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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/06/30(Mon)06:46

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浮身

2007/12/21(Fri)12:23

リュックとPCの入ったカバンを肩にかけ、駐車場から仕事場へ向かって歩いていた時のことだ。

数日前に降っていた雪が踏み固められ、カチコチのアイスバーンになっている。
アスファルトがむき出しになっているところもあるんだけど、バランスの訓練にならんかな、とわざと氷の上を歩く。

ええと、なんだっけ、昔の剣術家が言ってた歩法。
氷の上を歩くように歩く歩法があるんだ、一手教えたいんだけど年喰っちゃって無理だわーとかそんな逸話がついたヤツ。

マンガ「修羅の門」にもおんなじ名前の、主人公が使う身法が・・・。
ああ、そうだ、「浮身」だ。

まあそんなレベルにはないけど、この状況だとどんな体捌きができるかな、軸回転ぐらいは、

とか思った瞬間。


すぱーーーーん


思っただけなのに!

こっち回転かな、と思った方向にすっ転んだ!

腰の左側と左ひじをしこたま堅い氷、つかほぼアスファルトに叩きつけた。
つづいてリュックとPCの入ったカバンがゴン、と着地。

げげ、まずい、PC壊れたかも。
いやまて、腰もアレだ、またやっちまったかな、うを、ヒジが一番イテェ!

立ち上がって雪を払う。
周りを見渡す。うう、幸い、誰もいなかった。

各所点検。
腰は大丈夫そうだ。一番肉の厚い、ケツから落ちたみたいだ。すぐに痛みが引いていく。
ヒジは痛い。
むちゃくちゃ痛い。
でも、表層的な痛みだ。
骨と関節は無事みたい。
でも、こりゃ当分左の猿臂打ちは打てないなー。
ちょうど、猿臂を廻し当てるときにぶつける部位が痛い。

はひー、思わずため息が出た。


確かに、転んだ方向、左側にかばんを二つとも掛けていたけど、それまでバランスよく歩けていたのになあ。
思っただけで筋肉が反応したのかな?
JoJoの6部あたりだっけ、「マンハッタン・トランスファー」とかいう狙撃補助のスタンドを使う人。
あの人のセリフ、「筋肉は信用できない」を思い出したわよ。

服を脱がして全裸にしてしまうと、人は急に弱気になってしまうんだそうだ。昔、大山総裁の本でそんな記述を読んだことがある。最近あったニュースで、女子中学生が男子中学生を全裸に剥いてリンチした、って事件。アレもそういうことなのかな、と思う。

確かに、自分だけ素っ裸ってのは恥ずかしいし心細いんだろうけど、体毛の薄い、ほとんどネオテニー(幼形成熟、だっけ?)な人間って生き物は、服を着てないと筋肉の動きが丸見えだから、それで弱気になるってこともあるのかな、と思った。筋肉の動きが丸見えってことは、次にどんな攻撃するのかほとんどバレバレだからね。

ってな理屈には無理があるか。

一晩経ってもヒジはまだ痛いデス。
ヒジつけません。こんなにしょっちゅうヒジついて暮らしてたとは、思いもよらなかったッス。

猿臂打ちは引き続き売り切れ中。

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No.125|雑記Comment(0)Trackback()

胸をなでおろしております!

2007/12/09(Sun)23:42

いつもの大吉での話。


どういう話の流れかは忘れたが、バイトのMちゃんから


「・・・子供が好きなんですか?」

と聞かれた。
子供を相手にする仕事が多いから、そう聞かれたんじゃないかと思う。

「・・・キライ」

「ええ!なんでですか!?」

「いや、何で、って言われても・・・」

好き好き大好き愛してる、とか言うといらん誤解を招きそうだし。
少なくともガキは嫌いだ。

「伊武雅刀って人の『子供たちを責めないで』って歌、知ってるかなぁ」
「いいえ、全然」
「うーん、やっぱそうか。マスターは?」
「なんですか、それ」
「(マスターの奥さん)は?」
「いいえー」
「むぎゅ、そうかー。誰も知らんかー。いい歌なんだけどなあ」
「どんな歌なんですか?」
「・・・いい声で、子供が如何にイヤな存在であるかを朗々と歌ってんだけど」
「知りませんねー」
「そっかー。あの歌がよく私の心情を表わしているのだけど」

とどめを刺すかのように、マスターに
「・・・サイテー」
とか言われた。

いい歌なんだよ!


音が悪いけど、ようつべにあったんでアドレスだけでも。
http://youtube.com/watch?v=YaCkfvm3Oyw

ちょっと上級者向け(?)
http://youtube.com/watch?v=qwhnBXkQarw&feature=related

どうよ?

No.117|雑記Comment(0)Trackback()

祭り

2007/12/07(Fri)04:09

馴染みの焼鳥屋のマスター夫妻といっしょに、onちゃん祭り(みたいな名前の)に行ってきた。


つづきはこちら

No.115|雑記Comment(0)Trackback()

私は比較的よく読む方だが

2007/11/27(Tue)14:50

研修会出席後、いつもの大吉へ一杯やりに出かける。


席に着くなり、マスターの服装に違和感を感じる。

あれ、いつもはハッピの下は半そでTシャツなのに、何で今日は長袖なの?

「風邪でもひきましたか?」
「ええ、熱が38度ほど!」

え、マジで?
いやいや、んな簡単に信じるな、オレ。

でも、様子を伺ってると調子が悪いのは本当っぽい。
・・・テンションのあがり方も、いつもと違って天井知らずなような・・・。
気のせい?



この日の収穫。

バイトの高校生、Mちゃん。

新しいキッチンペーパーの箱を開けようとしている。
アルミホイルやラップなんかと同じような、細長い箱に入ったタイプだ。
カッターのついてるあたりに指をかけ、必死に力を入れている。

「んんんんんん!」

ぼーっとそれを眺めていたのだが、ふと、
「それさ、開け方って、箱に書いてないの?」
と聞いてみた。

一瞬きょとん、とこっちを見るMちゃん。
真剣な顔して、箱の説明書きに目をやる。

やっぱ読んでなかったんかい。

ああ!ってな形に口を開け、明るい表情になるMちゃん。
さっきまで指をかけていたところとはまったく違う側面の一部をつまむと、
バリバリバリバリ!
と箱の一部を結構な大きさで引っぺがした。

そら開かんわ。

この上なく晴れやかな顔で箱を開けるMちゃんを見ながら、蛇足ではあるんだろうけど言わずにはいれなかった。

「・・・説明書、読まないタイプでしょ」
「はい、読みませんねぇ!」

一体それが何だというのデスカ?ってな表情で微笑むMちゃんに、相容れないものを感じつつ焼酎のソーダ割をすするワタクシでした。


ええと、腰痛お大事に。

No.107|雑記Comment(0)Trackback()

大人気ない

2007/11/21(Wed)00:28

先日、実家に夏タイヤを預けに帰った折。

飼い犬を構ってみた。
コイツもずいぶんと歳を取り、はしゃぐこともずいぶん少なくなったとか。
それでも久しぶりに顔を出した私を歓迎してくれたのか、全身をわしわしと撫でてやると嬉しそうに悶えていた。


タイヤを仕舞い込み、また犬のとこへ。

もう飽きたのか、さっきほどのテンションは無く。
どっちかってーと、「もー飽きた、お前に用は無い」といった雰囲気のツラにも、まあそういうヤツだったよな、と笑って見逃すくらいの余裕はあった。

ひょい、と作業中はめていた軍手を横に置いた時だ。
犬が軍手の方につつっ、と近寄る。
前足で抑える様にてしゃがみこんで、そのままガジガジと軍手をかじり始める。

あー、そういえばコイツ、軍手好きだったよな。
はっはっはっ。
こいつー、返せよう。

かじってる軍手に手を伸ばそうとした。

ぐるるるるる

あら?

ぐうるるるるるぅぅぅ

君、何うなってんのさ。
まあ、ついうなってしまうこともあるよね。
さ、軍手お返し。

ぐうううるるるるるっるるうぅぅぅぅぅぅ

・・・・・・・あー、そう。
やる気か。

その昔、のしかかってきたところを三角締めに取って、「キャウン!」って言わされたのを忘れおったか。

「おまえ、唸ったね?」

首輪につながったひもを引っ張って、顔を上げさせる。

ぐううううううるるるるるるるるるるるる

ああ、そう。
じゃあ、左手を上げよう。
かじりたいんでしょ?
どうぞ。

ただし。

口開けた瞬間、右の拳叩き込むから。

それでもよければ、どうぞ。

左手を差し出し、右拳を脇の辺りまで引き、軽く握る。
明確に、口の中にめり込む拳をイメージする。
打ち込んだ拳の勢いに押されて、もんどりうって転がる犬の姿が浮かんだとき。

ぴく

俯き気味に唸っていた犬の唸り声が止まった。
視線が、大きく後方に引いた右拳に張り付いている。

ああ、やっと気がついた?
どうぞ、左手。
開け、口。



弾けるように飛び退る、と言うにはちょっと無理があったけど。
よっ、ほっ、はっ、
とでも言ってそうな感じで、慌てつつものったらのったら下がり始める犬。
紐をつかんだ左手の外側にまで移動して、やっと落ち着く。

ああ、確かに、そこには右拳は打てませんな!

ふん、も少し説教でもしてやろうかな、とか何とか思ったときだ。

「うん?どしたー」

父の登場である。
防寒と動きやすさを兼ね備えた、犬の散歩に行く時のスタイルだ。
ああ、そんな時間だっけ。
救い主の登場に、千切れんばかりに尻尾を振る犬。
簡単に事情を説明する。

「おーおー、兄ちゃん(私のことだ)にいじめられてたかー。可愛そうだねー。おっかない兄ちゃん放っておいて、散歩行こうなー、よしよしよし・・・」

と、おいて行かれてしまった。
ええと、父よ。
しつけとか、そういうのはええのんですかい?

てか、父がすっかり穏やかになっててびっくりだ!

No.103|雑記Comment(0)Trackback()