週末の話。
土曜日。
定例稽古はお休みして、とある場所で授業をする。
人づてに廻ってきたお仕事で、直接打ち合わせしてないから不安で一杯。
テキストは寄越さないわ、そもそも学生さんがテキスト持ってるなんてこと知らせてこないわ、指定のレジュメは3日前ぐらいにならないと届かないわ、と仕事相手としてはなかなかに困り者なタイプである。
しかも、昨年度にも請け負った科目のレジュメ見たらおんなじ内容でやんの。変えてねえならさっさと送ってきやがれ。
日時は兎も角、開始時間とか場所とかさえも、断片的な情報つなぎ合わせないと分からんときた。
自分が知ってることは相手も知ってると思ってんのかなあ。3歳児かよ。
学生さんが提出することになってる、レポート形式の問題があるのだが。
問題だけ送ってきて、正答送ってこねえし。
一々調べて考えて、って面倒だしこちらにとっちゃ何の得も無いからくれ、って言ったのに寄越さねぇ。アレか、こっちを信用してねえとか相応の能力あるか試してるとかそういうのんか。
と暴れるのも大人気ないので、レポートの問題に関してはノータッチで授業を進める。
もう少し人生に余裕があれば、あるいは正答の一覧表とかがあれば、さりげなく授業に織り込んでお話できるんだけどねぇ。はっはーだ。
会場には学生さんが描いたらしきデッサンやイラスト、コラージュの類が飾ってあるのだが。
ま、フツーのもあるんですけどね。
こんなの、貼っといて大丈夫?ってカンジのグロテスクな作品が多い。
なんで生首さ。
なんで「手」ばっかりなのさ。
コラージュした写真の端々に覗く、絶望的なメッセージはナンなんだ。
会ったこと無いからアレだけど、これ描いた奴ら、絶対病んでるぞ。
いやまあ、通信制の高校ってことだから、色んな人が集まるんでしょうけど、ねえ。
それを堂々と貼りだしてるここの職員のセンスが怖いわ。
さすが、必要な資料も情報も、言わなきゃ出さねぇ言っても出さねえだけはあるわ。関係ないか。
来週また行って、長時間授業なんだよな。
学生さんとはお互いアウェイ同士だから、そんなに気まずいことは無いんだけどね。
帰宅後、少し昼寝する。
授業の準備が間に合わなくて、仮眠しかとってなかったからちょっと、のつもりが数時間。うひゃあ。
ラグナロクをちょっとだけやる。念願の、ミミックカード挿しのクリップを購入。
ひゃっほう、初めて390万ゼニーものお買い物しちゃったわ。
これを装備してると、稀に高価なアイテム「古く青い箱」を入手できるようになるのだ。
晩飯食いにいつもの焼き鳥屋へ。
先週と同じような顔ぶれ。
N川氏と妹のN川嬢、そして前回顔は知ってるけど名前は知らんということで「メガネさん」呼ばわりをしてしまった彼の3人がワタシを待ち構えていた。メガネさんはどうやらD輔さんと言うらしい。まあどうでもいいけど。
F澤氏は翌日遠くまでお仕事で出張るので欠席。
N川氏に引越しのことを相談。
大体の価格を聞く。ふむふむ。
いつだったかお店でみんなで撮った写真をもらった。
ああ、オレって顔でけぇなあ。
てか、ナニこの苦笑い。オレ嫌がってたのかなあ。
「何をおっしゃる、まるで七福神にでもいそうな笑顔じゃないですか!」
とN川氏。ええと、それは初めて言われたなあ。
そうか、オレ様ちゃんもついに神の領域に、ってなんじゃそりゃ!
N川嬢もそうですが、ずいぶんとワタクシのことを気に入ってくださってるご様子。
なんでだ?アタシ、何かしたかしら。
二人は前からワタシのことはご存知だったみたいですが。
D輔さんは、なんだか荒れてる。
始終いじけた発言をしてはN川嬢にきっつい突っ込み方をされていた。
まあ、D輔さん、アタシと同類なのかしら。
とは言いつつも野郎の泣き言なんかに傾ける耳は持ち合わせていねぇので、N川氏と夕張のメロン農家の行く末について語り合っていましたが。
閉店後、どういうわけかカラオケに行くことに。
マスタの奥さんのM子さんに
「そういえばこないだブログに書いてらっしゃいませんでしたか、歌いたい、って」
「いや、そら書きましたけど・・・」
マスタとM子さんは後片付けがあるので店に残り、我々4人で近所のカラオケボックスへ。
ええ、歌いましたとも。
マジンガーZの「Zのテーマ」とか、宇宙刑事シャリバンのエンディングとか同じくギャバンのオープニングとか、青ジャケットのルパン三世のエンディングとか、ボルテスVのOPとかコンバトラーVのエンディングとか、誰かが途中で投げ出したガンダムのエンディングとか、ザブングルやエルガイムやザンボット3とか・・・。
大アニソン大会でしたな。もっと歌いたいのもあったけど、自重しました。これでも。
途中でD輔さんの歌う「ダンバインとぶ」をリモコンの操作間違えて強制終了させてしまったときには青くなりましたわよ。ゴメンなさい。
途中でマスタ夫妻も合流。
M子さんと出会う前の、色々と「やんちゃ」してたころの血が騒いだのか、次々歌う、というか他の人を巻き込み始めるマスタ。
「さあ、歌え!」
とマイクの一本を渡されてモニタを見れば「ガラスの少年」。キンキですか。
ええと、知ってますけど歌ったことありませんが。
ええ、歌いましたとも。何か笑われましたが。
「いやあ、のんT(私のことだ)とキンキ歌えるとは思わなかった!」
とマスタ。いや、これしか歌えないから!
エンディング曲ばっかり歌ってたら、N川氏に「エンディング芸人」の称号を頂戴いたしました。
アメトークとかに出てそうですね!
決してアニソンばっかり歌ってたわけじゃないですよ。
杉良の「すきま風」とか、ってこれもエンディング曲ですが。
気がつけば閉店時間。
外に出たときにはもう朝日が昇りきっておりました。
いい歳したおっさんの遊び方ではないなあ。
でも楽しかったわー。
日曜。
引越しの準備を始めようと思うが、やる気になれず、だらだらする。
布団干して、その間ずっとラグナロク。
前述の装備品のテストを兼ねて、蟻地獄ダンジョンにもぐって空きびん集め。
その装備をしてることで極稀に出る、「古く青い箱」。開けるとランダムでアイテムを入手できるので人気がある。露店に出せば10万ゼニー以上で売れる、ステキアイテムである。
でも、最初の一個ぐらいは開けてみたいよね!
ぱかっ
「モロク水溶液」を入手しました!
はあ。あんまり露店じゃ見ないねえ。
おいくら万円ぐらいかしら。
検索。
・・・・50ゼニー。
しかも、NPCから買える。
ちくしょう!
二度と開けるもんか!
夜。
柔術の稽古。
「オールドスクール」って名前の、圧し掛かってきた相手をひっくり返す技術の練習をずっと繰り返しているのだが。ようやっと身についてきたみたい。
ふむ。
稽古して、新しいことが出来るようになると、視界が急に開けたみたいに認識が広がるのがオモチロイね。
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