忍者ブログ

日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

[PR]

2025/06/07(Sat)04:15

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

励みになりますわー

2008/12/11(Thu)00:53

専門ガッコの授業に遅刻した。

ギリギリ大丈夫、って時間だったんだけど、地下鉄乗る直前にかかってきた電話に出たのが失敗だった。
資格試験対策の授業をさせてもらってる某予備校からの電話で、全国で使う模試問題の解答解説に間違いが無いかチェックするというお仕事の依頼でした。
普段からお世話になってる職員の方から事前に伺ってたのに、「お受けいただけますか?」だって。
やるつもりでいるっちうに。社交辞令で無駄無駄な時間かけるから、地下鉄一本乗りそこねてしもうたわい。昼間の一本って結構時間空いちゃうのにー。

でも、今回初めて聞いた話もあった。
「いずれは問題の作成やテキストの執筆もお願いしたいと思っておりますので」
はい?マジですかい!

国家試験の直後に解答速報出すお仕事を何回か請けてきたのだけど、毎回毎回頼まれもしないのに

「コレコレこういった理由でこれが正解である。ちなみに何年にドコソコの出版社から出たこういうタイトルの本の何ページにそれについて書いてあるので文句があるなら見てみるが良い」

ってコメントをつけて来た成果やも知れませぬ。
お仕事の契約上では、「ちなみに」以前の分までで十分で、もしも複数の回答者の内容が割れた場合に電話が来てすり合わせを行うことになっているのだけど、電話を待つのがイヤでその分文書化して先に出してしまっていただけなんだけどねー。


授業のできはソコソコ。
今回の授業は面接場面で使う技法についてで、興味のある人にはすぐに使えるような、今後の勉強の指針になるような話を一杯したつもりなんだけど。
興味の無い人には難しい話だったろうね。

地下鉄の駅から専門ガッコまで走ってよっぽどヘロヘロに見えたのか、学生さんの一人に
「お疲れ様です!」
って労われてしまった。皆さんの貴重な勉強時間を無駄にさせてしまったワタクシですのに。


午後からはその専門ガッコの側で会議に出席。
授業の準備でロクに寝てないから意識が朦朧とする。
演壇でしゃべってる人の話がまるで理解できない。
てか、今日の人は大して準備してないと見た。「えー」とか「うー」とか「あー」とか文節ごとにはさむってアンタ故・大平総理大臣か。

グループに分かれての討議。
その場にいた人のほとんどは職務柄話し好きな人ばかりなのに、30分の制限時間の9割5分一人で話し続けてる人がいた。この私が(大げさ)相槌すらはさめなかった!
他の人が段々機嫌悪くなって行ってるような気がして、その場から逃げたくなりました。


某予備校へ、日曜の仕事の資料を受け取りに。
いつもの担当の方が不在で、別の方が応対してくださった。

「先日はリハビリの授業、ありがとうございました」
ああ、リハビリの国試対策は、この人が仕切ってたのかー。いえいえこちらこそ(また来年お仕事まわしてくらはい)。
「センセイの授業、評判良かったんですよ!」
ナンと!そりゃ嬉しい。励みになりますわー。


塾のお仕事はこの日も遅刻。
むー。


PR

No.343|講師仕事Comment(0)Trackback()

個々と集団

2008/12/10(Wed)02:37

いつだったか、お仕事先で偉い人に叱られた、とか書きましたが。
どうもあれ以来、避けられてる様な気がする。

元々、親しくお話をするなんて間柄ではないのだけど、叱られる直前は、それなりに話しかけられて、それに対して愛想笑いを返すぐらいのことはしていたのだけど。
まあ偉い人の方が時節柄忙しいってのは確かだし、そもそも反応に困る話題を振られることが多かった上に話が長いっていうステキコンボを繋げてくる人だったんで、有難いって言えば有難いのですが。

言いたいこと全部言ったから、もうどうでもいいと思われてるのかねぇ。

仕事に対する視線というか構えが全然違うんだよね、我々。

あたしゃ個別に見ることが中心で、集団での経験も重視するけど個々の人生っていう長いスパンでの幸せが最重要と考えてるので、集団が結局どうなろうと知ったことではない(暴言)。

向こうは集団としての評価が最重要らしく、個々も見るけれど総体としての評価でしか見ていない気がする。自分がかかわった結果集団が良くなった、ってよくよく聞いてみたら4年も5年も経過した後の話で、そりゃ良くなったって言えるかもしれないけど単に入れ替わっただけのことかもしれないし、それまでの2年目3年目の連中のことは単に踏み台扱いか?とか、我々がかかわる期間に結果を出さなきゃいけないって俺に豪語したのはありゃなんだい、とか色々思いは尽きないのですが。

まあいいや。
お互いそれぞれの道を行きましょう。
たぶんどっちが正しいとか間違ってるとかいう話じゃなくて、職種の違いってだけなんだ。

まあもちろん執念深いアタクシは、言われたことは決して忘れませんが。

No.342|心理屋Comment(0)Trackback()

酒と男前の日々

2008/12/08(Mon)11:37

先週は何だかあわただしい一週間だった。

いや、先々週もか。
年末だから、ってのもあるんだろうけど、拡大路線がそろそろ破綻しかけてるのかもしれん。
むやみやたらと仕事増やすの、もう止めなきゃいけないのかもなー。

・・・でもなあ、ある程度増やす方向は維持しておきたいんだよなぁ。ずっと続く保障のある仕事なんて無いから。って言っても今の時代、たとえ正社員(職員)であったとしても同じかな。

年明け早々の新しいお仕事が正式に決まった。
以前からチョコチョコ書いていた福祉系の大学での短期非常勤講師。
てか集中講義ってヤツか。
数日で半年分の授業をイッキにやる。
準備しなきゃなあ。

しわ寄せは全部塾講師の仕事に向いてると思う。
もちろん、ワタクシの心身の疲弊は除いての話ですが。
遅刻が増えてしまっているし、集中しきれない瞬間が増えてきている。効率は間違いなく低下してるよなあ。生徒さんにも迷惑かけてる。
塾長は色々と理解してくれているのか無理をたくさん聞いて下さっている。

むー。


先週木曜日、F澤氏から電話をもらった。
「あ、お疲れ様でございます。今お電話宜しいですか?お疲れのことと思いますが、もし宜しければいつもの大吉で一杯お付き合い願えないかと思いまして」
何だその最敬礼(?)な敬語は。そんなにおっかない人だと思われてるのか?

お誘い自体は嬉しかったので、しっぽをふりふり出かけてく。
「いやあ、のんたろうさんにお会いしたかったんです!」
何故そんなに嬉しそうなんだろう。アタシみたいなおっさんと話してて面白いのか?
「先日はマンガを貸してくださってありがとうございます。直接お礼を言いたくって!」
律儀だなあ。
「ちょっと前の話ですけど、『ヒバゴン』のネタを拾ってもらえたとき、すっごく嬉しかったんですよ。マンガとかアニメだけじゃなくて、UMAもイケるんですね!」
いやいや、どれもコレも中途半端なだけですよう。

F澤氏は古書店チェーンにお勤め(偉いらしい)で、先日、万引きしかけた兄ちゃんを紳士的にとっちめたとのこと。いやあ、やりますな!紳士的に、ってとこが素晴らしい。私にはできない芸当だ。

二人でグダグダ呑んでると、マスターに「イモートちゃんが何か落ち込んでるみたいだよ」と教えてもらった。ふむ、左様か。何だか知らんが(ホントは知ってる)、落ち込んでいるなら元気づけねばなりますまい!
F澤氏、私、マスターの3人で連続してメールを出す。

「ドンマイ!(サムズアップ)」
「ドンマイ!(サムズアップ)」
「ドンマイ!(サムズアップ)」

・・・どんな黒い三連星だ。
元気づける気があるように見えない。

全員に返信。

「今から行くから!」

おおう、漢(おっとこ)前や!




土曜日。
定例稽古を休んで、某予備校で資格試験対策の授業をやる。
この日は2科目。
ふと気づいたんだけど、本来の専門である心r学系よりも精s医学系の方が得意になってきている。
授業のやりやすさが全然違う。
うむむ、もっと勉強しなきゃなあ。

しかし、傍から見て、精神s患を嬉々として語るおっさんってどうなんだろうと思う。
「この男、ノリノリである」とかタグつけられそうな勢いで。
お客さん方は大層喜んでくださったみたいではあるんだけど。
終了後に残って質問してくれたり、雑談してくれた時は授業が上手く行ったのかな、と思える。

一旦家に帰り、少しゲームしたりぼーっとしてから(最近はこんな時間もナカナカ取れない)、いつもの焼き鳥屋に出かける。

団体客が二組と顔見知りが二人。
T野氏とD輔くん。
しばらくしてN川氏とイモートさんが来店。

後ろの席の団体客が妙にうるせい。
近所の居酒屋から流れた来た二次会組らしいが、年齢も性別もバラバラで、恐らく職場の飲み会らしいが何の職場かナカナカ見えない。ずいぶんと経ってから、「~年生が云々」って話がやたら出てきたので、近所のガッコの先生ではないかと推測。そりゃ声もでけえわ。
で、先生方、あまり下品な話はしない方がよろしゅうございますよ。

我々4人はカウンターに座っていたのだが、いつのまにやら座席移動が行われており、隣にT野氏が来た。
「いやあ、のんたろうさんに会いたかったんですよ!」
あれ?どっかで同じセリフを聞いた記憶が。

なんでこう、あたしゃオッサン(他人のこと言えないが)にモテるんだろう。
同じモテるんなら女の子の方が嬉しいんだけれども贅沢ですかそうですか。

T野氏は私にアイマスの動画を見せたかったらしい。
確かに、ケータイで見てもすごかった。
PCで見たらもっとスゲェんだろう。


N川氏は最近、赤平市でロケットを作ってる鉄工所の親父に夢中(?)らしい。
本業は本業で国内でかなりのシェアを占めている商品を持っているちゃんとした会社なのに、ある日突然
「えー、今日から我が社はロケットを作ります」
とか言い出して本当に作り始めちゃったらしい。言う方もアレだけど、従っちゃう従業員もスゴイ、とN川氏。そらそうだ、普通止めるよな。
今のところ、ある程度のものをある程度の高さまで打ち上げることはできてるらしい。ただ、近所の小学生には「爆発のおじさん」として有名なんだそうだ。実験段階では爆発事故なんて当たり前なんだろうね。
でも、「爆発のおじさん」が近所にいる小学生は幸せだと思う。

で、私が喰いついたのは、そのロケットの燃料が「個体」であるという点である。

ロケットは燃料による分類で、個体燃料ロケットと液体燃料ロケットに二分できる。
「まんがサイエンス」で読んだ知識なんでそう詳しくはないのだけど、個体燃料より液体燃料の方がコントロールしやすいという利点があるんだそうだ。姿勢制御やなんかもあわせて考えると、初心者向け(?)には液体の方が適している。
「なつのロケット」ってマンガでも、小学生が液体燃料ロケット打ち上げてましたな。ってどっちもあさりよしとおのマンガですが。

それなのに、「個体」なのである。
何と言う男前か。

スゴイなあ。


D輔くんとイモートさんが並んでおしゃべりしてるのを横目に、残りのおっさん3人は空いたボックス席に移動させられる。何ですか、我々ジャマですか。
ボックス席では当たり前の間隔で座っていたのだが、次第ににじり寄ってくるT野氏、逃げるワタクシ、動かないN川氏、と次第に密集体系をとる我々。マスターや奥方のM子さんに笑われる。
「分散させて、各個撃破です」とT野氏。
「ヤン・ウェンリーですか」と拾うワタクシ。
嬉しそうなT野氏。そうか、これくらいのネタも世間一般では拾われないのか。
N川氏、全然知らないみたいだし。

我々の視線の先には前述の二人が並んでしゃべってる姿が。
彼らの正面の洗い場に立つ、バイトのMちゃん改めまろたろうちゃん。
あー、コラコラ、二人の会話に参加してるんじゃないよ。
「ちっ。何かぶつけるものねえかな」
とつぶやく私にN川氏が「はい、これ」と焼酎のボトルを手渡ししようとする。
いやいや!コレ投げつけたら、死んじゃうから!新聞に載っちゃうから!


まろたろうちゃんは翌日、日曜なのにガッコがあるとか。
資格試験を受けるんだって。専門ガッコって一杯資格取らせるよな。
「さっきのんたろうさんがビンを投げつけようとしたり、色々酷いこと言ってましたよ」
うわあ、言うなあ!
「ああ、知ってます。そういう人ですよね」
うぬう、ばれてる。
「えーと。たまには落ちろ!」
人はそれを、負け惜しみ、と言う。


その後、マスターに近くのカラオケまで送ってもらって、明け方まで歌う。
ええ、ワタクシはまたもアニソンばっかでしたよ。フツーのも歌ったけど。

「人造人間キカイダー」の挿入歌。サイドマシンがマッハで走るとかなんとかそんな歌詞。
歌い終わった私に、N川氏がつぶやく。
「・・・マッハ、は出ないですよ、ねえ・・」
「・・・ええ、地上でマッハ出しちゃうと、色々死にますよ、ねぇ・・・」
私の頭の中にはマンガ「範馬刃牙」に最近出た、例の「真マッハ突き」があったんですが、N川氏は知ってるのかな?

「シティハンター」のエンディング、「Still love her」を最近まで知らなかった、って言ったら驚かれた。いや、ジャンプ系は守備範囲外なのよー。


帰り道、D輔くんと歩く。
ほほう、色々熱いもの持ってるんじゃないか!
青春です喃。



日曜日。
腐るほど寝た。

幸せ。


No.341|雑記Comment(0)Trackback()

確かに知っているッッ!

2008/12/03(Wed)13:17

いつもお世話になっている専門ガッコに授業しに行った。

職員室に入り、専任の先生と事務の方たちに挨拶しながら、非常勤講師の席に向かう。
顔見知りのセンセにご挨拶していると、横から見知らぬ若い女性にニコやかに挨拶された。

おや、新しい非常勤のセンセイかな?若い女性の講師とは珍しい。どれ、せいぜいお愛想振りまいて仲良くさせて頂こう、と下心満載の微笑みを浮かべたところでふと気づく。


いや、オレはこの女性を知っているッ!
どこで会ったか忘れたが、確かに知っているッッ!

とかなんとか微妙なツラしてたら、その女性の方から
「お久しぶりです。卒業生のNですー」
と挨拶された。ああ、この春この専門ガッコを卒業した人だ。道理で。

聞けば職場から「年明けすぐの国家試験に一発合格でくるよう、休んでガッコ戻って勉強してこい」と言われたらしい。
フハッ、恵まれた職場ですなあ。

「センセイ、助けて下さい」
「ふむ、如何ようにお助けすれば宜しいか」
「国試の時、横に立っていて下さい」
「応、担当科目ならお受けしましょう」

阿呆なやり取りしたりして、何故か私の授業を受けて行くことに。
少しでも役に立てたなら良いのですが。



授業終了後、とある学生さんから辞めることになった学生さんの話を伺う。出席日数の危ない学生さんだったから仕方ないな、と思う一方、何となく凹んだ。
自分の授業がも少し違ってたなら、もしかして違う事態になったんじゃないかな、とか。
もちろん自分で背負いこむべき責任ではないことはわかっていますけどね。

少なくともあの学生さんは、こんな風にアタシが凹んでいることなんざ知らねえでしょう。
いやまあ、もちろん知る必要もねえのですが。


うん、まあ仕方ないか!
縁があったらまた会おう!
お元気で!

No.340|講師仕事Comment(0)Trackback()

定例稽古

2008/12/02(Tue)01:32

週末の稽古についてのメモ。

いつもの体育館が使えなかったので、別の体育館へ。
いつだったか書いた、小学生に柔道教えてた別嬪さんがいたところである。
残念ながらこの日は来てなかった。後で聞いた話では、本来は午後に来ている人たちでたまに午前中に来てるらしい。我々が目撃したのはその「たまたま」の時だったのだ。

残念、とかのんきに書いているが、いつのまにやら稽古仲間のM氏とAくんの間で、今度会った時には私がその女性をナンパすることになってたらしい。
何故そんな話になっているのか。

しませんよ、念のため。

この日来ていたのは
・杖術の年配の男性二人組み
・小学生対象の空手
の二組であった。

杖術の二人はM氏の知人らしく、友好的に、お互い間合いを保ちつつ稽古できたんだけど。

ガキどもがねぇ。
いや、稽古してる連中はまだいいんだけど。
見学のお母さんたちに連れられた、就学年齢に達していない弟妹どもがねぇ。
まあ、首輪つけてるわけじゃないから、隙を見て走り回るわけですよ。
離れたところを走り回ってるだけなら兎も角、連中は少しでも広いところで走り回ろうとするわけですよ。
こっちが武器振り回していようと、対練していようとお構い無しに奇声をあげながら突っ込んでくるんですよ。

「うきゃあああああ!」
「うひいいいいい!」
「(げ、こっちくんな)」
「あ、これ、ナントカちゃん、そっち行っちゃダメでしょ!」

ダメでしょ、じゃないのである。
テンションの上がったガキに、言葉は一切通じないのは毎日世話してるんだから分かるだろ?
声かける暇があったら、ダッシュで捕まえに行かなきゃいけないのだ。

いや、こっちは知らんよ。
たまたま振り回した手足や得物の先に、プニプニした頭蓋骨があったとしても、さ。もちろん謝るぐらいはするけれど、賠償は無理無理。無い袖はなんとやら。

杖術の二人連れはその辺よく分かっていらっしゃって、自分たちの稽古スペースとガキどもとの間に、ある種の「緩衝帯」とでも言うべき空間を確保して、安全を確保してはる。さっすが。


稽古仲間のM氏の
「”キミたち、可愛いねえ、おじちゃんと仲良くしないかい?”って言ったらきっと親が飛び出してきて連れてってくれるよ」
という一言で力みが抜けた。
なるほど、このご時世に合った(?)、実に効果的な撃退方法と言えよう。

私がピリピリした空気を醸しているのを見かねて、そんなことを言ってくれたのかもしれない。


ウォーミングアップの後、
心眼流の初伝対錬。
特に、三、四本目を何度も繰り返す。
四本目は左斜め上からの鉄槌打ち下ろしに対して、一旦体を右に向けてから左の小手部親指側で左側に弾き返す。直後に相手の顔に手を伸ばす動作にはいるのだが、これが上手くできない。
ピンボールっぽく、カンカン!と動きたいのだけど、弾き返した瞬間、どうしても一瞬動きが止まってしまう。

これは、弾き返すときの動き自体を間違っていたためらしい。
左側に弾き返すように見えても、実際は手前に引き込むような動きが小さく含まれている。手先ではほとんどその動きは見えないが、確かに腰はそう動いている。
ブルっと瞬間的に身体を振動させている、ということか。
中国武術でもそんな「勁」の使い方があったような記憶が。

一人でも繰り返す。ブルブル。

杖術の基本動作。
今回は杖ではなく、相手をする剣の動き方、特に受け方を教わった。
刀の峰の部分で受けようと頑張るが、恐怖心からか妙なガニマタ姿勢で受けてしまう。
足が居着いちゃいけないんだけどねぇ。

杖を使った三段攻撃の対錬。

M氏の背負い投げの打ち込みの相手。
少しずつ恐怖は薄らいできたかな?

遅れてきたAくんに、
「のんたろうさんも、そろそろ一本背負いかなんかをやってみたらどうですか?」
と薦められる。
一手だけ、覚えてみようかしらん。

顔面への打撃を外してそのままローキック、の打ち込み。


M氏の提案で、「歩くように蹴る」ことを研究する。
確かに、空手だと蹴るときって一瞬静止しているから危ないんだよな。フルコン系の人がカウンターを顔面にもらうのはよく聞く話。
ところがまあ、予想以上に蹴れない。
前蹴りを放つ寸前、どうしても膝を引きつけ過ぎてしまう。こうすると、中足(背伸びする際に重心が来る、母指のつけ根辺り)で刺すような前蹴りが打てるのだけど、明らかに一瞬静止してる。
もっとフワっと振り上げて、一瞬で加速して叩きつけなきゃいけないんだよな、きっと。

あと、オレ横蹴り下手すぎ。
泣きそうになった。





稽古とは全然関係ない話ですが。
終了後、ファミレスに3人で行ってグダグダとしゃべってた時のこと。
Aくんが任天堂のWiiで新しいゲームを買ったらしい。

「ご存知ですか、ガンdムのゲームなんですけど」
そこですかさず、私とM氏は打ち合わせてもいたかのように声を合わせて叫んだ。

「分かった!ガンdムハンマーのヤツでしょう!!」
「はい?何ですか、それ?」

ガンdムのゲームなんて毎年偉い本数発売されているのに、よりによって発売してから数年も経過している上に、当時も恐らくほとんど売れなかったであろうマイナーなゲームを同時に叫ぶのってどうなんだろうと思う。


No.339|稽古Comment(0)Trackback()