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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)07:35

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酒と男前の日々

2008/12/08(Mon)11:37

先週は何だかあわただしい一週間だった。

いや、先々週もか。
年末だから、ってのもあるんだろうけど、拡大路線がそろそろ破綻しかけてるのかもしれん。
むやみやたらと仕事増やすの、もう止めなきゃいけないのかもなー。

・・・でもなあ、ある程度増やす方向は維持しておきたいんだよなぁ。ずっと続く保障のある仕事なんて無いから。って言っても今の時代、たとえ正社員(職員)であったとしても同じかな。

年明け早々の新しいお仕事が正式に決まった。
以前からチョコチョコ書いていた福祉系の大学での短期非常勤講師。
てか集中講義ってヤツか。
数日で半年分の授業をイッキにやる。
準備しなきゃなあ。

しわ寄せは全部塾講師の仕事に向いてると思う。
もちろん、ワタクシの心身の疲弊は除いての話ですが。
遅刻が増えてしまっているし、集中しきれない瞬間が増えてきている。効率は間違いなく低下してるよなあ。生徒さんにも迷惑かけてる。
塾長は色々と理解してくれているのか無理をたくさん聞いて下さっている。

むー。


先週木曜日、F澤氏から電話をもらった。
「あ、お疲れ様でございます。今お電話宜しいですか?お疲れのことと思いますが、もし宜しければいつもの大吉で一杯お付き合い願えないかと思いまして」
何だその最敬礼(?)な敬語は。そんなにおっかない人だと思われてるのか?

お誘い自体は嬉しかったので、しっぽをふりふり出かけてく。
「いやあ、のんたろうさんにお会いしたかったんです!」
何故そんなに嬉しそうなんだろう。アタシみたいなおっさんと話してて面白いのか?
「先日はマンガを貸してくださってありがとうございます。直接お礼を言いたくって!」
律儀だなあ。
「ちょっと前の話ですけど、『ヒバゴン』のネタを拾ってもらえたとき、すっごく嬉しかったんですよ。マンガとかアニメだけじゃなくて、UMAもイケるんですね!」
いやいや、どれもコレも中途半端なだけですよう。

F澤氏は古書店チェーンにお勤め(偉いらしい)で、先日、万引きしかけた兄ちゃんを紳士的にとっちめたとのこと。いやあ、やりますな!紳士的に、ってとこが素晴らしい。私にはできない芸当だ。

二人でグダグダ呑んでると、マスターに「イモートちゃんが何か落ち込んでるみたいだよ」と教えてもらった。ふむ、左様か。何だか知らんが(ホントは知ってる)、落ち込んでいるなら元気づけねばなりますまい!
F澤氏、私、マスターの3人で連続してメールを出す。

「ドンマイ!(サムズアップ)」
「ドンマイ!(サムズアップ)」
「ドンマイ!(サムズアップ)」

・・・どんな黒い三連星だ。
元気づける気があるように見えない。

全員に返信。

「今から行くから!」

おおう、漢(おっとこ)前や!




土曜日。
定例稽古を休んで、某予備校で資格試験対策の授業をやる。
この日は2科目。
ふと気づいたんだけど、本来の専門である心r学系よりも精s医学系の方が得意になってきている。
授業のやりやすさが全然違う。
うむむ、もっと勉強しなきゃなあ。

しかし、傍から見て、精神s患を嬉々として語るおっさんってどうなんだろうと思う。
「この男、ノリノリである」とかタグつけられそうな勢いで。
お客さん方は大層喜んでくださったみたいではあるんだけど。
終了後に残って質問してくれたり、雑談してくれた時は授業が上手く行ったのかな、と思える。

一旦家に帰り、少しゲームしたりぼーっとしてから(最近はこんな時間もナカナカ取れない)、いつもの焼き鳥屋に出かける。

団体客が二組と顔見知りが二人。
T野氏とD輔くん。
しばらくしてN川氏とイモートさんが来店。

後ろの席の団体客が妙にうるせい。
近所の居酒屋から流れた来た二次会組らしいが、年齢も性別もバラバラで、恐らく職場の飲み会らしいが何の職場かナカナカ見えない。ずいぶんと経ってから、「~年生が云々」って話がやたら出てきたので、近所のガッコの先生ではないかと推測。そりゃ声もでけえわ。
で、先生方、あまり下品な話はしない方がよろしゅうございますよ。

我々4人はカウンターに座っていたのだが、いつのまにやら座席移動が行われており、隣にT野氏が来た。
「いやあ、のんたろうさんに会いたかったんですよ!」
あれ?どっかで同じセリフを聞いた記憶が。

なんでこう、あたしゃオッサン(他人のこと言えないが)にモテるんだろう。
同じモテるんなら女の子の方が嬉しいんだけれども贅沢ですかそうですか。

T野氏は私にアイマスの動画を見せたかったらしい。
確かに、ケータイで見てもすごかった。
PCで見たらもっとスゲェんだろう。


N川氏は最近、赤平市でロケットを作ってる鉄工所の親父に夢中(?)らしい。
本業は本業で国内でかなりのシェアを占めている商品を持っているちゃんとした会社なのに、ある日突然
「えー、今日から我が社はロケットを作ります」
とか言い出して本当に作り始めちゃったらしい。言う方もアレだけど、従っちゃう従業員もスゴイ、とN川氏。そらそうだ、普通止めるよな。
今のところ、ある程度のものをある程度の高さまで打ち上げることはできてるらしい。ただ、近所の小学生には「爆発のおじさん」として有名なんだそうだ。実験段階では爆発事故なんて当たり前なんだろうね。
でも、「爆発のおじさん」が近所にいる小学生は幸せだと思う。

で、私が喰いついたのは、そのロケットの燃料が「個体」であるという点である。

ロケットは燃料による分類で、個体燃料ロケットと液体燃料ロケットに二分できる。
「まんがサイエンス」で読んだ知識なんでそう詳しくはないのだけど、個体燃料より液体燃料の方がコントロールしやすいという利点があるんだそうだ。姿勢制御やなんかもあわせて考えると、初心者向け(?)には液体の方が適している。
「なつのロケット」ってマンガでも、小学生が液体燃料ロケット打ち上げてましたな。ってどっちもあさりよしとおのマンガですが。

それなのに、「個体」なのである。
何と言う男前か。

スゴイなあ。


D輔くんとイモートさんが並んでおしゃべりしてるのを横目に、残りのおっさん3人は空いたボックス席に移動させられる。何ですか、我々ジャマですか。
ボックス席では当たり前の間隔で座っていたのだが、次第ににじり寄ってくるT野氏、逃げるワタクシ、動かないN川氏、と次第に密集体系をとる我々。マスターや奥方のM子さんに笑われる。
「分散させて、各個撃破です」とT野氏。
「ヤン・ウェンリーですか」と拾うワタクシ。
嬉しそうなT野氏。そうか、これくらいのネタも世間一般では拾われないのか。
N川氏、全然知らないみたいだし。

我々の視線の先には前述の二人が並んでしゃべってる姿が。
彼らの正面の洗い場に立つ、バイトのMちゃん改めまろたろうちゃん。
あー、コラコラ、二人の会話に参加してるんじゃないよ。
「ちっ。何かぶつけるものねえかな」
とつぶやく私にN川氏が「はい、これ」と焼酎のボトルを手渡ししようとする。
いやいや!コレ投げつけたら、死んじゃうから!新聞に載っちゃうから!


まろたろうちゃんは翌日、日曜なのにガッコがあるとか。
資格試験を受けるんだって。専門ガッコって一杯資格取らせるよな。
「さっきのんたろうさんがビンを投げつけようとしたり、色々酷いこと言ってましたよ」
うわあ、言うなあ!
「ああ、知ってます。そういう人ですよね」
うぬう、ばれてる。
「えーと。たまには落ちろ!」
人はそれを、負け惜しみ、と言う。


その後、マスターに近くのカラオケまで送ってもらって、明け方まで歌う。
ええ、ワタクシはまたもアニソンばっかでしたよ。フツーのも歌ったけど。

「人造人間キカイダー」の挿入歌。サイドマシンがマッハで走るとかなんとかそんな歌詞。
歌い終わった私に、N川氏がつぶやく。
「・・・マッハ、は出ないですよ、ねえ・・」
「・・・ええ、地上でマッハ出しちゃうと、色々死にますよ、ねぇ・・・」
私の頭の中にはマンガ「範馬刃牙」に最近出た、例の「真マッハ突き」があったんですが、N川氏は知ってるのかな?

「シティハンター」のエンディング、「Still love her」を最近まで知らなかった、って言ったら驚かれた。いや、ジャンプ系は守備範囲外なのよー。


帰り道、D輔くんと歩く。
ほほう、色々熱いもの持ってるんじゃないか!
青春です喃。



日曜日。
腐るほど寝た。

幸せ。


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No.341|雑記Comment(0)Trackback()

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