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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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良い年を

2008/12/31(Wed)21:08

大掃除終了。

きれい好きの人に見られたら、「こりゃフツーの掃除だよ」ってレベルですが。

ともあれ一通り掃除はした。
床には(ほぼ)モノが置かれていない。

今ならお客さんをお招きできるレベルですな!

・・・少し本を処分しよう。


ともあれ皆様良いお年をお迎え下さい。
あたしゃ実家に顔出してから恒例の焼き鳥屋での年越しだ!


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No.348|雑記Comment(0)Trackback()

今のままの自分が

2008/12/30(Tue)21:18

押し迫ってまいりましたな。

今年は珍しく、大掃除なんてものをしている。
引越し前もしたことなかったし、引っ越してからだってまともに掃除するのは初めてなんじゃないか、ってのもずいぶんアレな話ですが。

まあ日曜で年内の仕事も全部終わったし、年賀状も出したし、その上大掃除までしようっていうんだから、数年ぶりでまともな年末を迎えているのかもしれない。いや、十数年ぶりか?

土曜は足を腫らせたまま、稽古してきました。もちろんガシガシ動ける訳ないから、抑え気味でしたが。
稽古仲間のAくんはお休み、M氏も体調が良く無さそうだったので、ちょっとさびしい稽古納めだったかも知れない。まあアレですな。M氏が仰っていたように、「現状維持こそが何よりもすごいこと」なんだろうね。この歳になるとさ。


日曜は塾の仕事納め。別に何かイベントもなく、いつも通りの勉強。
生徒さんたちにはいつも言っているんだけど、
「受験勉強なんて年末、12月までだよ」
そっから先はドタバタ、あたふたしてる間に試験日になっちゃうものなのだ。

これから先、新しいことを覚えようとかする余裕はない。持っている武器をどれだけ研ぎ上げられるか、いつでも使えるように暖機を維持しておくとか、そんなもんだと思う。
ましてや、「最後の追い込み、猛勉強!」で追いつくなんて、無理無理無理無理なんとやら、だ。

口先だけで「そうする!」って言ってたヤツを何人か見てきたけど、大抵最初の一晩で体調崩してお終い。
だったらそんな勉強、やらない方がマシ。覚悟の量が足りません。
生き残ろうとする本能さえ捻じ伏せるのが「覚悟」ってもんだろ?
そもそもそんな覚悟を持てるだけの力があるなら、もっと前に勉強する習慣が出来上がってるはず。我々講師はそういう風に接しているしね。


「やれ」って言ったことを「やらない」人たちがいる。
「やれない」のではなく、「やらない」のだ。
返事は良いんだ、返事は。
でも次の機会に「やったか?」って聞くとやってない。「やろうとしたんですけど・・・」と言い訳を始める。
「あ、そう。いやまあ、オレが言った方法よりもっといい方法があって、それでやるってんならいいけど。何かアテがあるの?」
「いやあ・・・」

たぶん、彼らは知らないんだろうな。
新しいことを身につける一番手っ取り早くて効率的な方法って、指示されたことを寸分違わず指示された様にやるってことなんだって。
その際教え手の考え方や感覚的なもの、それらの枠組みを全部ひっくるめて自分の中に再現することが大切。そこで自分のこれまでの枠組みを引っ張り出してきちゃうと、結局のところ成長、というか変化はおきない。

自分の力だけでやれる、ってんならやってみればいいと思う。

別にこの世の全てを知っているわけではないけれど、中学の勉強よりも難しいことなんざゴマンとある。中学の勉強だって決して楽なものではないけれど、範囲が決まってて正解が必ずある問題なんてのは「楽勝」な部類に入ると思うんだ。でも、その「楽勝」な問題にさえこれだけ苦戦してるのに、どうして今の自分の力だけでやろうとするのかなあ。
どっかのマンガで言ってたみたいに、「先達の上澄みだけをかすめ盗りゃ」いいじゃん。

今のままの自分がスバラシイ、なんてのは散々頑張った人への慰めの言葉じゃないかと思う。ほとんどの場合この言葉は怠惰を正当化するためにしか用いられていない。


そりゃまあ、誰もが自分と同じことができると思っちゃいないけど。
いつまでも同じ所をぐるぐると廻ってるのがイヤならこんな方法がありますよ、って例を示してるつもりなんだけどな。
自分ではそうずば抜けた知力や体力や気力ゲージを持つ人間ではないと思ってるから、そう無茶を言ってるつもりもない。その気があるなら誰でもできるんじゃないのか、と思う。

それは専門学校生や資格試験の予備校でも同じ。

いっつも寝てる学生さんを見て思うのは、「こんなややこしいところ、自力でできるとおもってんのかなあ」とかそんなこと。
国家試験が近くなって睡眠時間を確保できなくてしんどいという学生さんに
「椅子に座ったままね、上向いて寝ると熟睡しないで済むよ。熟睡しそうになると椅子から転げ落ちるから」
言われた方は何かの冗談かと思ってるみたいだけど、こちらとしては至極真面目。
笑って流してしまう人にはそれ以上何にも言わないけれど、こちらとしても頭の中のどこかでこっそり見切りをつけていたりする。

一生懸命喰いついてくる人には、こちらも真剣に伝えたいなあと思う。
そうでない人には、それなりに。

いやまあ、お足を頂戴している以上その分はもれなく提供しますが、そっから先は別の話ってこと。

No.347|塾講師Comment(0)Trackback()

立っている人がいる

2008/12/26(Fri)00:28

足首の内側が腫れた。

いつだったかも同じように腫れたことがあったけど、今度は逆の足だ。
たぶんまたなんぞ雑菌でも入ったんだろうとは思うけど、前回自然治癒するまで放置してたら実家の親にしこたま叱られたんで、観念して病院へ行った。

ああ、前回見知らぬ人の悪口をさんざ書いたんで、バチでも当たったのやも知れませぬ。

病院へ行ったらレントゲンだ血液検査だと大げさになってきて、肝っ玉のミクロマンなワタクシはビビる。

今はレントゲン写真さえデータになってんのね。
診察室のPCモニタに膝下の骨がくっきりと表示されてました。

あー、細い骨。
よくもまあ、こんなほっそい骨で体重支えたり蹴ったり蹴られたりしてるなあ。
エライぞ、足の骨。
あと六十余年がんばってくれたまい。

太さは心もとないけど、色はスッキリしていていい感じ。
綺麗だなあと思う。
足首辺りの細かい骨の組み合わせは、複雑なメカの組み合わせみたいで無駄にワクワクする。スーパーロボットの臭いがするよ!

骨で炎症を起こしていると言うことも無さそうだし、関節の稼動にも問題は無さそう。血液検査の結果はちょっと先になるみたいだから、それまでは抗炎症剤(だと思う)飲んで冷やして足高くして寝てろ、ってさ。


多分、疲れて抵抗力が落ちてるってコトだと思うんだよなぁ。
歳だなー。
てか、そこまで疲れてるって事態そのものが不味いんじゃないか?



といったカンジで少々腫れた足を引きずりつつ、出前授業してきました。
いつもお世話になってる某予備校の人から、某大学でいつもの資格試験対策の授業をして来い、ってな依頼。
もちろんその大学にも専門家はいるはずなんだけど、「外部の、受験対策の専門家から喝を入れてもらいたい」って理由らしい。
まあ裏の事情もあるようですが、こちとらには関係ないので良い授業をするだけでゴザイマス。

この授業の準備に丸一日近くかけて、その後から足首が腫れだしたんだよな。


えーと。
「1コマ90分だけど、途中で5分ほど休憩入れてください」
ってなカンジの指示があったのだけど。
これはアレですか、学生さんたち90分集中力が持たねえってことですか。
いやまあ、持たないのは別に珍しかねぇのですが、そっからどう戻すのか、とか気づかれないようにサボるとかするのが大学生の腕の見せ所じゃねえのですかい。
だいたい、90分のうち途中で5分休憩入れたら40分とか45分に分けることになるじゃないですか。つまり、そりゃ小学生並みの授業時間ってコトじゃないですか。

うーん。
塾の中学生の方がまだ集中力あるぞ。
ああ、勉強する習慣のない子たちが多いんだなあ。
習慣っていうか、訓練か。

いつも通り、寝るヤツは放っておいたのですが(授業で話したレベルのことを、自力でできるっていうならやってみるがいいさ!)。
喋るのは止めて欲しいなあ、と注意しておいたつもりなのですが、それでも喋るんだもんなあ。

「あー、喋るの止めてね」
しーん。
「はい、じゃあ続き・・・」
ボソボソボソ
おいおい、数秒も持たないの?
キミらアレか、昆虫かなんかか?

目立たないと思ってんのかもしれないけど、そもそも教室って声が響くように作ってあるから、こっちの声が届くってことは自分たちの声も届く可能性があるってこと気がつかないのかなぁ。

馬鹿ってのは、本当に可哀想だと思う。

声色を変えて、
「怒鳴った方が、いいか?」
って言ったら止まりました。
昆虫よりはマシなようです。


授業終了後、声をかけてくれる生徒さんがいた。
「お疲れ様でーす」
「はい、お疲れさん!」
「・・・・」
「ん?」
「先生、オレのこと、覚えてます?」
「ん?アレ?うん、あれ、どこで合ったんだっけ?」
「専門学校で、心r学教わってた」
「あれ、もしかして、『大学に編入したい』って言ってた?」
「そうです!先生に資料もらったところはダメだったんですけど、ここに編入したんです」
「うお、すげえ!ホントに編入したんだ!」

もう2年も前になるのか。
いつも行ってる専門学校の学生さんに、「大学に行きたいんだけど」って相談されたことがあって、自分の母校の資料をドカンと渡して「フハハ、やる気があるならやってみるが良い。道はほれこのように」って編入の話をしたのだけどその後音沙汰無かったもんだから諦めたのかなーとか思ってたのですが。

すげえなあ、本当にやってのけたんだ。
正に、そこにシビれるあこがれる、ってヤツだ。
意思を貫き通して、行きたいと思った場所に立っている人がいる。
それだけでなんかこう、力が湧いてくる感じがする。

ちょっと言葉を交わしただけで彼は友達とお昼ご飯を食べに行ってしまったんだけど、その姿はフツーの大学生で周りとなんら変わるところも無くて、そこがまたさりげなくていいなあ。きっと今まで色んな障害があったに違いないけど、それをひけらかしたりすがったりすること無く淡々と日々をすごしている。

うーん、漢前(おとこまえ)だねえ。


この授業で年内のお仕事は一区切り。
塾の冬期講習はまだ何回かあるけれど、少しゆっくりして英気を養おうと思う。

締めの仕事でいい気持ちになれたよ。
ありがとう、ってその人がここを見てるわけないのだけど。




No.346|講師仕事Comment(3)Trackback()

驚き方が昭和

2008/12/23(Tue)03:23

週末のことなんぞを。

土曜日。
ボチボチと年内のお仕事にもカタがつき始めている。
けれども暦通りに行かないのは不正規労働者のツライところでゴザル。
この日も市内某予備校で、とある福祉系資格試験の直前模試の解説をする。
ちくしょう、また稽古できなかった。

短い時間でできるだけ多くの内容を伝えようと、必死に教える。
教わる方も、一生懸命聞いてくださる。
相変わらず精s保健系の話になると、ついつい深くてマニアックな内容になってしまうのはご愛嬌。この資格にそこまでいらんだろう、ってとこまで話してしまう。
でもまあ、終了後質問しに来る方のほぼ全員が精神h健の話題なので、興味ある分野なのか厄介な分野なのか、お役に立てているのなら良しとしよう。

「健闘を祈ります!」
と最後に言ったらほとんどの人が喜んでくれたみたい。
笑顔で「はい!」って返してくれた。


前の週に、同じく福祉系の、別の資格の模試の解説をした。
難易度で言えば、明らかにこの日の資格のほうが格下である。
でも、教えていて楽しいのはこちらである。

なんと言うか、あっちは辛気臭いのだ。
福祉系のお仕事ってのは総じて銭にならない(爆弾発言)し、心身ともにしんどいことが多い、と思う。少なくとも気楽に踏み込んだら結構痛い目にあう。それなりに覚悟のいる分野だと思うのだが、大丈夫なの?ってくらい覇気が無い。
そのくせ、結構意地の悪いことを言い残していくし!

「のんたろう先生、先ほどお帰りになった受講生の方が、『あの先生(私のこと)、専任の方なんですか?この点とこの点、間違ってましたよ』っておっしゃってましたが、心当たりはありますか?」
「ええ!?そうですか、いや申し訳ないデス。ちゃんと頂いてる今年度のテキストとつき合わせて裏を取ってるつもりなんですが」
「あー、ウチのテキスト間違い多いですからね、アテにならないですよ」

ンなテキスト寄越すな、馬鹿。

八つ当たりとして書くのだが、どうも福祉系の資格を取ろうって人には根性悪いのが多い気がする。あんまり酷い待遇の中で生きてきたから根性捻じ曲がったんじゃねえのか、とか思っちゃう。
知り合いの、ベテランの福祉系の人は全然そんなことないのにねぇ。
まあ結局のところそんなのは個人差で、変なのに当たったときの印象が強すぎるってだけなんですけどね。

ついでに自分たちのことも書いておくと、わざわざ心理屋になろうって奴らは総じて「キ印」だと思います。もちろん自分も含めてな!



とまあ前の週は兎も角、この日はいい気分で授業を終え、帰宅。
アパートに近づくに連れ、気が緩んできたのか物凄い勢いで眠くなる。
気ィ張ってたんだなあ。

一眠りしてから、いつもの焼き鳥屋、大吉へ向かう。

遅い時間にもかかわらず、店は混みあっていた。
てか珍しく知り合いが全然いねえ。
入った途端に見知らぬおっさんにガン見され、思わず会釈してしまう肝っ玉の小さなオレ様ちゃんだ。

マスターといつものバイトのまろたろうちゃんだけかと思ったら、新しいバイトのおねーちゃんがいた。数日前に入ったばかりでもう週末デビューか、早いなあ。
マスターからの指示で、新しいおねーちゃんが私のところに注文を取りに来る。
「何かメニューのことで質問してやって」
ははあ、いつもの新人バイト登竜門ですか。手加減しつつも絶対答えられっこない質問をする。
「皮せんべいって、ナニ?」
「やげん軟骨と、普通の軟骨ってどう違うの?」
見事に固まってました。「お待ちください、分かる者に聞いてきます!」ぐらい言えるといいのにねぇ。

ぼへーっと呑んでたら、背後からニュッとカレンダーが突き出された。出勤簿(?)代わりに来る度にシールを貼らせてもらってるカレンダーだ。
全く気を配ってなかったので、驚いて変なポーズでのけぞってしまう。おおう。
それを見てケラケラ笑うまろたろうちゃん。
「驚き方が『昭和』ですよね!」だと。
ちっ、この平成生まれめ!

「珍しいですね、一人なの」
洗い物しながらまろたろうちゃんが話しかけてくれる。
「あー、そうだねぇ。最近だれかしらと一緒に呑んでたからねえ」
「ふふふ、本当に、男の人にモテますよね」
ぎゅっ、むっ。
「うー、そうなんだよなあ。あとね、年寄りと子どもにも、妙に」

野郎と、ガキと、年寄りには比較的気に入られることは、何でだか知らんが本当に多い。人生に重要な問題は「それ以外」にモテるかどうか、だというのにもかかわらず、だ!
カウンターに突っ伏して、大して呑んでもいないのにクダを巻く迷惑な客に天からの福音の言葉が。

「あ、でも私のんたろうさんのこと好きですよ!」
お相手がいる人にナニ言われたって嬉しかねーよ、と頭では思いつつも心は喜んでしまう辺り、マスターに「残念な人だ!」って言われてしまう所以だろう。
「・・・ありがとう。これであと10年は闘えるよ!」
何と闘う気だ。

「あ、そうだ。こないだの資格試験なんですけどね」
ああ、『酒と男前の日々』で書いた、次の日受けたやつね。
どうしたんですか、言いよどんで。
「あの日ですね・・・」
「はあ」
「9:40開始だったんですけど」
「ほお」
「目が覚めたら、9:40でした!」
「ブラボー!」
ようこそ、ダメ人間の世界へ。
「のんたろうさんには怒られるかと思ったんですけど」
「いやいや、目を覚まして、時計を見つめて呆然としてるあなたの姿を思い浮かべたらそれだけでお腹一杯」

もしかしてその寝坊は、あの日オレが「たまには落ちろ!」って呪ったせいなのかも、とちょっとだけ申し訳なく思ったけど、口にはせず。沈黙は金。


ラストオーダーの時間も近づき、私以外のお客も帰っていったころ。
「お客さんでーす」
おや、こんな時間に。

自分が見られるとイヤなので、新しく入ってくるお客さんのことを見ないようにしているのだけど。
入ってくるなり第一声が
持ち帰りで!」って。
自分の行動に「お」を付けちゃいけないって習わんかったんかい。
何より無駄に声がでかい。多分アレなカンジの人なんだろう、と予測。
横目で様子を伺う。


20代中ごろのあんちゃんと、奥方らしき女性と赤ん坊の3人連れ。
あんちゃんは想像通り、あんまり頭脳戦は得意じゃ無さそうだけど声の大きさと勢いだけで人生渡ってるカンジのタイプ(偏見)、奥さんは至極真っ当そうな方。別嬪さんだし、お友達になりたいデス。

しかしまあこのあんちゃん、始終奥さんに罵声を浴びせ続けておった。
自分の行動に「お」をつけて恥じない程度のオツムしかないくせに、よくもまああれだけ言えるもんだな、これが恥知らずってヤツか、と感心感心。もちろん嫌味だ。

何より気に喰わなかったのが、このあんちゃん、口元を歪めて笑うのだ。
左側麻痺してんのか、ってくらい口元の右側だけを上げて笑う。
ビールを片手に、口元を歪ませながら「お前は分かっちゃないよな」的なことを延々とのたまう。
それに付き合う奥さん。何か弱みでも握られてんのか、とか下種な勘ぐりしてみたりして。
どう見ても一番分かってないのはお前だ。
マスターが「もうすぐ焼きあがりますよ」って言ってんのにちっとも気がつかねえでくったらくったら呑んでる。その上出来上がった焼き鳥を奥さんが受け取って先に車に戻ろうとすると「待てお前、まだ呑んでるべや」だと。
お前のそのモジャモジャの下に詰まってるのはおがくずか?

焼き鳥屋が店を閉めようとするような時間に赤ん坊を起こしておいて変だとも思わないような、大して能があるようにも見えないのに得意絶頂で奥さんを貶して平気な父親の元で育った子どもってどうなるんだろう。
もしかしたら自分のお仕事の対象になるかもしれないし、もしそうなったとしたらその子に自分はどんな風に接してどんな声掛けをするのか。

いやまあ、何にも起きないかもしれないから、気に喰わないってだけでそこまで考えなくても良いんだけどね。単にアタクシが根性悪だ、ってセンでひとつ。




この日の聞きまつがえ大賞。

マスター「今日は、二十日?」
M子さん「熱燗一丁!」

商売熱心な聞き間違えだ!




日曜日。

宣言通り、ひたすら寝て過ごす。
ちょっと起きてラグナロクやったら、レアアイテム2個も入手!
うひょひょ。

No.345|雑記Comment(0)Trackback()

経験の内

2008/12/17(Wed)03:13

お仕事先で、集会にお邪魔させてもらった。


内容は、これから大詰めになる受験勉強や長期休みの過ごし方についての注意とか、合唱とか当たり障りの無いもので。

でもこれまでとはちょっと様子が違ってて、何と言うか、静かなのだ。
色々あって、やんちゃな(婉曲表現)男の子たちも大人しくなったのかねぇ、とか思いながら体育館の後ろのほうから学生さんたちが歌う様子を眺めていた。


用事があるのか途中退室された偉い方が、会釈するワタクシに実に久しぶりに声をかけて下さった。
「合唱、上手いでしょ?」
左意ですな、とうなずくアタクシ。


とまあ、これで終わればどうってことない話なのだけど。
後で別件の打ち合わせをしてた時に、やんちゃな(婉曲表現)男の子たちのうち、中心的なのはほとんどその場にいなかったと聞いた。

ちょっとだけ、嫌な感じがした。

いなかったと言っても、サボってその場にいなかったのではなく、早退したり休んだりしてるってことらしい。
いつだったか偉い人が言ってたように、彼らは順調に孤立させられてるってことか。


最近思うようになったことなのだけど、人々の間で暮らそうと思うのなら、人々の間で暮らす経験は絶対必要なんじゃないだろうか。サンプル数が少ないから印象論以上のものではないのだけど、人から離れた生活してると、大勢の人の中に戻ることはすごく難しい。明文化しにくい何か(単純に経験といってもいいかも)が足りないせいじゃないか、と思うのだ。

それはさて置き。

偉い人といつか話したように、そして上に書いたように、集団を経験するというのは必要なことだと思う。
できれば、みんなで協力し合って達成感を得られる方がいい。
でも、そのために誰かを切り捨てるようなマネはしないほうがいいと思う。


ちっちゃな集会で、ささやかな成功を体験した。
それはスバラシイことではある。
そういったことを一個一個積み重ねて、その結果として自信ってものが身につくんだろう。

でもなあ。
一部の人間を切り捨てることで目標を達成するなんて、非常事態でもなきゃやっちゃイケないんじゃないのかなあ。少なくともガッコで体験すべきことじゃない気がする。

ンなことするぐらいなら、いっそ失敗しちまえばいいんだ。
失敗だって経験の内なんだし。

多分、あの中にいる何人かは、この先目標を達成するのにジャマになるヤツが出てきたら容赦なく切り捨てる思考をするようになる、と思う。・・・少し大げさだけど。
なんたって、ガッコでやってたことだからね。
多少の知恵のあるヤツならやらないだろうけど、バカはやらかすと思う。



とか何とか思ってはいるけれど、実際に自分があのやんちゃ坊主(婉曲表現)どもを含めた集団を自在にコントロールできるかっていうと「できっこ無いッス」と泣いて謝るしかないから黙っております。

連中に対しては「自業自得じゃねえの?」って思いも少なからずあるしねぇ。
くすくす。

No.344|心理屋Comment(2)Trackback()