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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)08:34

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因果

2008/07/05(Sat)14:06

ふと思ったんだけど、学生時代に授業中居眠りしてた分、今教える側に回った時に居眠りされてるんじゃないだろうか。
因果応報とはよく言ったものである。
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No.286|講師仕事Comment(0)Trackback()

ひと息

2008/06/22(Sun)01:46

塾の生徒さんたちの、先日の試験の結果を見せてもらった。

主要5教科だけに限ってみれば、全員前回より高い得点を取っていた。
自己最高得点をマークした者も数名。
中3の、この時期にそれだけ取れたってのは、今後の進路を考える上でとても良い条件である。

ってか大半が500点満点中の400点超えてたって事実。
君らンなにできたっけ?と問題発言してみたりして。
いやあ、見る目が無いですなあ。
ふははは。
・・・逆でなくて良かった。

塾長には褒められたけど、あんまり実感は無い。
やったことは例年通りだし、気力体力の不足や他のお仕事との兼ね合いで例年通りのレベルまで届かなかった部分もあったと思う。
自分が教えたから成績が伸びた、ってより、昨年度担当してた先生の苦労の成果が今出てるなあ、と感じている。すっかり整えられた畑には、何を蒔いてもソコソコの作物が実るもんだろ?ってたとえとして適切かどうか怪しいけど。


いよいよ本日のお仕事を済ませれば、ひと息つける。
授業の準備も既に完了させ、洗い物や明日の朝ごはんの準備まで済ませたりして。
もっとギチギチになるかと思ったけど、最後には案外余裕持てたな。
金曜のお仕事ひとつキャンセルになったのがおっきいのかな。
仕事自体は半日ちょっとだけど、別の場所での他の仕事もあったし、そもそも移動に片道1時間程度かかるところだから、事実上一日仕事だったわけだし。

明日は場所の移動は無いけれど、午前中2時間午後2時間で1科目、そのまま別な教室でさらに2時間の授業をする。途中でゲージ足りなくなるだろうな。リポD飲みながらだな。いや、だったらさっさと寝ろ、ってことか。

定例の稽古もお休み。
定例の焼き鳥屋も行かなかった。
明日、じゃねえ今日か。仕事終わったらその足で焼き鳥屋行こうっと。

で、帰ったらゲームするのだ。
あ、仕事帰りにラグナロクのアイテムチケット入りのパッケージ買おうっと。
Yドバシのポイントでな!

昼寝したから、身体は楽だ。
いや、今日の仕事、車で行けたからか。近くに定額料金の駐車場見つけられて良かった。昔なら絶対そんな移動の仕方しなかったけど、今は平気でやってるもんな。収入にそこそこ余裕ができたってより、幾ばくかのお金を支払うことで時間と手間を省けるなら、そうした方が最終的にはお得ってとこだな。公共の交通機関の料金+数百円だもんね。
ま、エコロジィな思想には真っ向から逆らっている訳ですが。

叱られたら黙ってうつむきます。

No.278|講師仕事Comment(0)Trackback()

アウェイ戦終了

2008/06/20(Fri)00:55

先日の講義の続きをしてきた。

前回の反省を生かして、1時間半×2ではなく1時間×3と割り方を変えてみたけど、まあそれでも寝るヤツは寝てた。各時間の最初だけは起こしたけど、後は放っておいた。
ま、後で自分でどうにかできると思うんならそうすりゃいいし。
そこまでは知らん。

資格を取る取らないってのは完全に志向性の問題なんで、無理矢理やる気を引き出すとかはしなくて良いんじゃないかな、と思う。
って言えるのは完全に部外者だからで、学校として学生を育てるにあたっては色々目指す姿もあるんだろうし、それにはこの資格の取得は必要、ってのは十分わかるんだけどね。
もちろん、科目の範囲内に関しては十分な情報と、ちょっとしたオマケを提供している。ま、万人受けしないってのは重々承知してまふ。
「受け手を選ぶなんて、貴様何様のつもりだ」
って怒られちゃいそうですが。「G線上ヘブンズドア」だっけか。

授業終了後、「先生、さよなら!」って挨拶してくれる学生さんも多かったし、残ってちょっとした相談持ちかけてきた人もいたぐらいだから、まあそこそこ上手く行ったんじゃないかなぁと自画自賛。

「単発の難しさ、ってやっぱりありますね」
とこの仕事を紹介してくださった先生。
いつも来ていて、誰がどんな生徒か分かっているわけじゃなく、社会人でわざわざお金払ってまで勉強するほど熱心なわけでもなく、そんな連中相手に授業をする難しさを労って下さる。有難いことだ。

いつも行ってる専門ガッコとは全然違う客層(?)だとは思った。
一番驚いたのは、教員の気を引くために、構ってもらうためにわざと不遜な態度を取る生徒がいる、ってところだ。以前に書いた、最前列でイヤフォンつけてた女の子。今日は一番後ろの列で椅子の上でひざ立てて座ってました。注意を引きたいってことだってのは聞いてたから、やんわりと注意すると、その後しばらくは真面目にノート取ってたりして。ま、その後すぐに飽きて寝てましたが。

どんだけガキなんだか。

いや、生育暦とか考えたらきっと仕方ねえなあ、とか思えるんでしょうが。
さっさと満足しとかないと、ンなの学生時代でなきゃ通じないぜい。職場でそれやってたらあっという間にクビ切られるじぇい。
あ、いや、職場の適当なヤツ相手に恋愛ごっこでも繰り広げてりゃいいのか。構って構われて、妬いて妬かれて、仕事は二の次三の次、ってか。
ははん、ま、知ったことではないわね。お幸せに~。


やっとこ一番の重荷、アウェイ戦を無事終了。
大勝利、とは言えないけど引き分けぐらいには持ち込めたんじゃないかと。

授業後、明日の会議の資料取りに遠回りして帰る。
あんまりにも眠くて、途中で車停めて過眠を取る。
うう、疲れてるなあ。

それでも、明日のお仕事がひとつキャンセルになったんで少し楽になった。
別の会議があるんで出なきゃならないけど、仕事場を渡り歩く数は少ない方が楽だもの。
塾での試験後の恒例行事、打ち上げのための差し入れを買い込む。

土曜の仕事の資料が、今日届いた。正確には、不在票がポストに入ってた。慌ててまた車を飛ばして郵便局へ。
ここ、いっつも遅いなあ。授業用の資料と、生徒が提出することになるレポートが同封されてるけど、解答ついてねえんだよな。一々調べるのめんどくさいし、何より試されてるみたいで正直いい気分しないんだよな。
土曜に行ったら交渉しよう。専門で得意にしてる科目は時間かけりゃ問題ないけど、あんまり得意じゃないのひとつ受け持っちゃったし。その分だけでも。

あと三日だ。
頑張れオレ様ちゃん!

No.276|講師仕事Comment(0)Trackback()

耐性と能力

2008/06/18(Wed)02:01

とある専門ガッコで、とある授業をしてきた。
去年やったときにはこれでもかってくらい大失敗をして、めちゃめちゃ凹んで、たぶんもう二度と依頼が来ないだろうと思ってたのだけど、有難いことにもう一度機会をもらえた。
しかも、去年は1.5時間を2コマだけだったのがダブルアップ(って言うのか?)。2日間になった。
いやまあ、資格に絡む授業だから、当局の指導とかあったらしいんだけど。

人に教える、というお仕事を始めてそれなりに経つのだけど、いまだに自信を持てないなあ。
去年はテキストからかなり離れた内容話して、ドン引きされた経緯があったんで、今年はなるべくテキストに添うような形でやったんだけど。



結構な人数に寝られた。


想像以上に、授業に対する耐性(?)が低いみたい。
いやもちろん、私の授業が退屈だ、ってのも否定はしませんが。あちこちで授業はしてますが、ここまで耐性が低いのも珍しいなあ、と。

次から次へと面白い話題を提供して、どっかんどっかん笑いを取って、気がついたらお時間でした、なんて授業は私には荷が重過ぎる。ンな能力あったら、とっくの昔に芸人としてデビューしてるってば。

私には、正直なところ理解のためのお手伝いをするしかできない。調べ物を含め、独りでやろうとしたら数日から数週間、場合によっては年単位で時間をかけなければならないところを、ほんの少しショートカットするために必要な情報を提供してるのに過ぎない。そう、提供してるだけだ。それを使って実際にショートカットしたり、身につけるために鍛錬するなりは大してお手伝いはできない。

やっていく中での楽しみは、各自で見つけていただきたいと思ってる。だってさ、何十人もの相手の好みなんざ把握しきれないもん。まさか、自分が楽しいと思うことが誰もが楽しいと思うわきゃねぇってことぐらいは分かるだろ?大勢の人が好むことを「最大公約数的に」取り込めば、って考えもあるだろうけど、数学と違って人の好みの「最大公約数」には絶対に取りこぼしが出る。
笑いをどう定義するかにもよるのだけど、仮に「よくあることからのズレを感じた時にわいてくる感情」が笑いだとすると、「最大公約数」って考えは明らかにそぐわないよね。

そもそも私は、教えてる領域の知識に触れてるだけで十分楽しいし。
それが万人に通じるものではないことは分かってるけどね。



「えーと、そこの人」
「ん?はい」
「あのさ、それ、耳にしてるヘッドフォン。最前列に座っててさ、隠そうとか思わんの?」
「はい」
「・・・・・・・・・・・・・そうですか」
「はい。あ、これ、音出てませんから」

かっちーん

「補聴器とか、そういうものじゃないのね?」
「(きょとん、として)はい」
「音出てないとかさ、そういう問題じゃなくてさ。そういうことされると気分悪ィんだよね」
「あぁハイ」


むくれたツラして、終わるまでずっとそっぽ向いてやがった。
あーあ。また大人気ない対応しちまったい。



授業の最後はテキストを離れて、心理屋としてお仕事をする際に使ってる技術の解説をした。
自分で言うのもナンだけど、低コストでそこそこ上等な結果が得られる技術だと思う。もちろんオリジナルではないけれど、一般にはそう出回らない話なんで、聞く価値は、少なくともお代の分くらいはあると思う。
授業時間が終わりに近かったせいもあるんだろうけど、ほとんどの人がそれなりに真剣に聞いてくれた、と思う。思いたいなあ。

終了後、熱心に授業を聞いてくれてた生徒さんが二人、残ってくれて少し話ができたんで、去年のに比べりゃ少しはマシな授業ができてたんじゃないかな。こういうのって、授業の出来具合のバロメータだと思う。



このお仕事を回してくれた先生と少し話をする。
大人気ないしかり方をしたんで、不快に思わせたかもしれない、と謝る。
「ああ・・・こっちのクラスの子は、少し導入が上手く行ってないせいもあるかもしれませんね」
「はい?」

この授業は全く科の違う学生さんが集まっていて、この先生が担任してるクラスじゃない方の生徒さんたちには、「なぜこの授業を受けなければいけないのか」という理由がよく見えてないらしい。確かに、専門で勉強してるもの(資格)とは直接つながらない授業ではある。でもまあ、隣接領域ではあるし、お仕事に深みを持たせることにもなるんだけどね。

そうか、ハナからやる気はないのか。
じゃあ仕方ないのかもな。


塾にしても、毎週行ってる専門ガッコにしても、たまに行く資格取得のための総合予備校にしても、みんな程度の差こそあれ、その領域の勉強したくて来てるんだもんな。そんな連中に比べりゃ耐性が低くて当然か。

難しいもんだな。


と部屋に帰ってネットを徘徊。
こんなのを見つけた。

「能力のこと」  レジデント初期研修用資料 より
http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/64

そうだよな。
能力には差があるんだよな。
単に「目標に向かって進む」どころか、そもそも目指すべき「目標」をキチンと定められるかどうか、そこさえも差があるんだろうね。自分だって今でこそ偉そうな面して生きてるけど、彼ら彼女らと同じ年代のころどうだったかって言ったら、恥ずかしさのあまり銅像に押しつけたらそのままデスマスクが作れそうなぐらい赤面できますものね!!時間も必要なんでしょう、きっと。

幸いなことにあたしゃ色んなことをソコソコ楽しめる余力があるみたいなので、楽しんでみましょうかね。

No.274|講師仕事Comment(0)Trackback()

眼下の敵

2008/06/07(Sat)02:18

本日午後より、いつもの専門ガッコで卒業生相手の国試対策の授業をやる。

出席予定者のリストを見たら顔見知りばかりなので、まあそんなに緊張することもないのだけど、そこはそれ、肝っ玉がミクロマンなワタクシは緊張してしまうのだ。

何話そうか、色々メモを作ってるんだけど、考え込んじゃうわ。



この授業の打ち合わせもかねて、新任の専任講師の方と色々お話をした。
一風変わった方だなあ、と今回のお話をもらったときには思ったけど、やっぱり変わった人なんだなあ。

変わった方ではあるけれど、優秀な人でもあるみたいだ。
色んなところで、いろんな勉強をして来られたらしい。
あははん、アタシなんぞがやるよりも、よっぽど身になる授業されるんだろうな、きっと。
専門にしてる科目の授業取られた、とか言って妬んでた自分がお恥ずかしい。


Ph.D(って言ってたと思う)は取らないのですか?と聞かれた。
修士課程の次の課程、つまり博士課程行って、博士号はとらないの?ってことだ。
届くようなレベルじゃないし、どっちかっていうと脳の方に興味は移ってるし、医者になるにしても残り時間もそんなに無いし、経済的にも余裕があるわけじゃないし、と答えた。

脳のこと研究したけりゃ、そうすればいいのだ、とその先生はおっしゃった。
別に医学生になって一からやらなくても、医学博士にはなれるんだと。
「日本で一番多いのは、医学博士ですし」
へぇ、医師免許と医学博士は別なのか。そりゃ知らんかった。
治療行為をしないなら、関係ないってことなのかな。

ふーん。
近頃は「今すぐ教えなきゃいけないから、すぐにマスターしとかなきゃ!」って勉強ばっかりだったからなぁ。
煮詰まってるのもそのせいかもしれないな。
目の前のことを片付けるためだけの勉強じゃ、夢がねえよな。

ともあれ、目の前のこともキリキリかたづけにゃならんわけだが。

さーて、もうひと仕事しましょ。

No.269|講師仕事Comment(0)Trackback()