2025/06/02(Mon)22:18
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2009/01/26(Mon)02:55
いつもの週末定例稽古のメモ。
そういやこの定例稽古、「しっぽの会」って言うんだっけ。唐突に思い出した。
この日は内田流短杖術、いわゆるステッキ術から。
型を5本ほど。
受けは木刀、取りは短杖で行う。って柔術でなくても受けと取りでいいのかな?
1)正面打ちを右(左)にかわし、小手を打つ
・かわす動作は早すぎず、遅すぎず
・かわすと同時に振り上げ(車輪剣)、受けを仰け反らせるよう振り下ろす
・小手を押さえつつ、水月に杖の先端を突きつけてけん制、残心
2)正面打ちを膝立ちで受け、裏拳入れて押さえる
・地面に杖をトンと着いて手を滑らせ、杖の中ほどを握る
・そのまま膝立ち(同足)で振り下ろされる剣の下に入り、杖を90度回転、水平に持ち変える
・拳を相手の両手の間に、下から差し込むような形で受ける
・同時に空いてる手で水月に裏拳
・立ち上がって杖をこじって剣を制する
3)膝立ちで水月を突く
・1)と同様
・かわした後、膝立ちで相手の胴を突く
・突けなくなるので、接近しすぎに注意
・踏み込み過ぎなのは、武器は持っても心は素手だからだと思う
4)脛切りを打ち返し、打ち落とし、上段を打つ
・垂直に受けると杖ごと切断されるので、少しずつ角度をずらす
・45度
・最遠端を生かす
もう一本あったような気が・・・。
全体を通しての注意点は姿勢。日本武術なので胸を張って、袴腰で。
油断するとすぐに「形意杖」になってる。
柔道の打ち込み。
先週教わった一本背負いの復習。
この日は2回ほど、おっかなびっくり投げさせてもらった。
ぺそ、ってカンジの実に情けない投げ方であった。
崩し方が難しいなあ。肩より上で、どうして力が出せるんだろう。自分の力の出し方が、地面を踏みつける反作用で成り立ってることがよくわかった。
あとは腰の落とし方かな。
崩した相手を腰に乗せる段階で既に膝が伸び切ってしまってる。これじゃどうやっても柔道風の投げ技にはならんね。
M氏が「ローキックの受け方を研究したい」とおっしゃるので、突き蹴り織り交ぜて攻める。
・・・すぐ息切れるなあ、オレ。
こうやって動いてみると、自分の動きが単調だと思い知らされる。
左手親指を引っ掛けて突き指した。
大東流の型t稽古。
できる動きとできない動きの差が大きい。
両手首を取られた瞬間に合掌しながら喉元に突き込み、左(右)に振って投げる技。
「指先先導」といくら考えても手首から動かしてしまうけど、「最遠端を指先でなぞる」とイメージするとそれなりにできるっていう人体の不思議(?)。
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No.358|稽古|Comment(0)|Trackback()
2009/01/23(Fri)00:36
中学生に英作文をやらせる。
一端の受験モードに突入してる連中には、もう多くを語る必要は無い様に思われる。ボンクラ講師の繰言を聞く暇があったらもっと多くの問題に挑むべきなのだ。
だがしかし、未だに今イチ受験モードに入りきれていない、あるいは受験モードに不慣れなのですぐに化けの皮がはがれちゃう連中もいる。
「書いた英文は必ずもう一度見て、訳しなおしてみろ。おかしくないか確認しろ」
なんてことを、もう何度言い聞かせてきたことか。
まあ大分マシになってきてはいますが。
それでも、油断してると凄まじい文章を書いて寄越す。
問「食べる前に手を洗いなさい」を英訳せよ。
もちろん正答は
"Wash your hands before you eat."
そんな難しい問題だとは思わないのだけど、手が動かない様子だったので、一部の単語の頭文字だけ、チョロチョロと書いてテキストを返す。
しばらく後、提出されたテキストに書かれた文章を見てひっくり返った。
"Was he your hands before you eat."
いつの間にか疑問文になってて、クエスチョンマークをつけてないってのもアレだが、問題はその内容だ。
「キミが食べる前まで、彼はキミの両手だったのかい?」
お前は何を喰ったんだ。
彼とは一体何者なんだ。
どっかのホラー作家の妄想にも似た、奇妙な世界が繰り広げられてしまっているではないか。中学英語って、もっと穏やかなもんだろう?
読み直してオカシイって思おうよー。
No.357|塾講師|Comment(0)|Trackback()
2009/01/23(Fri)00:26
専門ガッコでの新学期初授業。
移動時間を読み違え、微妙な遅刻。
いやホントお恥ずかしい。
ソロバン道路なんて嫌いだ!
職員室に飛び込むと、いつぞやの記事に書いた卒業生たちが。
顔色がさえない、と言うか憔悴している。
そらそうだ、今週末国家試験だもんね。
「センセイ、どこ出ますかね」
うむ、そりゃもう代表的な疾患について一通り、発達に関する障害について、治療法については薬の副作用と代表的な精s療法について、考案者と中心理論と代表的な技法について、あと検査に関しては・・・。
一問一答風に聞いてみたらソコソコちゃんと答えられてた。
太鼓判までは押せないけど、過去問10周したというその意気や良し。
「おおう、そんだけやってりゃ0点は無いっしょ!」
何の慰めにもなってねぇ。
午前午後2コマ授業してヘロヘロになって戻ってきたところ、もう一人卒業生が増えてた。
「オレ、全然慌ててなかったんですけど、今になって慌ててきた。どうしよう!もう今更過去問とかやらない方がいいですかね?」
どうもこうもあるかい。
足掻け。
もしかしたら全く同じではないにしろ過去問と似たような選択肢があるかもしれないし、ダメでも次回の勉強になるしー・・・・とは可愛そうなんで言いませんでしたが。
勝負事は水物だし、「開く扉がありゃあ道は開ける!」なんてことを言ってた怪しいおぢさんもいましたし。
前日意外は必死こいて勉強しなはい。
今更集中力の付け方とか聞いてる時点でダメっぽさ満載な気はしますが。
まあ私は彼の能力の全てを知っているワケではないのだから、まずは全力を尽くすことッスね。
当日大切なのは動揺しないこと。
知ってる問題はその場で解く。
時間かければ解ける問題は一旦後回し。
初めて見る問題も後回し。
先ずは取れる問題を確実に押さえて、それから他の問題にじっくり取り組めばいいのだ。
動揺して問題が解けるんならナンボでも動揺すりゃいいけれど、ンなワケないし。
動揺は動揺を呼び、普段なら解ける問題も度忘れしちゃって益々あせっちゃう。完全な悪循環だし、何よりそんなものゲージの無駄遣いじゃないか。ゲージは溜めておいて、ここぞという所で超必殺技として叩き込むか、EX必殺技で・・・・。
何の話だっけ。
落ちちゃっても気にすんな。
アタシなんざ、資格はおろか車の運転免許さえも3回目でやっとこ合格してるんだから。
失敗したらまたやり直せばいいんだって。
怪獣みたいな力の無い我々凡人は、知力体力時の運、財力人脈袖の下、あるもの全てを費やす以外に方法なんて無いのです。
振り絞れ、振り切れ。
自分の力の底の底まで見られる機会なんざ、そうは巡って来ませんよ。
健闘を祈ります。
No.356|講師仕事|Comment(0)|Trackback()
2009/01/19(Mon)01:46
x+1.3キログラム
y-1.5%
あれ?
いきなり増えてるし。
焼き鳥食いすぎ?
No.355|本日の体重|Comment(2)|Trackback()
2009/01/18(Sun)21:35
新年初稽古。
と言っても私以外はみんな先週一回稽古してるんだけどね。
アタクシだけお仕事でお休みしたもので。
2週以上、稽古してない(部屋こぎ自転車には乗ってる)ので、無理しないでおこうと思う、っていつ稽古で無理してるんだと心の声が聞こえるが気にしない気にしない。
M氏に新年のご挨拶を簡単にして、基本功をボチボチと。
右肩が少し痛い。
背中が痒くて無理して手を回したら「ボキ」ってヤな音がして、それ以来鈍痛が止まない。
とある資格試験対策の授業準備で医学関係の資料を読んでたら、この辺て血流が悪くなりがちで、そのせいで骨折なんかの治りが悪いんだそうだ。
・・・特に高齢者で。
M氏と推手。
傍から見ると至近距離で向かい合って押したり引いたりしてるだけなのだけど、バランスの崩し合いとその気配の気取り合いを延々と行う。
いや、「崩し合い」と書いたけど9割9部9厘私が崩されっぱなしなので、「合い」にはなってませんな。この日も実によくすっ飛んだワタクシであったなあ(詠嘆)。
「パーツ交換したみたい」
とM氏。体重減らすためにボチボチ動いてることをご存知なのでそう言って下さったんだと思う。もしかすると多少パゥワーアップしたのかも知らんけど、各パーツが全然連動できてないのでダメのダメダメですわ。
・のけぞらない
・腰を切るのを忘れずに
・隙を見て、真横に引く。後方ではない。
そうこうしてる内に、Aくんとカノジョさん到着。
二人にも新年のご挨拶。
M氏の打ち込み(腕返し)のお相手をする。
Aくんがつつつ、と近寄ってきて
「さあ、今年はのんたろうさんも柔道やりましょう!」
うう、来たか。
「はっ、宜しくご指導のほどを!」
一本背負いの理論と入り方を教えてもらう。
相手との間合いは遠めに。打撃のつもりで突っ込むと、崩した相手が倒れかかる空間が無くなってしまう。
打撃で相手の中心取るときよりも、一足分か二足分くらいは手前で回転する。
左手で相手の右袖を、肘よりやや手首側で取り、ちょっとだけ返してやる。そうすることで相手の肘の自由度が下がる。親指は使わない。「痛い目見ますよー」だって。突き指とかすることになるらしい。
肩の高さに水平線を想像して、そこから上方30度の角度で相手の右腕を引くことで崩す。相手との身長差で自分の身体の使い方がちょっと変わっちゃう。崩すのと同時に(最初のうちは崩してから入ってた)踏み込んで背中を見せる。
踏み込み方は2種類教わった。
極小ジャンプ(足裏が畳から離れない程度)で一瞬で入れ替える方法。カノジョさんはそうしてるそうだ。実用的かつ現実的な方法なんだろうね。
もう一つは多分基本の型通り。右足を左足の1.3足ぐらい前に置き、つま先をやや左前方に向ける。続いて左足を右足の右側(?)へ。左足のつま先は右足のかかとの方向に向いている。ちょうど「L」の字みたいな配置になる。その状態からつま先に回転軸を置いて左方向の軸回転。軸回転を終えた時点で足の開きは肩幅くらいになり、やや内股になるよう足の配置を考えること。
回転しながら、右腕を相手の脇に引っ掛ける。
左手の崩しで開いた腰から脇にかけてを、7分ぐらいに曲げた肘を走らせる。当然、どん詰まりには脇があるから、そこに肘のフックが密着するようにする。この密着が難しかったなあ。左の引き手をきちんとへその前まで下ろさないと密着が甘くなって逃げられる。カチ上げるぐらいの勢いでね!
どっちの踏み込み方でも、回転が終わった時点で前傾して腰が落ちていること。
崩して前のめりになった相手を「おんぶ」でもするかのような状態になっているハズ。
残りの手順はそう残ってないのだけど、投げること自体おっかなかったのでこの日はこのぐらいで勘弁してもらう。
その後、AくんとM氏が投げ技の研究をしている間、カノジョさんに相手してもらってひたすら上記の動作を繰り返す。しかしまあ、余所様のカノジョに一本背負いの稽古相手になっていただくってのも何だか変な感じだなあと思う。
まだまだ考えながらじゃないと動けないし、こっちに気をつければあちらを忘れる、という程度のレベル。動きの中に組み込めるのはいつの日になることか。
稽古が終わると心地よい倦怠感。
全身の細胞が、喜んでるのか疲れきってるのかプルプルと震える。
すっきりしたー。
No.354|稽古|Comment(0)|Trackback()