専門ガッコの授業に遅刻した。
ギリギリ大丈夫、って時間だったんだけど、地下鉄乗る直前にかかってきた電話に出たのが失敗だった。
資格試験対策の授業をさせてもらってる某予備校からの電話で、全国で使う模試問題の解答解説に間違いが無いかチェックするというお仕事の依頼でした。
普段からお世話になってる職員の方から事前に伺ってたのに、「お受けいただけますか?」だって。
やるつもりでいるっちうに。社交辞令で無駄無駄な時間かけるから、地下鉄一本乗りそこねてしもうたわい。昼間の一本って結構時間空いちゃうのにー。
でも、今回初めて聞いた話もあった。
「いずれは問題の作成やテキストの執筆もお願いしたいと思っておりますので」
はい?マジですかい!
国家試験の直後に解答速報出すお仕事を何回か請けてきたのだけど、毎回毎回頼まれもしないのに
「コレコレこういった理由でこれが正解である。ちなみに何年にドコソコの出版社から出たこういうタイトルの本の何ページにそれについて書いてあるので文句があるなら見てみるが良い」
ってコメントをつけて来た成果やも知れませぬ。
お仕事の契約上では、「ちなみに」以前の分までで十分で、もしも複数の回答者の内容が割れた場合に電話が来てすり合わせを行うことになっているのだけど、電話を待つのがイヤでその分文書化して先に出してしまっていただけなんだけどねー。
授業のできはソコソコ。
今回の授業は面接場面で使う技法についてで、興味のある人にはすぐに使えるような、今後の勉強の指針になるような話を一杯したつもりなんだけど。
興味の無い人には難しい話だったろうね。
地下鉄の駅から専門ガッコまで走ってよっぽどヘロヘロに見えたのか、学生さんの一人に
「お疲れ様です!」
って労われてしまった。皆さんの貴重な勉強時間を無駄にさせてしまったワタクシですのに。
午後からはその専門ガッコの側で会議に出席。
授業の準備でロクに寝てないから意識が朦朧とする。
演壇でしゃべってる人の話がまるで理解できない。
てか、今日の人は大して準備してないと見た。「えー」とか「うー」とか「あー」とか文節ごとにはさむってアンタ故・大平総理大臣か。
グループに分かれての討議。
その場にいた人のほとんどは職務柄話し好きな人ばかりなのに、30分の制限時間の9割5分一人で話し続けてる人がいた。この私が(大げさ)相槌すらはさめなかった!
他の人が段々機嫌悪くなって行ってるような気がして、その場から逃げたくなりました。
某予備校へ、日曜の仕事の資料を受け取りに。
いつもの担当の方が不在で、別の方が応対してくださった。
「先日はリハビリの授業、ありがとうございました」
ああ、リハビリの国試対策は、この人が仕切ってたのかー。いえいえこちらこそ(また来年お仕事まわしてくらはい)。
「センセイの授業、評判良かったんですよ!」
ナンと!そりゃ嬉しい。励みになりますわー。
塾のお仕事はこの日も遅刻。
むー。
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