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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/08(Thu)22:54

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Tシャツ

2008/07/29(Tue)14:27

どこかのブログで読んで、存在だけは知っていたけど。
ずいぶんの前の記事だったし、もう無いだろうと思ってたらまだ売ってました。

SンデーとMガジンの掲載作品のTシャツが売られてるんですね。
サイトで確認したら、毎月毎月何種類も出てるみたい。
作ったっきり、売り切りの商品なんだろうから、狙いの柄のが変えたのは幸運だったのかも。


狙いはもちろん

「ゲゲゲの鬼太郎」

目玉親父が茶碗風呂に浸かってるデザインのヤツ。





もう一つ。
「空手バカ一代」

実は目玉親父よりもこっちが一番の狙い。
つのだじろう版を持ってくる辺り、よく分かってらっしゃる!
柄物のTシャツはほとんど稽古用になっちゃうんだけど、これは真剣に稽古せざるを得まい!

Uニクロのサイトから写真を引っ張ってこようかと思ったけど、動画になっててどうしたらいいか分からんかった。手前ェで写メでもアップすりゃいいんだけどねー。

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No.302|雑記Comment(0)Trackback()

そういう属性

2008/07/23(Wed)14:58

先週末、いつもの焼き鳥屋に行った時のことだ。

入り口の暖簾をくぐると、店いっぱいのお客さんが目に飛び込んできた。
ありゃ、満席か。
店の奥の方、かつて公衆電話が設置されていたスペースに目をやる。

現在そこからは公衆電話は撤去され、携帯電話を使うためのスペース(マナールーム)となっている。とはいえ、ほとんどの人は外に出て話してるので携帯電話用のスペースとしてはあまり使用されていない。
じゃあ何に使われているのか。

こんな風に混んだときの予備的な客席として用いられるのだ。

元々ひとりで電話をかけるための空間だから、大した広さはない。
大の男が二人並んだら、片足分ぐらいは間違いなく通路にはみ出す。
だから大抵、私のように独りで来ていてなおかつ多少ひどい扱いを受けてもぶーたれたりしない常連客がそこに島流しにされる。

混んでるなら、そこでもいいかなー、と見てみたのだ。
ありゃ、既に客いるわ。しかも、二人だ。

待っても良いけど、気持ちよく呑んでる人を急き立てるような無粋な真似はしたくないな、と出直すことにした。
「あ、そうですか、じゃあ後で!」
とマスターの奥さんであらせられるM子さんも気楽な調子だ。出直す、って言ったらホントに出直すことを知ってるからなんだと思う。

院生のころ、授業投げ出して京都から東京まで予定なしで旅行したとき、京都にある同じチェーンの焼き鳥屋に行ったことがある。たしか、二条城のすぐそばだったと思う。そこでもたまたま激混みしてて、「じゃあ出直すわ」と言ったらものすごい勢いで引き止められたのだ。
どう見ても私が入るスペースは無かったし、雰囲気を壊すのもアレだと思ったんで出直すつもりだったんだけど、その引き止め方が怖くなって、逃げるように立ち去って二度とそこには立ち寄らなかった。

いやまあ、ヒネてるって言われればそれまでですが。

実家に顔出して用事を済ませて小一時間。
マスターから「もう空いたよー」ってメールも来たので、店に向かう。

おおう、ホントにガラガラだ。
実家の親の話では、近所の区役所で区民祭りをやってたからそのせいじゃないか、とのこと。
にゃるほどね。
お祭り気分を一杯引っ掛けて落ち着かせてご帰宅、ってとこでしょうか。
ホタルの公開もしてたらしいから、それだけは見たかったな、と思ったけどホタルなら近所の水源地にもいるんだよな。引っ越す前に一回ぐらい見ておこうかな。

席について、バイトのMちゃんからおしぼりを渡される。
「おかえりなさいませ」
んを?
「ご主人様!」
ぶわははは、そう来たか!
確かに一度立ち去って、また帰って来たけれど!


どうもワタクシは、このネタに弱いようでございます。

昔のアニメで、壷好きのエライさんが「わが軍はあと10年は戦える!」などとのたまっておりましたが、このときの私の気分も似たようなもんでした。いや、流石に10年は無理ですが、
「大丈夫だ!何があっても、あと2週間は闘える!」
とか、そんな感じ。

この日も一緒になった馴染みのN川氏に見せられた、別なバイトの女の子との2ショット待ち受け画面も、別に羨ましく思わなかったぐらい、独りでにやけてました。いや、別にメイドさんスキーではないと思ってたんですけど。あるのか、俺の中にそういう属性が。

だったらメイドさんがいっぱいいるとこに行けばよさそうなもんですが。
一人で行くのもおっかない気がしますが、同時に絶対嵌まるに違いないから近づくのさえ拙いんじゃないか、とそんな気もしてます。


帰り際、マスターからの業務命令で
「行ってらっしゃいませ、ご主人様」
と言わされていたバイトのMちゃんに10点差し上げようと思います。




そういえば、広江礼威のマンガ、「BLACK LAGOON」が好きなんだけど、一番好きなキャラクタは誰か、と問われたなら、間違いなくロベルタさんを推すねぇ。
新刊の巻末対談も、よろしゅうございましたな。
気が向いたら、後で画像足すかも。

No.298|雑記Comment(2)Trackback()

振幅

2008/07/19(Sat)00:23

心理屋としてのお仕事である面接を2ヶ所で、その後塾講師としてお仕事(途中、内カギされたトイレのドアをどうにかする作業を挟む)する。

いやはや、振幅の大きい一日じゃったわい、と帰る途中、メールが入る。

「日曜の資料、届いてないですよ」

ありゃ、日曜の講師仕事で使う資料、てか模擬試験の問題全然作ってなかったー。
すっかり忘れてたわ。
それこそ防衛機制ってヤツかしら。
働きたくねー、休みてー、っていう。

作らなきゃー。

でもなあ、気力のブレーカーが落ちそうな気配もしてるんだよなあ。
落ちたらまたやる気ゼロで仕事が滞りまくり、になるしなあ。

朝までにできるかなあ。

むー。

No.295|雑記Comment(0)Trackback()

波動昇竜

2008/07/14(Mon)14:43

週末、定例稽古を休んで某所で講師仕事をしてきた。

壁に貼ってある絵が不気味、って話を以前に書いた、そこね。
行ってみたら、不気味な絵は剥がされて、当たり障りの無い静物画に変えられてました。
??読まれてるのか??ってンなわけは無いと思うが。


2科目を2時間+4時間の計6時間で教えることになっていて、それぞれレジュメがあらかじめ用意されていたのだけど。
2時間しかない方がレジュメの枚数が多いってのもどうなのかと思う。
配分を変える権利は無いから、枠内に収まるようにホントに中心的な部分しかお話できなかったけど。
まあ伝えるべきことは伝えたかな。

以前は知識をいっぱい詰め込んで、日々の仕事の中でそれをどう生かすか、ってことしか出来てなかったんだけど、最近は少し視点が変わってきている。
もちろん知識を生かすことは重要ではあるんだけど、広義の「アセスメント」がもっと重要なんじゃないか、周囲の人から必要とされているんじゃないか、と思っている。

何がその人に必要で、そのためにどうすればいいか、前にやってみたことはどの程度効果があったのか、それをさらに進めるには何が必要なのか、だれに、どこに働きかければいいのか。

とかなんとか、そんな話をしたんだけど、今にして思えばちょっと難しすぎたかな。
介g福祉士を目指してる方々だともっと具体的な、直接的な話のほうが良かったのかもしれませぬ。

いやまあ、楽しんではくれたみたいですが。




夜、いつもの焼き鳥屋で一杯呑む。

ここ数週に渡って、一緒に呑んでる面子とまた一緒になる。
この日もマンガやアニメの話や野郎だけでさくらんぼ狩りに行こうか、とかそういう話もしたけど、ゲームの話にもなった。

「のんたろうさん、『ストII』強いんですって?」
とF澤氏。マスターから聞いたらしい。
うーん、いつかの年末に鬼のような叩きのめし方したのを、まだ根にもたれているのか。
「ええと、まあ、人並みに・・・」
「よし、やりましょう!」
「へあ?」
「これから、近くのキャッツaイ(大型アミューズメント施設)に行って、勝負です!」
「ぬあ?」
「オレは昔っからリュウ使いなんです。のんたろうさんは?」
「ええと、春麗を・・・・」
「よし!オレの波動昇竜拳で叩きのめしてやります!」
うわあ、F澤氏、ちゃんと波動昇竜拳できるのか。やっかいだなー。

知らない人のためにちょっと解説。
格闘ゲームの古典(?)『ストリートファイターII』の主人公キャラ、リュウにはぜひ覚えておくべき必殺技のコンビネーションがある。その代表格がF澤氏の言う「波動昇竜拳」なのだ。
波動拳は、腰だめした手のひらを前方に突き出すことで飛び出す気弾。ドラゴンボールの「かめはめ波」の元ネタだ。一方、昇竜拳とは、見た目は単なるアッパーをジャンプしながら出すだけなのだが、上昇中は完全に無敵で対空兵器としては最強の部類に入る。
単体ではそう恐ろしくない技ではあるのだが、組み合わされると非常に厄介になるのだ。

波動拳に対してできることは、ガードしてスタミナを削られるか、跳んでかわすしかない。
かわしざま飛び込んで攻撃してしまえば、攻防同時に出来るので一般的にはそうする。対CPU戦はそれで十分だ。波動拳を撃った側も、ぼーっと見てないできちんとガードすればノーダメージになり、攻防は振り出しに戻る。

だがしかし。

ガードが間に合うということは、波動拳を撃った後の硬直が解けているということで、それは同時に次の攻撃を出すことも可能である、ということを意味する。
つまり、上昇中無敵の昇竜拳を出せる、ということなのだ。

具体的にどういう状況になるか。
・相手が波動拳を撃つ
・波動拳を飛び越えるようにジャンプし、蹴りを放つ
・蹴りが当たる寸前、昇竜拳発動
・一方的に撃墜され、ダウン
・振り出しに戻る

波動拳のような飛び道具を持たない、あるいはかわす手段を持たないキャラ(私の使う春麗なんかは代表格)は、よっぽど工夫しないと何にも出来ないままに負けることも十分あるのだ。
特に画面端に追い込まれたりした日にゃ目も当てられない。


閉店した焼き鳥屋を後に、ゲーセンへ向かう我々。
他愛の無いおしゃべりをしつつも、私だけは頭の中で対戦をシミュレート。百裂三段出せるかなー。

駐車場はさすが週末、たくさんの車が停まっていた。
とあるワゴン車の横を過ぎる。視界の端に、運転席の窓が開いているのが見えたような気がした。



ぐが

ぐがごごごごごっごっごっごごごご

獣がうなるような音がした。

「うわ!」

運転席で、ドライバーが仮眠を取っていたらしい。
人が乗ってることすら誰も気にしてなかったのに、急にいびきが聞こえたもんだからすんげえびっくりした。

てか、もしかするとびっくりしてたのは、私だけだったかもしれない。

「ぶは、どうしたの、のんたろうさん?」
「ナニそれ!」

みんなの目に映ったのは、右足を大きく引いて腰を落とし、両手を前方にやや脱力した状態で置いたワタシの姿でした。ええと、心意六合拳?とかそんな構え。

深夜のゲーセンの駐車場、おそらく酔っ払いすぎて車の中で高いびきで寝てるオッサン。
そのオッサンに向けて、日常とはかけ離れた真剣な構えを見せる、もうひとりのオッサン。

そりゃ笑うよなぁ。

昔っからそうなんだよなあ。
びっくりすると、すぐさま臨戦態勢になる。
いや、大事なことなんだけど、笑われるよなぁ。


しかも、ゲーセンは開いてたけど深夜0時を過ぎると『ストII』なんかを設置してあるスペースを閉めてしまうらしく、対戦は出来ませんでした。

「じゃあ来週はゲーセンで待ち合わせ、ということで」

練習しとこうかな、って言ったらマスターに「そんなにしてまで勝ちたいの」と笑われました。
ええ、勝ちたいですとも。


しばらくこの面子の間では、「びっくりしたら構える」が流行りそうです。

お恥ずかしいったらありゃしない。

No.291|雑記Comment(0)Trackback()

解釈

2008/07/08(Tue)00:33

昔から、「人を呪わば穴二つ」とか言いまして。

意味はそう難しい話じゃなくて、仮に誰かの死を願うとする。
願いがかなえば、相手は死ぬわけですな。
やは、邪魔者はいなくなった、目出度し目出度し。
それでは例の件を進めましょうかね、と行きたいがそうはイカのナントカで。
初等物理学の「作用反作用の法則」でもあるかのように、呪いをかけたほうも間もなく死んじゃう。

かくして以前には必要の無かった「墓穴」が二つ、新たに掘られるという次第。


これにはいくつか解釈が考えられて、ひとつはオカルトな解釈。
呪詛というものにそういう性質があって、その道(どんなだ)の人は防御のための用意をあらかじめしておく。
ファンタジー系の物語やゲームなんかでもそういう設定はありますな。

もうひとつは道徳的な枷。
人を呪うなんて不道徳なことやっちゃいけません。なぜならあなたも死んじゃうんだから。
そういう考え方を広めることで無用な不安が広まらないようにする、というもの。
絵本の「ねないこだれだ」ってのもそんなカンジでしたな。
あたしゃガキの時分、マジであれ怖かったッスよ。
まあそれは置いておいて。

そんな感じで理解していたのですが、ちょっと面白い考え方を読んだので、メモ代わりに。


404 Blog Not Foundより
「幸福の第1原則」
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51077235.html
「人の幸せを一度呪うと、君には三つの訴状が届くことになる。一つ目は、呪った相手から。二つ目は、それを見かねた人々から。そして最後は自分自身から。一人称、二人称、三人称の全てを君は敵に回すことになる。」

にゃるほどね。
一度に3種類の敵を抱え込んじゃうわけだ。
そら長生きできんわ。



幸せ、ということに関してついでに書けば。

「イリュージョン」て小説があってね。リチャード・バックって人の。
この本の冒頭、イントロダクションの節だけでも読むと面白いと思うんだ。
初めて読んだとき、しばらく開いた口がふさがらなくて、それからしばらくけらけらと笑ってたよ。

もひとつオマケに。
「魍魎の匣」。もちろん京極夏彦だ。
映画でなくて、原作の方ね。いや、映画も面白かったけど、この部分はそぎ落とされてるので。
世間でどう語られてるかは知らないけど、私はこの作品は「幸せ」についての思考実験(とでも言うのかな?)だと思ってる。不気味な描写はたくさんあるし、どうにも遣る瀬無い話ではあるんだけど。
幸せというものの再定義を促される話なんじゃないかと思ってる。
ちょっと大げさかな?

No.288|雑記Comment(3)Trackback()