本日午後より、いつもの専門ガッコで卒業生相手の国試対策の授業をやる。
出席予定者のリストを見たら顔見知りばかりなので、まあそんなに緊張することもないのだけど、そこはそれ、肝っ玉がミクロマンなワタクシは緊張してしまうのだ。
何話そうか、色々メモを作ってるんだけど、考え込んじゃうわ。
この授業の打ち合わせもかねて、新任の専任講師の方と色々お話をした。
一風変わった方だなあ、と今回のお話をもらったときには思ったけど、やっぱり変わった人なんだなあ。
変わった方ではあるけれど、優秀な人でもあるみたいだ。
色んなところで、いろんな勉強をして来られたらしい。
あははん、アタシなんぞがやるよりも、よっぽど身になる授業されるんだろうな、きっと。
専門にしてる科目の授業取られた、とか言って妬んでた自分がお恥ずかしい。
Ph.D(って言ってたと思う)は取らないのですか?と聞かれた。
修士課程の次の課程、つまり博士課程行って、博士号はとらないの?ってことだ。
届くようなレベルじゃないし、どっちかっていうと脳の方に興味は移ってるし、医者になるにしても残り時間もそんなに無いし、経済的にも余裕があるわけじゃないし、と答えた。
脳のこと研究したけりゃ、そうすればいいのだ、とその先生はおっしゃった。
別に医学生になって一からやらなくても、医学博士にはなれるんだと。
「日本で一番多いのは、医学博士ですし」
へぇ、医師免許と医学博士は別なのか。そりゃ知らんかった。
治療行為をしないなら、関係ないってことなのかな。
ふーん。
近頃は「今すぐ教えなきゃいけないから、すぐにマスターしとかなきゃ!」って勉強ばっかりだったからなぁ。
煮詰まってるのもそのせいかもしれないな。
目の前のことを片付けるためだけの勉強じゃ、夢がねえよな。
ともあれ、目の前のこともキリキリかたづけにゃならんわけだが。
さーて、もうひと仕事しましょ。
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