忍者ブログ

日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

[PR]

2025/05/06(Tue)18:34

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

浮身

2007/12/21(Fri)12:23

リュックとPCの入ったカバンを肩にかけ、駐車場から仕事場へ向かって歩いていた時のことだ。

数日前に降っていた雪が踏み固められ、カチコチのアイスバーンになっている。
アスファルトがむき出しになっているところもあるんだけど、バランスの訓練にならんかな、とわざと氷の上を歩く。

ええと、なんだっけ、昔の剣術家が言ってた歩法。
氷の上を歩くように歩く歩法があるんだ、一手教えたいんだけど年喰っちゃって無理だわーとかそんな逸話がついたヤツ。

マンガ「修羅の門」にもおんなじ名前の、主人公が使う身法が・・・。
ああ、そうだ、「浮身」だ。

まあそんなレベルにはないけど、この状況だとどんな体捌きができるかな、軸回転ぐらいは、

とか思った瞬間。


すぱーーーーん


思っただけなのに!

こっち回転かな、と思った方向にすっ転んだ!

腰の左側と左ひじをしこたま堅い氷、つかほぼアスファルトに叩きつけた。
つづいてリュックとPCの入ったカバンがゴン、と着地。

げげ、まずい、PC壊れたかも。
いやまて、腰もアレだ、またやっちまったかな、うを、ヒジが一番イテェ!

立ち上がって雪を払う。
周りを見渡す。うう、幸い、誰もいなかった。

各所点検。
腰は大丈夫そうだ。一番肉の厚い、ケツから落ちたみたいだ。すぐに痛みが引いていく。
ヒジは痛い。
むちゃくちゃ痛い。
でも、表層的な痛みだ。
骨と関節は無事みたい。
でも、こりゃ当分左の猿臂打ちは打てないなー。
ちょうど、猿臂を廻し当てるときにぶつける部位が痛い。

はひー、思わずため息が出た。


確かに、転んだ方向、左側にかばんを二つとも掛けていたけど、それまでバランスよく歩けていたのになあ。
思っただけで筋肉が反応したのかな?
JoJoの6部あたりだっけ、「マンハッタン・トランスファー」とかいう狙撃補助のスタンドを使う人。
あの人のセリフ、「筋肉は信用できない」を思い出したわよ。

服を脱がして全裸にしてしまうと、人は急に弱気になってしまうんだそうだ。昔、大山総裁の本でそんな記述を読んだことがある。最近あったニュースで、女子中学生が男子中学生を全裸に剥いてリンチした、って事件。アレもそういうことなのかな、と思う。

確かに、自分だけ素っ裸ってのは恥ずかしいし心細いんだろうけど、体毛の薄い、ほとんどネオテニー(幼形成熟、だっけ?)な人間って生き物は、服を着てないと筋肉の動きが丸見えだから、それで弱気になるってこともあるのかな、と思った。筋肉の動きが丸見えってことは、次にどんな攻撃するのかほとんどバレバレだからね。

ってな理屈には無理があるか。

一晩経ってもヒジはまだ痛いデス。
ヒジつけません。こんなにしょっちゅうヒジついて暮らしてたとは、思いもよらなかったッス。

猿臂打ちは引き続き売り切れ中。

PR

No.125|雑記Comment(0)Trackback()

Comment

Comment Write
Name
Title
Mail
URL

Pass Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 

Trackback

URL :