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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)13:49

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天狗

2009/06/05(Fri)02:12

週一でお伺いしてる仕事場へ、いつも通りの時間に着き、皆に挨拶。

「おはようございまーす」

「あ、のんたろう先生。今日2時間定期テストやって、避難訓練したら完全下校だったんですけど、ご存じなかったですか?」

「あらー」

だったら休む、って選択肢もあったよなー。
まあいいや、面談の予約いつも通り入ってるし。



で、お昼過ぎで仕事は切り上げ、さっさと帰ることにした。

さて、どうするか。
仕事場の近所でラーメン食べながら考える。

映画を観に行くのもいいけど、ちょっと足伸ばして小樽まで行ってみるかなー。
気が向いたら途中のマイカルに寄ってもいいしー。

と、自宅方向とは逆に車を走らせながらふと思う。

ああ、前から一度行ってみたかった、天狗山に行こう。
mうらじゅん氏も訪れていた、頂上の「天狗の館」に行くのだ。


天狗山の頂上って、小樽市内から意外と時間かかるのね。
行けども行けども住宅街から抜け出せない。


やっとたどり着いた頂上は、当たり前だけど人気も無く、やたらと羽虫が多くていやーんな感じだった。地べたを這うアリもワラジムシも、異様に輪郭ハッキリした大物ぞろいだったし。
いちゃつくカップルを避けながら、ロープウェイ頂上駅へ。

駅舎の外に、小さな社が設けられており、中に子どもの身長ぐらいある大きな天狗の面が鎮座ましましていた。

ずいっと突き出された鼻の先端は塗料がはがれてきていて、横の看板を見ると鼻の触り方によって様々なご利益があるんだとか。へー。
何かかじられそうな気がしたんで、ノータッチ。
看板の反対側にある、奉納された絵馬を眺める。

ほとんどがカップルの、「この愛よ続け、永遠に」的な内容か、ご夫婦の「子宝祈願」的な内容でした。まあ、天狗、ですからねえ。天狗本来の神通力ってよりも、形状の問題だよな。

「仕事が決まりますように」って世知辛いのも少数。
それこそ天狗とは何の関係もない気がするんだけど。
ある日突然、やたらと鼻の長い赤ら顔の山伏がウチに押しかけてきて、ニコニコしながら山伏の衣装手渡してきたらどうする気なんだろう。

抜群だった一枚。
「彼女ができますように」
へー、左意でございますか、よござんすね、とか思いながら続く文字を見て鼻吹いた。
「当方、70歳」

えー。
うむ、確かに年齢を感じさせる達筆なり。
オレもまだまだだなあ。


しみじみしながら「天狗の館」へ。
大きさ自体はたいしたことないんだけど、壁一面に天狗の面が掛けられていて、一種異様な雰囲気。
誰もいないし。
ほとんどが工業製品っぽい、おもちゃみたいな代物なんだけど、所々に「これ、こんなとこに無造作に掛けておいて大丈夫なの?」って思わせる気合と年季の入りまくった逸品があるので侮れない。
そういうのと目が合う(?)と、何だか知らんがちょっとショックを受ける。製作者の念でも残ってるのかしら。昔、旅行のついでに軽い気持ちで入った北方民族資料館だったかでも似たような気持ちになったっけ。
銃口を向けられたような、ってンな経験無いけど、警戒心を掻き立てられるような気がした。

周囲の壁を覆う天狗の面の数々を見て、突然思い出した。

島田荘司の、「斜め屋敷の犯罪」だ!

あの話の中に、そう言や「天狗の面でいっぱいな部屋」って出てきたっけ。それでなんとなーく気になってたのか、アタシってば。舞台は同じ北海道でも小樽でなくてオホーツク海に面した丘の上だったけど、もしかして島田氏はここを見て、あの話を思いついたのかなあ、とか感慨にふける。



そのまま引き返しても良かったんだけど。
興がのったんで、そのままドライブに行くことにした。

小樽から余市を抜けて倶知安、京極、喜茂別へ。
そこから中山峠に向かっても良かったんだけど、そこからさらに支笏湖、苫小牧まで!
支笏湖なんて久しぶりに見たわよ。

疲れて眠くなるほど走ったのも久しぶりだったし、ガス欠の恐怖にもあいましたが無事帰宅。
堪能しましたわー。

昔はこんなドライブ、しょっちゅうしてたのにねー。


いやいや、「当方70歳」のじーさんにゃあ負けられねえだろ。

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No.384|雑記Comment(2)Trackback()

ナニこの

2009/06/02(Tue)14:05

ティッシュを取ったら、最後の一枚だったらしい。

空になった箱はスルスルと横滑りして、資料の山の上から落下。

そのまま電話機を直撃。

軽いもんだから、ポコンと跳ね返る。

くるっと一回転、そのまま机から落下。

机の横に置いてあったゴミ箱に、外れることなく、ナイス・シュート。

ナニこのピタゴラなんとか的なシステム。



今日はいい日だ。


No.381|雑記Comment(0)Trackback()

さくさく

2009/05/20(Wed)22:55

課金が切れたのをいい機会と思い、ネトゲの「ラグナロク・オンライン」をちょっと休んでる。

 びっくりしたのは家での仕事の捗り様。
日付が変わる前に一区切りつくなんて滅多になかったのになあ。
さくさく片づいてくよ。

心身ともに上手く休ませられてるかもしんない。
 
来週からしばらく臨時の仕事で週末の休みはナシになるから、このまま行ってみようかな。

6月末と8月中旬に研修受けに東京行くことになりそうだから、雑誌でも買ってきて、みやげ物や美味い飯屋でも探してみようかなー。 うひひ。
 
ああ、久しぶりに読書もええかもしれんね!

No.378|雑記Comment(2)Trackback()

業が深い

2009/05/10(Sun)02:07

週末恒例、焼き鳥大吉に呑みに行ってきた。

連休最終日に行った時は顔見知りが大勢集まって賑やかに呑んだので、今日は静かに、ぼへーっとしながら呑んでようかな、とか思ってたら仕事帰りのN川氏と彼女さんがご来店。カウンターに並んで呑んでました。


ええと、何でだか知らんがここんとこずっと、大吉で呑んでるときの話題が「如何にしてこのブログに登場するか」ばかりになってるんですが。

いや、確かに他人のブログに明らかに自分のことが書かれていると(ぬまたろうさんいつぞやはアリガトウ)、くすぐったいような嬉しい気持ちになってニョホニョホ笑いながら自分のPCに保存して時折見返してニヤニヤしたくなるし実際そうしてるんですが気持ち悪いですかそうですか。

マスターなんかは
「今の話は絶対載るでしょ!」
と実に熱心にアッピールして下さるんですが、根が歪んでいるワタクシと致しましてはそう言われると絶対載せるもんかい、とか意固地になってしまうワケデスヨ。




で、今日一番ヒットした話題は、常連の我々と店員さんたちとの間で交わされたどの話でもなく、後ろのボックス席に座ってたカップルのおねえちゃんの話でした。

二人が呑み始めるなり唐突に耳に入ってきたのが、「どこをどうすれば一番効くスクワットができるか」ってな話。

「ここを、こう曲げれば」
「こうするとね、云々」

何で彼氏と酒飲みながらトレーニングの話を熱く語らねばならないのか。

あ、ちなみに彼氏の方の声は私に耳には入ってきません。野郎の声なんざ誰が聞きたいもんか、ってことで自動的にフィルタリングされてます。
二人が帰るときにそっと見たら、別にフツーの体型の人でした。ガッツさんみたいな人だったら別に不思議はないのですが。
ステキだ!

眼鏡さんだったので少しホレました。
が、「イングランドってイギリスだったんだ!」ってセリフで萎えました。




次点は、数日前に来たという、70代ぐらいのじいさん二人連れ(だったかな?)の話。

めったに外で呑まない人だったらしく、しきりに「楽しいねぇ、楽しいねぇ」と言ってたとか、「こういうところ来ると、タバコ吸いたくなっちゃうねぇ」って外の自販機に買いに行ったものの、「お金入れても戻ってきちゃうんだよ」ってぼやきながら戻ってくる。どうやら「タスポ」の存在を知らなかったらしい。
見かねたマスターが一緒に買いに行ってあげて、やっと手に入ったタバコを吸いながら「普段は全然吸わないんだけどねぇ」とか何とか言って、結局他では吸わないもんだから「残ったタバコあげるよ!」とか言って置いて帰ってったとかそんな話。

どっかで読んだ犬と飼い主の会話のコピペを思い出してちょっと萌えた。
「そっかあ!僕犬だから、色とか分かんないから!」ってヤツ。知らん人は「僕犬だから」でググって下さい。
たくさんバリエーションがあるみたいだけど、どれもステキです。




何でもいいけど、何でオレはこんなに熱くなって人の裏をかこうとしているんでしょう。
もうちょっと穏やかに人生歩みたいと思うのですが。

業が深いなあ。


No.377|雑記Comment(2)Trackback()

過ごし方

2009/05/08(Fri)00:13

連休中は、稽古して酒呑んで、二日酔いで寝たおして、部屋の大掃除して、映画観て、掃除の続きして、近所の実家から親と弟呼んであたしゃ今こんなとこで暮らしてるッスとか言って、F澤氏に声かけてもらったんで大吉行って酒呑んでゲラゲラ笑ってました。

いやあ、見事にオッサンの過ごし方だ。


映画は友人R1と、「GOEMON」観てきました。

念のため、以下別項。





つづきはこちら

No.376|雑記Comment(2)Trackback()