忍者ブログ

日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

[PR]

2025/05/06(Tue)21:20

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

目標とテーマ

2009/01/01(Thu)14:31

あけましたね。

読んでくださる皆様、おめでとうゴザイマス。
今年も昨年同様のお引き立てをよろしくお願い致します。



昨夜は焼き鳥屋で楽しいひと時を過ごしましたが、体調不良で途中でリタイア。
マスタ夫妻がいつになくアグレッシブな気がした。新年にかける何か意気込みがあるのか。
まろたろうちゃんに「表に出ろ!」と怒鳴られたのがステキな思い出。良い年になりそうです。
みんなのストッキングかぶった姿もステキでした。そのうち私にもその機会が巡ってくるらしいです。ドキドキ。
おみくじは「小吉」でした。ま、そんなもんでしょ。



とりあえず、今年の目標なんぞを。

「減量」

ウェイトも、蔵書(笑)も。
いろんな意味で、もちっとスマートにね。



寝起きでボーっとしながらネット見てるときに思い出した言葉。とある古い特撮モノのセリフなんだけど、何かいい感じがするので今年のテーマにしようと思う。

「今日がダメならね、明日、明日を探しゃいいんですよ」



皆様にとっても幸多い年でありますように。


追伸
めずらしく見た夢を覚えていたんだけど、初夢って今晩見る夢だからノーカウントでいいよね?
舞台は前のアパートで、実在しない「カノジョ」が悩んでるのを一生懸命なだめてるけどふと目を放した隙に飛び出していってしまったのを追っかけるっていうちょっとどうかと思う夢だったんだけど。


PR

No.349|雑記Comment(4)Trackback()

良い年を

2008/12/31(Wed)21:08

大掃除終了。

きれい好きの人に見られたら、「こりゃフツーの掃除だよ」ってレベルですが。

ともあれ一通り掃除はした。
床には(ほぼ)モノが置かれていない。

今ならお客さんをお招きできるレベルですな!

・・・少し本を処分しよう。


ともあれ皆様良いお年をお迎え下さい。
あたしゃ実家に顔出してから恒例の焼き鳥屋での年越しだ!


No.348|雑記Comment(0)Trackback()

驚き方が昭和

2008/12/23(Tue)03:23

週末のことなんぞを。

土曜日。
ボチボチと年内のお仕事にもカタがつき始めている。
けれども暦通りに行かないのは不正規労働者のツライところでゴザル。
この日も市内某予備校で、とある福祉系資格試験の直前模試の解説をする。
ちくしょう、また稽古できなかった。

短い時間でできるだけ多くの内容を伝えようと、必死に教える。
教わる方も、一生懸命聞いてくださる。
相変わらず精s保健系の話になると、ついつい深くてマニアックな内容になってしまうのはご愛嬌。この資格にそこまでいらんだろう、ってとこまで話してしまう。
でもまあ、終了後質問しに来る方のほぼ全員が精神h健の話題なので、興味ある分野なのか厄介な分野なのか、お役に立てているのなら良しとしよう。

「健闘を祈ります!」
と最後に言ったらほとんどの人が喜んでくれたみたい。
笑顔で「はい!」って返してくれた。


前の週に、同じく福祉系の、別の資格の模試の解説をした。
難易度で言えば、明らかにこの日の資格のほうが格下である。
でも、教えていて楽しいのはこちらである。

なんと言うか、あっちは辛気臭いのだ。
福祉系のお仕事ってのは総じて銭にならない(爆弾発言)し、心身ともにしんどいことが多い、と思う。少なくとも気楽に踏み込んだら結構痛い目にあう。それなりに覚悟のいる分野だと思うのだが、大丈夫なの?ってくらい覇気が無い。
そのくせ、結構意地の悪いことを言い残していくし!

「のんたろう先生、先ほどお帰りになった受講生の方が、『あの先生(私のこと)、専任の方なんですか?この点とこの点、間違ってましたよ』っておっしゃってましたが、心当たりはありますか?」
「ええ!?そうですか、いや申し訳ないデス。ちゃんと頂いてる今年度のテキストとつき合わせて裏を取ってるつもりなんですが」
「あー、ウチのテキスト間違い多いですからね、アテにならないですよ」

ンなテキスト寄越すな、馬鹿。

八つ当たりとして書くのだが、どうも福祉系の資格を取ろうって人には根性悪いのが多い気がする。あんまり酷い待遇の中で生きてきたから根性捻じ曲がったんじゃねえのか、とか思っちゃう。
知り合いの、ベテランの福祉系の人は全然そんなことないのにねぇ。
まあ結局のところそんなのは個人差で、変なのに当たったときの印象が強すぎるってだけなんですけどね。

ついでに自分たちのことも書いておくと、わざわざ心理屋になろうって奴らは総じて「キ印」だと思います。もちろん自分も含めてな!



とまあ前の週は兎も角、この日はいい気分で授業を終え、帰宅。
アパートに近づくに連れ、気が緩んできたのか物凄い勢いで眠くなる。
気ィ張ってたんだなあ。

一眠りしてから、いつもの焼き鳥屋、大吉へ向かう。

遅い時間にもかかわらず、店は混みあっていた。
てか珍しく知り合いが全然いねえ。
入った途端に見知らぬおっさんにガン見され、思わず会釈してしまう肝っ玉の小さなオレ様ちゃんだ。

マスターといつものバイトのまろたろうちゃんだけかと思ったら、新しいバイトのおねーちゃんがいた。数日前に入ったばかりでもう週末デビューか、早いなあ。
マスターからの指示で、新しいおねーちゃんが私のところに注文を取りに来る。
「何かメニューのことで質問してやって」
ははあ、いつもの新人バイト登竜門ですか。手加減しつつも絶対答えられっこない質問をする。
「皮せんべいって、ナニ?」
「やげん軟骨と、普通の軟骨ってどう違うの?」
見事に固まってました。「お待ちください、分かる者に聞いてきます!」ぐらい言えるといいのにねぇ。

ぼへーっと呑んでたら、背後からニュッとカレンダーが突き出された。出勤簿(?)代わりに来る度にシールを貼らせてもらってるカレンダーだ。
全く気を配ってなかったので、驚いて変なポーズでのけぞってしまう。おおう。
それを見てケラケラ笑うまろたろうちゃん。
「驚き方が『昭和』ですよね!」だと。
ちっ、この平成生まれめ!

「珍しいですね、一人なの」
洗い物しながらまろたろうちゃんが話しかけてくれる。
「あー、そうだねぇ。最近だれかしらと一緒に呑んでたからねえ」
「ふふふ、本当に、男の人にモテますよね」
ぎゅっ、むっ。
「うー、そうなんだよなあ。あとね、年寄りと子どもにも、妙に」

野郎と、ガキと、年寄りには比較的気に入られることは、何でだか知らんが本当に多い。人生に重要な問題は「それ以外」にモテるかどうか、だというのにもかかわらず、だ!
カウンターに突っ伏して、大して呑んでもいないのにクダを巻く迷惑な客に天からの福音の言葉が。

「あ、でも私のんたろうさんのこと好きですよ!」
お相手がいる人にナニ言われたって嬉しかねーよ、と頭では思いつつも心は喜んでしまう辺り、マスターに「残念な人だ!」って言われてしまう所以だろう。
「・・・ありがとう。これであと10年は闘えるよ!」
何と闘う気だ。

「あ、そうだ。こないだの資格試験なんですけどね」
ああ、『酒と男前の日々』で書いた、次の日受けたやつね。
どうしたんですか、言いよどんで。
「あの日ですね・・・」
「はあ」
「9:40開始だったんですけど」
「ほお」
「目が覚めたら、9:40でした!」
「ブラボー!」
ようこそ、ダメ人間の世界へ。
「のんたろうさんには怒られるかと思ったんですけど」
「いやいや、目を覚まして、時計を見つめて呆然としてるあなたの姿を思い浮かべたらそれだけでお腹一杯」

もしかしてその寝坊は、あの日オレが「たまには落ちろ!」って呪ったせいなのかも、とちょっとだけ申し訳なく思ったけど、口にはせず。沈黙は金。


ラストオーダーの時間も近づき、私以外のお客も帰っていったころ。
「お客さんでーす」
おや、こんな時間に。

自分が見られるとイヤなので、新しく入ってくるお客さんのことを見ないようにしているのだけど。
入ってくるなり第一声が
持ち帰りで!」って。
自分の行動に「お」を付けちゃいけないって習わんかったんかい。
何より無駄に声がでかい。多分アレなカンジの人なんだろう、と予測。
横目で様子を伺う。


20代中ごろのあんちゃんと、奥方らしき女性と赤ん坊の3人連れ。
あんちゃんは想像通り、あんまり頭脳戦は得意じゃ無さそうだけど声の大きさと勢いだけで人生渡ってるカンジのタイプ(偏見)、奥さんは至極真っ当そうな方。別嬪さんだし、お友達になりたいデス。

しかしまあこのあんちゃん、始終奥さんに罵声を浴びせ続けておった。
自分の行動に「お」をつけて恥じない程度のオツムしかないくせに、よくもまああれだけ言えるもんだな、これが恥知らずってヤツか、と感心感心。もちろん嫌味だ。

何より気に喰わなかったのが、このあんちゃん、口元を歪めて笑うのだ。
左側麻痺してんのか、ってくらい口元の右側だけを上げて笑う。
ビールを片手に、口元を歪ませながら「お前は分かっちゃないよな」的なことを延々とのたまう。
それに付き合う奥さん。何か弱みでも握られてんのか、とか下種な勘ぐりしてみたりして。
どう見ても一番分かってないのはお前だ。
マスターが「もうすぐ焼きあがりますよ」って言ってんのにちっとも気がつかねえでくったらくったら呑んでる。その上出来上がった焼き鳥を奥さんが受け取って先に車に戻ろうとすると「待てお前、まだ呑んでるべや」だと。
お前のそのモジャモジャの下に詰まってるのはおがくずか?

焼き鳥屋が店を閉めようとするような時間に赤ん坊を起こしておいて変だとも思わないような、大して能があるようにも見えないのに得意絶頂で奥さんを貶して平気な父親の元で育った子どもってどうなるんだろう。
もしかしたら自分のお仕事の対象になるかもしれないし、もしそうなったとしたらその子に自分はどんな風に接してどんな声掛けをするのか。

いやまあ、何にも起きないかもしれないから、気に喰わないってだけでそこまで考えなくても良いんだけどね。単にアタクシが根性悪だ、ってセンでひとつ。




この日の聞きまつがえ大賞。

マスター「今日は、二十日?」
M子さん「熱燗一丁!」

商売熱心な聞き間違えだ!




日曜日。

宣言通り、ひたすら寝て過ごす。
ちょっと起きてラグナロクやったら、レアアイテム2個も入手!
うひょひょ。

No.345|雑記Comment(0)Trackback()

酒と男前の日々

2008/12/08(Mon)11:37

先週は何だかあわただしい一週間だった。

いや、先々週もか。
年末だから、ってのもあるんだろうけど、拡大路線がそろそろ破綻しかけてるのかもしれん。
むやみやたらと仕事増やすの、もう止めなきゃいけないのかもなー。

・・・でもなあ、ある程度増やす方向は維持しておきたいんだよなぁ。ずっと続く保障のある仕事なんて無いから。って言っても今の時代、たとえ正社員(職員)であったとしても同じかな。

年明け早々の新しいお仕事が正式に決まった。
以前からチョコチョコ書いていた福祉系の大学での短期非常勤講師。
てか集中講義ってヤツか。
数日で半年分の授業をイッキにやる。
準備しなきゃなあ。

しわ寄せは全部塾講師の仕事に向いてると思う。
もちろん、ワタクシの心身の疲弊は除いての話ですが。
遅刻が増えてしまっているし、集中しきれない瞬間が増えてきている。効率は間違いなく低下してるよなあ。生徒さんにも迷惑かけてる。
塾長は色々と理解してくれているのか無理をたくさん聞いて下さっている。

むー。


先週木曜日、F澤氏から電話をもらった。
「あ、お疲れ様でございます。今お電話宜しいですか?お疲れのことと思いますが、もし宜しければいつもの大吉で一杯お付き合い願えないかと思いまして」
何だその最敬礼(?)な敬語は。そんなにおっかない人だと思われてるのか?

お誘い自体は嬉しかったので、しっぽをふりふり出かけてく。
「いやあ、のんたろうさんにお会いしたかったんです!」
何故そんなに嬉しそうなんだろう。アタシみたいなおっさんと話してて面白いのか?
「先日はマンガを貸してくださってありがとうございます。直接お礼を言いたくって!」
律儀だなあ。
「ちょっと前の話ですけど、『ヒバゴン』のネタを拾ってもらえたとき、すっごく嬉しかったんですよ。マンガとかアニメだけじゃなくて、UMAもイケるんですね!」
いやいや、どれもコレも中途半端なだけですよう。

F澤氏は古書店チェーンにお勤め(偉いらしい)で、先日、万引きしかけた兄ちゃんを紳士的にとっちめたとのこと。いやあ、やりますな!紳士的に、ってとこが素晴らしい。私にはできない芸当だ。

二人でグダグダ呑んでると、マスターに「イモートちゃんが何か落ち込んでるみたいだよ」と教えてもらった。ふむ、左様か。何だか知らんが(ホントは知ってる)、落ち込んでいるなら元気づけねばなりますまい!
F澤氏、私、マスターの3人で連続してメールを出す。

「ドンマイ!(サムズアップ)」
「ドンマイ!(サムズアップ)」
「ドンマイ!(サムズアップ)」

・・・どんな黒い三連星だ。
元気づける気があるように見えない。

全員に返信。

「今から行くから!」

おおう、漢(おっとこ)前や!




土曜日。
定例稽古を休んで、某予備校で資格試験対策の授業をやる。
この日は2科目。
ふと気づいたんだけど、本来の専門である心r学系よりも精s医学系の方が得意になってきている。
授業のやりやすさが全然違う。
うむむ、もっと勉強しなきゃなあ。

しかし、傍から見て、精神s患を嬉々として語るおっさんってどうなんだろうと思う。
「この男、ノリノリである」とかタグつけられそうな勢いで。
お客さん方は大層喜んでくださったみたいではあるんだけど。
終了後に残って質問してくれたり、雑談してくれた時は授業が上手く行ったのかな、と思える。

一旦家に帰り、少しゲームしたりぼーっとしてから(最近はこんな時間もナカナカ取れない)、いつもの焼き鳥屋に出かける。

団体客が二組と顔見知りが二人。
T野氏とD輔くん。
しばらくしてN川氏とイモートさんが来店。

後ろの席の団体客が妙にうるせい。
近所の居酒屋から流れた来た二次会組らしいが、年齢も性別もバラバラで、恐らく職場の飲み会らしいが何の職場かナカナカ見えない。ずいぶんと経ってから、「~年生が云々」って話がやたら出てきたので、近所のガッコの先生ではないかと推測。そりゃ声もでけえわ。
で、先生方、あまり下品な話はしない方がよろしゅうございますよ。

我々4人はカウンターに座っていたのだが、いつのまにやら座席移動が行われており、隣にT野氏が来た。
「いやあ、のんたろうさんに会いたかったんですよ!」
あれ?どっかで同じセリフを聞いた記憶が。

なんでこう、あたしゃオッサン(他人のこと言えないが)にモテるんだろう。
同じモテるんなら女の子の方が嬉しいんだけれども贅沢ですかそうですか。

T野氏は私にアイマスの動画を見せたかったらしい。
確かに、ケータイで見てもすごかった。
PCで見たらもっとスゲェんだろう。


N川氏は最近、赤平市でロケットを作ってる鉄工所の親父に夢中(?)らしい。
本業は本業で国内でかなりのシェアを占めている商品を持っているちゃんとした会社なのに、ある日突然
「えー、今日から我が社はロケットを作ります」
とか言い出して本当に作り始めちゃったらしい。言う方もアレだけど、従っちゃう従業員もスゴイ、とN川氏。そらそうだ、普通止めるよな。
今のところ、ある程度のものをある程度の高さまで打ち上げることはできてるらしい。ただ、近所の小学生には「爆発のおじさん」として有名なんだそうだ。実験段階では爆発事故なんて当たり前なんだろうね。
でも、「爆発のおじさん」が近所にいる小学生は幸せだと思う。

で、私が喰いついたのは、そのロケットの燃料が「個体」であるという点である。

ロケットは燃料による分類で、個体燃料ロケットと液体燃料ロケットに二分できる。
「まんがサイエンス」で読んだ知識なんでそう詳しくはないのだけど、個体燃料より液体燃料の方がコントロールしやすいという利点があるんだそうだ。姿勢制御やなんかもあわせて考えると、初心者向け(?)には液体の方が適している。
「なつのロケット」ってマンガでも、小学生が液体燃料ロケット打ち上げてましたな。ってどっちもあさりよしとおのマンガですが。

それなのに、「個体」なのである。
何と言う男前か。

スゴイなあ。


D輔くんとイモートさんが並んでおしゃべりしてるのを横目に、残りのおっさん3人は空いたボックス席に移動させられる。何ですか、我々ジャマですか。
ボックス席では当たり前の間隔で座っていたのだが、次第ににじり寄ってくるT野氏、逃げるワタクシ、動かないN川氏、と次第に密集体系をとる我々。マスターや奥方のM子さんに笑われる。
「分散させて、各個撃破です」とT野氏。
「ヤン・ウェンリーですか」と拾うワタクシ。
嬉しそうなT野氏。そうか、これくらいのネタも世間一般では拾われないのか。
N川氏、全然知らないみたいだし。

我々の視線の先には前述の二人が並んでしゃべってる姿が。
彼らの正面の洗い場に立つ、バイトのMちゃん改めまろたろうちゃん。
あー、コラコラ、二人の会話に参加してるんじゃないよ。
「ちっ。何かぶつけるものねえかな」
とつぶやく私にN川氏が「はい、これ」と焼酎のボトルを手渡ししようとする。
いやいや!コレ投げつけたら、死んじゃうから!新聞に載っちゃうから!


まろたろうちゃんは翌日、日曜なのにガッコがあるとか。
資格試験を受けるんだって。専門ガッコって一杯資格取らせるよな。
「さっきのんたろうさんがビンを投げつけようとしたり、色々酷いこと言ってましたよ」
うわあ、言うなあ!
「ああ、知ってます。そういう人ですよね」
うぬう、ばれてる。
「えーと。たまには落ちろ!」
人はそれを、負け惜しみ、と言う。


その後、マスターに近くのカラオケまで送ってもらって、明け方まで歌う。
ええ、ワタクシはまたもアニソンばっかでしたよ。フツーのも歌ったけど。

「人造人間キカイダー」の挿入歌。サイドマシンがマッハで走るとかなんとかそんな歌詞。
歌い終わった私に、N川氏がつぶやく。
「・・・マッハ、は出ないですよ、ねえ・・」
「・・・ええ、地上でマッハ出しちゃうと、色々死にますよ、ねぇ・・・」
私の頭の中にはマンガ「範馬刃牙」に最近出た、例の「真マッハ突き」があったんですが、N川氏は知ってるのかな?

「シティハンター」のエンディング、「Still love her」を最近まで知らなかった、って言ったら驚かれた。いや、ジャンプ系は守備範囲外なのよー。


帰り道、D輔くんと歩く。
ほほう、色々熱いもの持ってるんじゃないか!
青春です喃。



日曜日。
腐るほど寝た。

幸せ。


No.341|雑記Comment(0)Trackback()

何だその

2008/12/01(Mon)03:17

稚内行3日目の話。

ってもう一週間も前の話だよ!


朝飯をのんびり喰って、宿を出る。
帰りのJRまで、結構な時間がある。どう時間つぶすかね、とか考えてるうちに駅に到着。

ここまで来たんだから、「最北端」の岬ぐらい行ってみたいもんだね、駅からバス出てるって言うし。
祝日の駅は閑散としている。
バスの時刻表探してキョロキョロしてるだけで、駅員さんに見られる。

時刻表発見。
えーと。
今、9:30で。
岬行きのバスは・・・始発が8:10。こりゃ無理か。
次は・・・?

13:50って。
もうそれ、帰りのJRの時間じゃん!
どこまでやる気ねえんだよ!
大体始発が8:10って!
そんな時間から活動する観光客いねえよ!

どうするか、しばし途方にくれる。
天気はそこそこいいものの、気温は低く風も強い。
アテも無くウロウロするのもまた一興だけど、迷ったら氏にそうだし、そもそもホントに何にもなさそうだ。

仕方ない。

駅前にあるレンタカー屋で、車を借りることにする。
四国で借りた時には旅行会社任せだったから知らなかったけど、レンタカー会社って現金払い嫌がるのね。キャッシュで払うって言ってんのに、クレジットカードの提示を求められたわ。端末に通されて、「大丈夫ですね」だとさ。ってことはアレか、免許証のコピー取らせたけど、それには何の価値もみていないってコトか。だったら人の個人情報無駄に取るんじゃねえ。

今イチ納得しきれないままではあったけど、一路宗谷岬へ。
街中は兎も角、少しでも外れると路面はつるつる、風は横殴りなのがゴウゴウと。
カーナビの案内に従い、ひた走る。

小一時間ほどかけて、着いたら納得。

宗谷岬は冬に来るところではない。
誰だ、やる気ねえ、とか言ってたヤツ。
車から降りて、ただそこに立ってるだけで体力が奪われるってどういうことだ。
伊達に最北端ではないんだろうね。風の冷たいことったらもー!
HPのゲージがもしもあったなら、見る見る短くなっていったことでしょう。

ほぼ同時に着いたカップルは、一瞬だけ記念撮影して車に飛び乗って帰って行きました。


昔のアーケードゲームの「ガントレット」ってヤツ思い出した。
あれも確か、何にもしなくても少しずつHPが減っていってたような記憶が。
当時は「何だコレ、ひでぇ!」とか思ってましたが。
当時の自分に言ってやりたいところですな。
「苛酷な環境は、生命力を削るんだよ、ばーか」
とかなんとか。

宗谷岬公園に行ってみたかったのですが。
「冬季閉鎖中」だと。そらそうだ。

岬に立つ、間宮リンゾウ氏の銅像は、風上側が真っ白に凍り付いておりました。
土産物屋はやってたみたいだけど、寒くてそこまでも歩きたくねえ。
車にさっさと戻る。


街へ戻る途中、路肩に落ちてる車発見。
警察の貼ったらしきテープが見えたから、検証とか手続きは終わってるんだろうけど。
もしも落ちたのが夜中なら、事故以外の理由で確実に死ねる、とか考えてゾッとする。


ノシャップ岬は人里から近い。
5キロぐらいかな?歩いても来れたな。
もちろん岬には誰もいない。
新雪に足跡付け放題。別に嬉かねえけど。

土産物を買い込む。

客より店員の方が多い。
てか奇異な目で人を見るな。
この時期珍しいですかそうですか。

曲がりなりにも客がいる前で昨夜の夜遊びの話とかしてんじゃねえよ。
競馬の予想してんじゃねえよ。
することねえんだなあ、田舎は。


岬には小さな水族館があった。
ちょっと惹かれたけど、またの機会にする。魚より「南極越冬隊の展示」とやらが面白そう。
帰ってきてから聞いたところによると、「ドクターフィッシュ」って言うんですか、ヒフの悪いとこ喰ってくれる魚が展示されてたらしいですね。ちょっと突っつかれてみたかったかも。

ふと思い立って、駅とは反対方向に行ってみる。
やっぱりあった。

初めて稚内に来た時に泊まった、ちょいと如何わしいホテル。
もう廃墟になってましたが、面影(?)は充分残ってましたわ。当時もヤバかったけど、結局ダメだったのねえ。近くのスポーツセンターとかも、凄まじいまでに朽ちていました。潮風って凄いのね。


稚内には仕事でも来たことあるはずなのに、何の件で来たのかさっぱり思い出せない。街並みも、覚えているようで怪しい。
しかし、何でここは床屋と美容室ばっかりあるんだ。
まあどんなに不景気だっても、床屋に全く行かないですますことは難しいからなぁ。

と、そこで唐突に気づく。
ああ、高校だ。
新築時に試運転で来て、その後無償の点検だったかクレームだったかでまた来たんじゃなかったっけ?
ナビの案内で某高校へ。うん、微かに覚えている。裏に回ると体育館の壁に、果たして見覚えのある排気装置が!

青少年会館って線もあったけど、ありゃ帯広だな。

レンタカーを返却する前に給油しようとスタンドを探す。
…どこもかしこも高ぇよ。リッター130円越えてるとこしかないのかよ。
結局、レンタカー屋さんで入れるのが一番安かった。


もう一軒、土産を買ってこうかなと、駅前の土産物屋に入る。
「すいませーん」返事がない。
「すいませーん」返事がない。

誰もいないようだ。

何だそのやる気の無さは!と思う反面、それでやってけるのってある意味すごいよね、とも思う。
品物を返して、何も買わずに出る。

弁当買って、JRに乗り込む。
割と混んでるな、昼間だからかな、と思ってたら最初の停車駅でも結構な数の客さんが。
行きの時のようにはいかないか。

ふと窓の外を見る。
見覚えのある建物だ。
PCショップ?
違う。前はあそこ、古本屋だったはずだ。確かあそこで「ハンサムウーマン」全巻セット買ったんだよ。
出張中にマンガ全巻セットを買う男。自分の運転で来てたとは言え、我ながら豪気なことですな!

抜海駅のすぐそばの線路間際に、公衆電話のボックスみたいなのあったぞ?窓からぼーっと見てただけだから一瞬で後方にすっ飛んでいったけど。ポイント切り替えの設備かなんかだったのかな?でもそれならあんなにでっかい箱である必要は無いよね。
うーん。


検札後、飯食ったらあっという間に寝てしまった。
よっぽど疲れていたのか?

目を覚ましてから時計を確認すると、ほんの一時間ほどしか経ってない。
だのに物凄くスッキリした感じがした。


窓の外に見える景色は、次第に見知ったものに変わっていく。
懐かしい、ってほどでもないけど、ちょっとだけ気持ちが揺れる。
旅から戻ると、それまで背負い込んでいたもののいくつかを降ろすことができていたりするのだけど、今回はどうだったのかな。

単発の講師仕事の打ち合わせを急にさせられたのには参ったな。
旅先だ、って言ってんのにフツーに打ち合わせしたり、受けた記憶の無い仕事の予定が既に決まってたり(尚且つ必要な資料が送られてきていなかったことが後日発覚する)、無理矢理引き戻された感じがしたな。

柔術を教えてもらってる人からも、帯の申請に必要な資料を帰宅後すぐに出すようにせっつかれてるし。

また新しい仕事するからそこ宛に履歴書書かなきゃならないし。

翌日、すぐ仕事だし。




んー、ダメだな。
全然楽になってねえよ。

のんびりするには、ちょっと準備が足りなかったかもしれないな。
次回またどっか行けるなら、も少し事前の準備をちゃんとしておこうっと。

いつになるかは全然わかんないけど、さ。


 

No.338|雑記Comment(0)Trackback()