの勢いで通過して振り返り、追撃に備える(残心?)じゃん。あの感じ。

たぶん、自分の打ち方がすべて地面を踏みしめて、その反作用を使って打ってるからなんだと思う。元々腕力が無いからそれを補うのにやり始めた方法なんだけど、ここではそれが足を引っ張っている。

移動しながらの攻撃って、今後の課題だなあってずいぶん前から言ってる気もするが。
そういや全く別なところで「足を止めて打ち合うなんてトンでもない!相手が刃物持ってたら刺し放題ですよ!」とか言われたことあったっけ。いや、相手が刃物持ってるの事前に分かってたら椅子とか自転車とかで殴ると思いますが。


相手に体重を預けるのが上手くできない。
これは単純に腕力の問題なのかな。
「ちょっと乗ってみて」
といわれて、肩に手をついてひょいと飛んでも、その姿勢を維持できない。ぽてん、とすぐに落ちちゃう。M氏は私の肩に手をついて、ずっと乗ってられるのに、だ。
元々腕力が無いのに、無駄にデブだからなあ。

問題の根っこは同じか。


体重減少と、バービーっぽいタックル切りの練習して腕力つけよう。





日曜。柔術の稽古。

ロックダウン(二重がらみ)での動きに慣れてきたせいか、ハーフガードになってもあんまり不安に感じなくなってきた。むしろ、ガードポジションにいるほうがどうしていいか分からなくなってしまうことが多い。
ロックダウンからのオールドスクールにも慣れてきた。勢いを使わなくてもちゃんと相手をひっくり返せる。今のところ自分にとってのコツは、しっかり膝をひきつける事、顔を起こすこと、足を伸ばして回転するときに相手の筋肉の状態を意識すること、ぐらいかな。

えらく褒められて恐縮する。

二日酔いで吐きそうになってたけど、終わったら結構すっきりしてた。

両腕が筋肉痛でちょっとしんどい。
土曜の稽古の分だよな。
むー。


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No.403|稽古Comment(0)Trackback()

鉄ゲタ

2009/07/02(Thu)00:33

先日の稽古の後のことだ。

駐車場に向かって歩きながら、稽古仲間のM氏が
「やっとサンダル履けましたよ」
と足をぶらぶらさせながらおっしゃっていた。


つづきはこちら

No.392|稽古Comment(2)Trackback()

定例稽古

2009/01/26(Mon)02:55

いつもの週末定例稽古のメモ。

そういやこの定例稽古、「しっぽの会」って言うんだっけ。唐突に思い出した。


この日は内田流短杖術、いわゆるステッキ術から。

型を5本ほど。
受けは木刀、取りは短杖で行う。って柔術でなくても受けと取りでいいのかな?

1)正面打ちを右(左)にかわし、小手を打つ
・かわす動作は早すぎず、遅すぎず
・かわすと同時に振り上げ(車輪剣)、受けを仰け反らせるよう振り下ろす
・小手を押さえつつ、水月に杖の先端を突きつけてけん制、残心

2)正面打ちを膝立ちで受け、裏拳入れて押さえる
・地面に杖をトンと着いて手を滑らせ、杖の中ほどを握る
・そのまま膝立ち(同足)で振り下ろされる剣の下に入り、杖を90度回転、水平に持ち変える
・拳を相手の両手の間に、下から差し込むような形で受ける
・同時に空いてる手で水月に裏拳
・立ち上がって杖をこじって剣を制する

3)膝立ちで水月を突く
・1)と同様
・かわした後、膝立ちで相手の胴を突く
・突けなくなるので、接近しすぎに注意
・踏み込み過ぎなのは、武器は持っても心は素手だからだと思う

4)脛切りを打ち返し、打ち落とし、上段を打つ
・垂直に受けると杖ごと切断されるので、少しずつ角度をずらす
・45度
・最遠端を生かす

もう一本あったような気が・・・。
全体を通しての注意点は姿勢。日本武術なので胸を張って、袴腰で。
油断するとすぐに「形意杖」になってる。


柔道の打ち込み。
先週教わった一本背負いの復習。
この日は2回ほど、おっかなびっくり投げさせてもらった。
ぺそ、ってカンジの実に情けない投げ方であった。

崩し方が難しいなあ。肩より上で、どうして力が出せるんだろう。自分の力の出し方が、地面を踏みつける反作用で成り立ってることがよくわかった。

あとは腰の落とし方かな。
崩した相手を腰に乗せる段階で既に膝が伸び切ってしまってる。これじゃどうやっても柔道風の投げ技にはならんね。



M氏が「ローキックの受け方を研究したい」とおっしゃるので、突き蹴り織り交ぜて攻める。
・・・すぐ息切れるなあ、オレ。
こうやって動いてみると、自分の動きが単調だと思い知らされる。

左手親指を引っ掛けて突き指した。



大東流の型t稽古。
できる動きとできない動きの差が大きい。

両手首を取られた瞬間に合掌しながら喉元に突き込み、左(右)に振って投げる技。
「指先先導」といくら考えても手首から動かしてしまうけど、「最遠端を指先でなぞる」とイメージするとそれなりにできるっていう人体の不思議(?)。


 

No.358|稽古Comment(0)Trackback()

初稽古

2009/01/18(Sun)21:35

新年初稽古。

と言っても私以外はみんな先週一回稽古してるんだけどね。
アタクシだけお仕事でお休みしたもので。


2週以上、稽古してない(部屋こぎ自転車には乗ってる)ので、無理しないでおこうと思う、っていつ稽古で無理してるんだと心の声が聞こえるが気にしない気にしない。

M氏に新年のご挨拶を簡単にして、基本功をボチボチと。

右肩が少し痛い。
背中が痒くて無理して手を回したら「ボキ」ってヤな音がして、それ以来鈍痛が止まない。
とある資格試験対策の授業準備で医学関係の資料を読んでたら、この辺て血流が悪くなりがちで、そのせいで骨折なんかの治りが悪いんだそうだ。
・・・特に高齢者で。


M氏と推手。
傍から見ると至近距離で向かい合って押したり引いたりしてるだけなのだけど、バランスの崩し合いとその気配の気取り合いを延々と行う。
いや、「崩し合い」と書いたけど9割9部9厘私が崩されっぱなしなので、「合い」にはなってませんな。この日も実によくすっ飛んだワタクシであったなあ(詠嘆)。

「パーツ交換したみたい」
とM氏。体重減らすためにボチボチ動いてることをご存知なのでそう言って下さったんだと思う。もしかすると多少パゥワーアップしたのかも知らんけど、各パーツが全然連動できてないのでダメのダメダメですわ。

・のけぞらない
・腰を切るのを忘れずに
・隙を見て、真横に引く。後方ではない。


そうこうしてる内に、Aくんとカノジョさん到着。
二人にも新年のご挨拶。

M氏の打ち込み(腕返し)のお相手をする。

Aくんがつつつ、と近寄ってきて
「さあ、今年はのんたろうさんも柔道やりましょう!」
うう、来たか。
「はっ、宜しくご指導のほどを!」

一本背負いの理論と入り方を教えてもらう。

相手との間合いは遠めに。打撃のつもりで突っ込むと、崩した相手が倒れかかる空間が無くなってしまう。
打撃で相手の中心取るときよりも、一足分か二足分くらいは手前で回転する。

左手で相手の右袖を、肘よりやや手首側で取り、ちょっとだけ返してやる。そうすることで相手の肘の自由度が下がる。親指は使わない。「痛い目見ますよー」だって。突き指とかすることになるらしい。

肩の高さに水平線を想像して、そこから上方30度の角度で相手の右腕を引くことで崩す。相手との身長差で自分の身体の使い方がちょっと変わっちゃう。崩すのと同時に(最初のうちは崩してから入ってた)踏み込んで背中を見せる。

踏み込み方は2種類教わった。
極小ジャンプ(足裏が畳から離れない程度)で一瞬で入れ替える方法。カノジョさんはそうしてるそうだ。実用的かつ現実的な方法なんだろうね。
もう一つは多分基本の型通り。右足を左足の1.3足ぐらい前に置き、つま先をやや左前方に向ける。続いて左足を右足の右側(?)へ。左足のつま先は右足のかかとの方向に向いている。ちょうど「L」の字みたいな配置になる。その状態からつま先に回転軸を置いて左方向の軸回転。軸回転を終えた時点で足の開きは肩幅くらいになり、やや内股になるよう足の配置を考えること。

回転しながら、右腕を相手の脇に引っ掛ける。
左手の崩しで開いた腰から脇にかけてを、7分ぐらいに曲げた肘を走らせる。当然、どん詰まりには脇があるから、そこに肘のフックが密着するようにする。この密着が難しかったなあ。左の引き手をきちんとへその前まで下ろさないと密着が甘くなって逃げられる。カチ上げるぐらいの勢いでね!

どっちの踏み込み方でも、回転が終わった時点で前傾して腰が落ちていること。
崩して前のめりになった相手を「おんぶ」でもするかのような状態になっているハズ。


残りの手順はそう残ってないのだけど、投げること自体おっかなかったのでこの日はこのぐらいで勘弁してもらう。

その後、AくんとM氏が投げ技の研究をしている間、カノジョさんに相手してもらってひたすら上記の動作を繰り返す。しかしまあ、余所様のカノジョに一本背負いの稽古相手になっていただくってのも何だか変な感じだなあと思う。

まだまだ考えながらじゃないと動けないし、こっちに気をつければあちらを忘れる、という程度のレベル。動きの中に組み込めるのはいつの日になることか。


稽古が終わると心地よい倦怠感。
全身の細胞が、喜んでるのか疲れきってるのかプルプルと震える。
すっきりしたー。

No.354|稽古Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/12/02(Tue)01:32

週末の稽古についてのメモ。

いつもの体育館が使えなかったので、別の体育館へ。
いつだったか書いた、小学生に柔道教えてた別嬪さんがいたところである。
残念ながらこの日は来てなかった。後で聞いた話では、本来は午後に来ている人たちでたまに午前中に来てるらしい。我々が目撃したのはその「たまたま」の時だったのだ。

残念、とかのんきに書いているが、いつのまにやら稽古仲間のM氏とAくんの間で、今度会った時には私がその女性をナンパすることになってたらしい。
何故そんな話になっているのか。

しませんよ、念のため。

この日来ていたのは
・杖術の年配の男性二人組み
・小学生対象の空手
の二組であった。

杖術の二人はM氏の知人らしく、友好的に、お互い間合いを保ちつつ稽古できたんだけど。

ガキどもがねぇ。
いや、稽古してる連中はまだいいんだけど。
見学のお母さんたちに連れられた、就学年齢に達していない弟妹どもがねぇ。
まあ、首輪つけてるわけじゃないから、隙を見て走り回るわけですよ。
離れたところを走り回ってるだけなら兎も角、連中は少しでも広いところで走り回ろうとするわけですよ。
こっちが武器振り回していようと、対練していようとお構い無しに奇声をあげながら突っ込んでくるんですよ。

「うきゃあああああ!」
「うひいいいいい!」
「(げ、こっちくんな)」
「あ、これ、ナントカちゃん、そっち行っちゃダメでしょ!」

ダメでしょ、じゃないのである。
テンションの上がったガキに、言葉は一切通じないのは毎日世話してるんだから分かるだろ?
声かける暇があったら、ダッシュで捕まえに行かなきゃいけないのだ。

いや、こっちは知らんよ。
たまたま振り回した手足や得物の先に、プニプニした頭蓋骨があったとしても、さ。もちろん謝るぐらいはするけれど、賠償は無理無理。無い袖はなんとやら。

杖術の二人連れはその辺よく分かっていらっしゃって、自分たちの稽古スペースとガキどもとの間に、ある種の「緩衝帯」とでも言うべき空間を確保して、安全を確保してはる。さっすが。


稽古仲間のM氏の
「”キミたち、可愛いねえ、おじちゃんと仲良くしないかい?”って言ったらきっと親が飛び出してきて連れてってくれるよ」
という一言で力みが抜けた。
なるほど、このご時世に合った(?)、実に効果的な撃退方法と言えよう。

私がピリピリした空気を醸しているのを見かねて、そんなことを言ってくれたのかもしれない。


ウォーミングアップの後、
心眼流の初伝対錬。
特に、三、四本目を何度も繰り返す。
四本目は左斜め上からの鉄槌打ち下ろしに対して、一旦体を右に向けてから左の小手部親指側で左側に弾き返す。直後に相手の顔に手を伸ばす動作にはいるのだが、これが上手くできない。
ピンボールっぽく、カンカン!と動きたいのだけど、弾き返した瞬間、どうしても一瞬動きが止まってしまう。

これは、弾き返すときの動き自体を間違っていたためらしい。
左側に弾き返すように見えても、実際は手前に引き込むような動きが小さく含まれている。手先ではほとんどその動きは見えないが、確かに腰はそう動いている。
ブルっと瞬間的に身体を振動させている、ということか。
中国武術でもそんな「勁」の使い方があったような記憶が。

一人でも繰り返す。ブルブル。

杖術の基本動作。
今回は杖ではなく、相手をする剣の動き方、特に受け方を教わった。
刀の峰の部分で受けようと頑張るが、恐怖心からか妙なガニマタ姿勢で受けてしまう。
足が居着いちゃいけないんだけどねぇ。

杖を使った三段攻撃の対錬。

M氏の背負い投げの打ち込みの相手。
少しずつ恐怖は薄らいできたかな?

遅れてきたAくんに、
「のんたろうさんも、そろそろ一本背負いかなんかをやってみたらどうですか?」
と薦められる。
一手だけ、覚えてみようかしらん。

顔面への打撃を外してそのままローキック、の打ち込み。


M氏の提案で、「歩くように蹴る」ことを研究する。
確かに、空手だと蹴るときって一瞬静止しているから危ないんだよな。フルコン系の人がカウンターを顔面にもらうのはよく聞く話。
ところがまあ、予想以上に蹴れない。
前蹴りを放つ寸前、どうしても膝を引きつけ過ぎてしまう。こうすると、中足(背伸びする際に重心が来る、母指のつけ根辺り)で刺すような前蹴りが打てるのだけど、明らかに一瞬静止してる。
もっとフワっと振り上げて、一瞬で加速して叩きつけなきゃいけないんだよな、きっと。

あと、オレ横蹴り下手すぎ。
泣きそうになった。





稽古とは全然関係ない話ですが。
終了後、ファミレスに3人で行ってグダグダとしゃべってた時のこと。
Aくんが任天堂のWiiで新しいゲームを買ったらしい。

「ご存知ですか、ガンdムのゲームなんですけど」
そこですかさず、私とM氏は打ち合わせてもいたかのように声を合わせて叫んだ。

「分かった!ガンdムハンマーのヤツでしょう!!」
「はい?何ですか、それ?」

ガンdムのゲームなんて毎年偉い本数発売されているのに、よりによって発売してから数年も経過している上に、当時も恐らくほとんど売れなかったであろうマイナーなゲームを同時に叫ぶのってどうなんだろうと思う。


No.339|稽古Comment(0)Trackback()