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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/08(Thu)14:05

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ここに

2008/04/10(Thu)14:44

新年度もすっかり通常営業。
何事もなかったようにまた始まるのだ。


ガッコには何とか来られるけど、教室に入るのはちょっとな、という生徒さんがいる。
そういう生徒さんには「別室登校」という措置が取られることがよくある。
保健室や相談室、場合によっては空き教室なんかで自習したり、空いてる先生に勉強を見てもらったりするのだ。様子見ながら、教室の方に行ってみたら?なんてことを時には言ってみたりもする。どっちかと言うと言わないことの方が多かったりするのだが。


私がお仕事に伺った時に別室登校の生徒さんがいて、それがまた顔見知りさんだったりすると、「じゃあ給食一緒に食べますか」ってな話になることもある。私がいる相談室で、どうでもいい話をしながら飯を食うのである。


生徒さんの分は、その子と仲のいい生徒だったり、担任の先生が持ってきて下さる。
私の分は職員室に用意されているので、自分で取りに行って、相談室まで持って行く。


「なんで2枚あるんですか」
別室登校の生徒さんの給食を持って来てくれた生徒は、私の給食のトレイを見て、ちょっと怒ったようにそう言った。職員室の給食の支度をして下さる事務の方のご厚意により、私の給食は超がつくほどの大盛りになっていることが多い。麺であれば2玉、果物なら2個。もう育ち盛りの若者ではないので食えば食うほど横にしか成長しないのだが、有難くいただいている。また、さすが学校給食。栄養のバランスは抜群に取れているので、日ごろ不足しがちな栄養素をここぞとばかりに補充させてもらっている。

「ああ、コロッケね」
私の目の前のお皿には、コロッケが2枚載っている。
「あたしたちなんて、1枚ずつなのに」
食べ物の恨みはなんとやら。よく学生さんたちからは、このような悪意のこもった視線を向けられる。いや、別に頼んでるわけでもないし。コロッケ一つで、そんなに睨まなくても。
「それに、他のも」
カップの中のポトフは、あまりにも具材を山盛りにし過ぎたため、ただの山盛り肉じゃが(肉抜き)にしか見えない。なんか、他の先生方に配って余った分全部私に回してませんか?

ともあれ、ここはひとつ軽口でも叩いて、話を有耶無耶にするべきであろう。

「いやあ、何て言うの?人徳?人徳がありすぎるから、山盛りにされちゃうのよ」
腕を組んで、ふんぞり返ってみた。


悪意のこもった眼に、更なる悪意の輝きが。
あれ?

「ふうん、人徳、ねぇ?」
つい、と人差し指がこちらに延ばされる。
「その、人徳っていうのは」

徐々に近づいてくる指先は、胸の前で組まれた腕をかいくぐるように――。

ぷに

「ここに詰まっているんですかねえ?」

ぷにぷにぷにぷにぷに・・・

とお腹を突っつかれました。
大人としての威厳も何にもねえ。
お恥ずかしいったらありゃしない。

ええと、がんばって体重落とすぞー。

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No.230|心理屋Comment(3)Trackback()

範囲攻撃が必要だ

2008/04/03(Thu)22:24

宿題の書類作ってファックスしたらそれが必要な会議は既に終わってて、なおかつ私の書類の出番なんか微塵もないくらい急転直下な会議になったらしいよ。
新年度も荒れそうだなあ。
ま、何とかしてくぐり抜けるけどさあ。


I嵐先生のとこに、懇親会に行ってきたよ。
懇親会だけだと思ったら、前半はフツーに仕事の打ち合わせで、スーツ着てないわ仕事情報満載の手帳は持ってないわ渡されたテキストを持ち帰るカバンも持ってないわ、えらく恥ずかしかったよ!

I嵐センセイに、遠まわしに「太りました?」って言われたし!

どうやらアタクシ、手帳がないと自分の仕事の管理関係まるでダメ夫らしい。何ひっっっっとつ決められなかったわ。一体何しに行ったんだか。
個々の仕事はほぼ身一つでできるんだけど、制御系は完全に手帳に依存してるんだなー。

アタシを殺すにゃ刃物はいらぬ、手帳を焼けばスグに干上がる、ってなもんだ。

その後の懇親会は楽しかったです。
食事も美味しかったです。
ノンアルコールだったけど、それはそれで。

当たり前だけど、また下っ端気分を味わってきました。
皆さん、それぞれすごい業績を出してらっしゃって、なおかつ進行形なんだもんなあ。色んなことよく知ってるし、活動もすごいし、趣味の活動さえすごい。いやはや、アタシここにいていいのんかしらん?

保健士のK先生のおっしゃってた「NLP」だったかな?の話が面白かった。
でんでん、質問です。

「ミスt-・ドーナッツと聞いて、最初に思い出すのは何?」


つづきはこちら

No.225|心理屋Comment(0)Trackback()

いつかまた

2008/03/15(Sat)23:08

いつもお仕事に伺っている中ガッコの卒業式に出てきた。
思うところは色々あるけれど、簡単に。



卒業おめでとう。

少々大袈裟だと思うかもしれないけど、お互い生きてこの日を迎えられたことが、何よりめでたいと思う。

これからの人生が幸多いものであるよう祈っていますよ。


私がこう言っちゃうのも何ですが、君らのおかげで、思ってもみないほど楽しく、幸せな日々が送れました。

上手くいかないことも多いかもしれないけど、君らは少なくともおっさん一人を幸せな気持ちにするぐらいの力を持ってるんだと思うのですよ。

その力を、これから出会う人たちのために、そしてできれば自分自身のために使って下さい。



本当にありがとう。

元気でな。

生き延びて、いつかまた逢いましょう。

No.207|心理屋Comment(0)Trackback()

今明かされる

2008/03/13(Thu)23:28

「ねーセンセイ、お小遣いちょうだいよ」

「なんで私が君らに小遣いをやらねばならんのだ」

「お腹すいてんだよー」

「知らん。身体は親に養ってもらいなさい」

「センセイ、今まで黙っていたけど、ワタシの本当の親は、実はセンセイだったんだ!」
「あ、あたしもー」
「私も!」
「じゃあアタシは腹違いの娘!」

今明かされる、衝撃の事実!
ってそういうのはフツー親の側から明かすんじゃないのか。
じゃあ何か、君ら俺が、ひい、ふう、みぃ・・・チッ、年齢的に不思議じゃねえか。
いやいや、そうじゃない。そうじゃないんだ。

これだけの子供が同学年にいるって、ありえなくないか?
三つ子とかでもなけりゃ、せいぜい二人だろ?
わざわざ断らなくても、全員腹違いだよ、きっと。

どうやら、過去のアタクシは、とっかえひっかえだったみたいですよ?
そんなにモテモテだったとは知らんかったわ。
妬ましい。

No.206|心理屋Comment(0)Trackback()

次年度

2008/03/05(Wed)00:51

仕事場へ向かう途中、リポDでも買おうと思ってコンビニに寄ったら携帯が鳴った。

はて、だれじゃい、と思って見ると、我々のお仕事を管轄するところからだった。
うう、よみがえる嫌な記憶。
前もこんな時期に急に電話がきて、その内容がとても屈辱的なものだったのだ。
今思い出しても腹立つし、いつか隙を見て、そういう状況に追い込んでくれた人の足元すくってやろうと思ってる。執念深いですな!

「はい」
「いつもお世話になっております。**の**でございます。先生にはいつも、この業務におきまして格別のご尽力を・・・・」

なんでもいいけど、挨拶長ぇよ。
長きゃ長いほど、怖いんですが。

「・・・・・、新年度の配置につきましても、現在調整中なんですが、」

やっと本題か。

「どうしても都合がつかないところが出てきまして、協議会の方にも要請しまして**人ほど増員をしたのですがなかなか都合のつく先生がいらっしゃらなくてですね、・・・・」

だんだんイライラしてきた。

「・・・のんたろう先生は次年度~などをお願いすることになっているのですが」

おおう、それを知りたかったのよ。今年は早いなー。
一昨年は3月も終わりの数日になってやと決まってたぐらいだし。

「・・・・、N先生にお伺いしたらですね、のんたろう先生なら、あるいは引き受けてくれるのではないかと」

飽きてきたのでさえぎる。
「えーと、つまり、派遣先を増やしていただける、ということなんでしょうか」

「えー、はい、お引き受けいただけたら」
「わかりました、やります」
「はい?あっ」



今年は良い電話だったわ。
有難や有難や。

しかし、N先生、なんで俺のこと知ってるんだろう。
N先生は偉い人だから俺は知ってるけど、こんな下っ端のことを、他の同職種の方々より暇な可能性が高いってことまでご存知なのは、正直不思議だ。

直接お話ししたことはないのですけどね。
暇人であることが方々に知れ渡りつつあるのか。
ちょいとお恥ずかしい気がしないでもない。

No.195|心理屋Comment(0)Trackback()