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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/09/10(Wed)06:02

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波動昇竜

2008/07/14(Mon)14:43

週末、定例稽古を休んで某所で講師仕事をしてきた。

壁に貼ってある絵が不気味、って話を以前に書いた、そこね。
行ってみたら、不気味な絵は剥がされて、当たり障りの無い静物画に変えられてました。
??読まれてるのか??ってンなわけは無いと思うが。


2科目を2時間+4時間の計6時間で教えることになっていて、それぞれレジュメがあらかじめ用意されていたのだけど。
2時間しかない方がレジュメの枚数が多いってのもどうなのかと思う。
配分を変える権利は無いから、枠内に収まるようにホントに中心的な部分しかお話できなかったけど。
まあ伝えるべきことは伝えたかな。

以前は知識をいっぱい詰め込んで、日々の仕事の中でそれをどう生かすか、ってことしか出来てなかったんだけど、最近は少し視点が変わってきている。
もちろん知識を生かすことは重要ではあるんだけど、広義の「アセスメント」がもっと重要なんじゃないか、周囲の人から必要とされているんじゃないか、と思っている。

何がその人に必要で、そのためにどうすればいいか、前にやってみたことはどの程度効果があったのか、それをさらに進めるには何が必要なのか、だれに、どこに働きかければいいのか。

とかなんとか、そんな話をしたんだけど、今にして思えばちょっと難しすぎたかな。
介g福祉士を目指してる方々だともっと具体的な、直接的な話のほうが良かったのかもしれませぬ。

いやまあ、楽しんではくれたみたいですが。




夜、いつもの焼き鳥屋で一杯呑む。

ここ数週に渡って、一緒に呑んでる面子とまた一緒になる。
この日もマンガやアニメの話や野郎だけでさくらんぼ狩りに行こうか、とかそういう話もしたけど、ゲームの話にもなった。

「のんたろうさん、『ストII』強いんですって?」
とF澤氏。マスターから聞いたらしい。
うーん、いつかの年末に鬼のような叩きのめし方したのを、まだ根にもたれているのか。
「ええと、まあ、人並みに・・・」
「よし、やりましょう!」
「へあ?」
「これから、近くのキャッツaイ(大型アミューズメント施設)に行って、勝負です!」
「ぬあ?」
「オレは昔っからリュウ使いなんです。のんたろうさんは?」
「ええと、春麗を・・・・」
「よし!オレの波動昇竜拳で叩きのめしてやります!」
うわあ、F澤氏、ちゃんと波動昇竜拳できるのか。やっかいだなー。

知らない人のためにちょっと解説。
格闘ゲームの古典(?)『ストリートファイターII』の主人公キャラ、リュウにはぜひ覚えておくべき必殺技のコンビネーションがある。その代表格がF澤氏の言う「波動昇竜拳」なのだ。
波動拳は、腰だめした手のひらを前方に突き出すことで飛び出す気弾。ドラゴンボールの「かめはめ波」の元ネタだ。一方、昇竜拳とは、見た目は単なるアッパーをジャンプしながら出すだけなのだが、上昇中は完全に無敵で対空兵器としては最強の部類に入る。
単体ではそう恐ろしくない技ではあるのだが、組み合わされると非常に厄介になるのだ。

波動拳に対してできることは、ガードしてスタミナを削られるか、跳んでかわすしかない。
かわしざま飛び込んで攻撃してしまえば、攻防同時に出来るので一般的にはそうする。対CPU戦はそれで十分だ。波動拳を撃った側も、ぼーっと見てないできちんとガードすればノーダメージになり、攻防は振り出しに戻る。

だがしかし。

ガードが間に合うということは、波動拳を撃った後の硬直が解けているということで、それは同時に次の攻撃を出すことも可能である、ということを意味する。
つまり、上昇中無敵の昇竜拳を出せる、ということなのだ。

具体的にどういう状況になるか。
・相手が波動拳を撃つ
・波動拳を飛び越えるようにジャンプし、蹴りを放つ
・蹴りが当たる寸前、昇竜拳発動
・一方的に撃墜され、ダウン
・振り出しに戻る

波動拳のような飛び道具を持たない、あるいはかわす手段を持たないキャラ(私の使う春麗なんかは代表格)は、よっぽど工夫しないと何にも出来ないままに負けることも十分あるのだ。
特に画面端に追い込まれたりした日にゃ目も当てられない。


閉店した焼き鳥屋を後に、ゲーセンへ向かう我々。
他愛の無いおしゃべりをしつつも、私だけは頭の中で対戦をシミュレート。百裂三段出せるかなー。

駐車場はさすが週末、たくさんの車が停まっていた。
とあるワゴン車の横を過ぎる。視界の端に、運転席の窓が開いているのが見えたような気がした。



ぐが

ぐがごごごごごっごっごっごごごご

獣がうなるような音がした。

「うわ!」

運転席で、ドライバーが仮眠を取っていたらしい。
人が乗ってることすら誰も気にしてなかったのに、急にいびきが聞こえたもんだからすんげえびっくりした。

てか、もしかするとびっくりしてたのは、私だけだったかもしれない。

「ぶは、どうしたの、のんたろうさん?」
「ナニそれ!」

みんなの目に映ったのは、右足を大きく引いて腰を落とし、両手を前方にやや脱力した状態で置いたワタシの姿でした。ええと、心意六合拳?とかそんな構え。

深夜のゲーセンの駐車場、おそらく酔っ払いすぎて車の中で高いびきで寝てるオッサン。
そのオッサンに向けて、日常とはかけ離れた真剣な構えを見せる、もうひとりのオッサン。

そりゃ笑うよなぁ。

昔っからそうなんだよなあ。
びっくりすると、すぐさま臨戦態勢になる。
いや、大事なことなんだけど、笑われるよなぁ。


しかも、ゲーセンは開いてたけど深夜0時を過ぎると『ストII』なんかを設置してあるスペースを閉めてしまうらしく、対戦は出来ませんでした。

「じゃあ来週はゲーセンで待ち合わせ、ということで」

練習しとこうかな、って言ったらマスターに「そんなにしてまで勝ちたいの」と笑われました。
ええ、勝ちたいですとも。


しばらくこの面子の間では、「びっくりしたら構える」が流行りそうです。

お恥ずかしいったらありゃしない。

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No.291|雑記Comment(0)Trackback()

レジュメ

2008/07/11(Fri)23:51

明日の授業のため、相手先から渡されたレジュメ(要点をまとめたもの)を読み込んでいる。

んー、他人が作ったレジュメって意図が分からないから読むの大変。
単にテキストを要約しただけなのか、不足分を補おうとしているのか、解説をしようとしているのか。
自分で作ったレジュメなら、色々な仕込みや、どこで何を話す予定なのかよく分かる、っつーかそれも含めて作るからわかって当然なんだけど。

ちなみに、私が自分で授業用のレジュメを作るときは、話聞かないと半分くらいしかわからんように作ってます。もちろん意地悪だ。ばか者は色々書いてあるのをもらった時点で安心してしまうから、授業聞かないでぐーすか寝てたりするけど、期末テスト前になって見ても、なんも分かんないぜい。ひひ。


さて、仕事に戻るかね。
意図を解読しながら、話す内容を考えながら、時間配分を考えながら。
・・・あんまり楽しくないなあ。

あ、間違い発見。
アミラーゼは糖を分解する酵素だろ。
中学理科のレベルだぞ。

内容を箇条書きにしかできないんなら、せめて正確に記述してくれい。

No.290|講師仕事Comment(0)Trackback()

集中

2008/07/09(Wed)22:16

新しいお仕事が決まりそう。

なんと今度は大学でのお仕事だ!
時間調整をしなきゃならんし、本来半年かけてやる内容をほんの4日間でやる(集中講義ってヤツね)ので間違いなくハードなんだけど。
論文出したりして実績残してるわけでもないから、まず縁が無いだろと思ってたんで嬉しい。

先につながるといいなあ。
研究者になるのが目標というわけではないのだけれど。
専門分野だし、人に何か伝えるのは楽しいし、それが頑張る人相手だとなおさら楽しいし。

紹介してくださったK先生、ありがとうございます。

調整がんばろうっと。

No.289|講師仕事Comment(0)Trackback()

解釈

2008/07/08(Tue)00:33

昔から、「人を呪わば穴二つ」とか言いまして。

意味はそう難しい話じゃなくて、仮に誰かの死を願うとする。
願いがかなえば、相手は死ぬわけですな。
やは、邪魔者はいなくなった、目出度し目出度し。
それでは例の件を進めましょうかね、と行きたいがそうはイカのナントカで。
初等物理学の「作用反作用の法則」でもあるかのように、呪いをかけたほうも間もなく死んじゃう。

かくして以前には必要の無かった「墓穴」が二つ、新たに掘られるという次第。


これにはいくつか解釈が考えられて、ひとつはオカルトな解釈。
呪詛というものにそういう性質があって、その道(どんなだ)の人は防御のための用意をあらかじめしておく。
ファンタジー系の物語やゲームなんかでもそういう設定はありますな。

もうひとつは道徳的な枷。
人を呪うなんて不道徳なことやっちゃいけません。なぜならあなたも死んじゃうんだから。
そういう考え方を広めることで無用な不安が広まらないようにする、というもの。
絵本の「ねないこだれだ」ってのもそんなカンジでしたな。
あたしゃガキの時分、マジであれ怖かったッスよ。
まあそれは置いておいて。

そんな感じで理解していたのですが、ちょっと面白い考え方を読んだので、メモ代わりに。


404 Blog Not Foundより
「幸福の第1原則」
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51077235.html
「人の幸せを一度呪うと、君には三つの訴状が届くことになる。一つ目は、呪った相手から。二つ目は、それを見かねた人々から。そして最後は自分自身から。一人称、二人称、三人称の全てを君は敵に回すことになる。」

にゃるほどね。
一度に3種類の敵を抱え込んじゃうわけだ。
そら長生きできんわ。



幸せ、ということに関してついでに書けば。

「イリュージョン」て小説があってね。リチャード・バックって人の。
この本の冒頭、イントロダクションの節だけでも読むと面白いと思うんだ。
初めて読んだとき、しばらく開いた口がふさがらなくて、それからしばらくけらけらと笑ってたよ。

もひとつオマケに。
「魍魎の匣」。もちろん京極夏彦だ。
映画でなくて、原作の方ね。いや、映画も面白かったけど、この部分はそぎ落とされてるので。
世間でどう語られてるかは知らないけど、私はこの作品は「幸せ」についての思考実験(とでも言うのかな?)だと思ってる。不気味な描写はたくさんあるし、どうにも遣る瀬無い話ではあるんだけど。
幸せというものの再定義を促される話なんじゃないかと思ってる。
ちょっと大げさかな?

No.288|雑記Comment(3)Trackback()

芸人

2008/07/07(Mon)02:01

週末の話。

土曜日。
定例稽古はお休みして、とある場所で授業をする。
人づてに廻ってきたお仕事で、直接打ち合わせしてないから不安で一杯。

テキストは寄越さないわ、そもそも学生さんがテキスト持ってるなんてこと知らせてこないわ、指定のレジュメは3日前ぐらいにならないと届かないわ、と仕事相手としてはなかなかに困り者なタイプである。
しかも、昨年度にも請け負った科目のレジュメ見たらおんなじ内容でやんの。変えてねえならさっさと送ってきやがれ。

日時は兎も角、開始時間とか場所とかさえも、断片的な情報つなぎ合わせないと分からんときた。
自分が知ってることは相手も知ってると思ってんのかなあ。3歳児かよ。

学生さんが提出することになってる、レポート形式の問題があるのだが。
問題だけ送ってきて、正答送ってこねえし。
一々調べて考えて、って面倒だしこちらにとっちゃ何の得も無いからくれ、って言ったのに寄越さねぇ。アレか、こっちを信用してねえとか相応の能力あるか試してるとかそういうのんか。
と暴れるのも大人気ないので、レポートの問題に関してはノータッチで授業を進める。
もう少し人生に余裕があれば、あるいは正答の一覧表とかがあれば、さりげなく授業に織り込んでお話できるんだけどねぇ。はっはーだ。

会場には学生さんが描いたらしきデッサンやイラスト、コラージュの類が飾ってあるのだが。
ま、フツーのもあるんですけどね。
こんなの、貼っといて大丈夫?ってカンジのグロテスクな作品が多い。
なんで生首さ。
なんで「手」ばっかりなのさ。
コラージュした写真の端々に覗く、絶望的なメッセージはナンなんだ。
会ったこと無いからアレだけど、これ描いた奴ら、絶対病んでるぞ。

いやまあ、通信制の高校ってことだから、色んな人が集まるんでしょうけど、ねえ。
それを堂々と貼りだしてるここの職員のセンスが怖いわ。
さすが、必要な資料も情報も、言わなきゃ出さねぇ言っても出さねえだけはあるわ。関係ないか。


来週また行って、長時間授業なんだよな。
学生さんとはお互いアウェイ同士だから、そんなに気まずいことは無いんだけどね。


帰宅後、少し昼寝する。
授業の準備が間に合わなくて、仮眠しかとってなかったからちょっと、のつもりが数時間。うひゃあ。

ラグナロクをちょっとだけやる。念願の、ミミックカード挿しのクリップを購入。
ひゃっほう、初めて390万ゼニーものお買い物しちゃったわ。
これを装備してると、稀に高価なアイテム「古く青い箱」を入手できるようになるのだ。

晩飯食いにいつもの焼き鳥屋へ。
先週と同じような顔ぶれ。

N川氏と妹のN川嬢、そして前回顔は知ってるけど名前は知らんということで「メガネさん」呼ばわりをしてしまった彼の3人がワタシを待ち構えていた。メガネさんはどうやらD輔さんと言うらしい。まあどうでもいいけど。
F澤氏は翌日遠くまでお仕事で出張るので欠席。

N川氏に引越しのことを相談。
大体の価格を聞く。ふむふむ。

いつだったかお店でみんなで撮った写真をもらった。
ああ、オレって顔でけぇなあ。
てか、ナニこの苦笑い。オレ嫌がってたのかなあ。

「何をおっしゃる、まるで七福神にでもいそうな笑顔じゃないですか!」
とN川氏。ええと、それは初めて言われたなあ。
そうか、オレ様ちゃんもついに神の領域に、ってなんじゃそりゃ!

N川嬢もそうですが、ずいぶんとワタクシのことを気に入ってくださってるご様子。
なんでだ?アタシ、何かしたかしら。
二人は前からワタシのことはご存知だったみたいですが。

D輔さんは、なんだか荒れてる。
始終いじけた発言をしてはN川嬢にきっつい突っ込み方をされていた。
まあ、D輔さん、アタシと同類なのかしら。
とは言いつつも野郎の泣き言なんかに傾ける耳は持ち合わせていねぇので、N川氏と夕張のメロン農家の行く末について語り合っていましたが。


閉店後、どういうわけかカラオケに行くことに。

マスタの奥さんのM子さんに
「そういえばこないだブログに書いてらっしゃいませんでしたか、歌いたい、って」
「いや、そら書きましたけど・・・」

マスタとM子さんは後片付けがあるので店に残り、我々4人で近所のカラオケボックスへ。



ええ、歌いましたとも。
マジンガーZの「Zのテーマ」とか、宇宙刑事シャリバンのエンディングとか同じくギャバンのオープニングとか、青ジャケットのルパン三世のエンディングとか、ボルテスVのOPとかコンバトラーVのエンディングとか、誰かが途中で投げ出したガンダムのエンディングとか、ザブングルやエルガイムやザンボット3とか・・・。
大アニソン大会でしたな。もっと歌いたいのもあったけど、自重しました。これでも。

途中でD輔さんの歌う「ダンバインとぶ」をリモコンの操作間違えて強制終了させてしまったときには青くなりましたわよ。ゴメンなさい。

途中でマスタ夫妻も合流。
M子さんと出会う前の、色々と「やんちゃ」してたころの血が騒いだのか、次々歌う、というか他の人を巻き込み始めるマスタ。
「さあ、歌え!」
とマイクの一本を渡されてモニタを見れば「ガラスの少年」。キンキですか。
ええと、知ってますけど歌ったことありませんが。

ええ、歌いましたとも。何か笑われましたが。
「いやあ、のんT(私のことだ)とキンキ歌えるとは思わなかった!」
とマスタ。いや、これしか歌えないから!

エンディング曲ばっかり歌ってたら、N川氏に「エンディング芸人」の称号を頂戴いたしました。
アメトークとかに出てそうですね!

決してアニソンばっかり歌ってたわけじゃないですよ。
杉良の「すきま風」とか、ってこれもエンディング曲ですが。



気がつけば閉店時間。
外に出たときにはもう朝日が昇りきっておりました。
いい歳したおっさんの遊び方ではないなあ。
でも楽しかったわー。



日曜。

引越しの準備を始めようと思うが、やる気になれず、だらだらする。
布団干して、その間ずっとラグナロク。
前述の装備品のテストを兼ねて、蟻地獄ダンジョンにもぐって空きびん集め。
その装備をしてることで極稀に出る、「古く青い箱」。開けるとランダムでアイテムを入手できるので人気がある。露店に出せば10万ゼニー以上で売れる、ステキアイテムである。
でも、最初の一個ぐらいは開けてみたいよね!

ぱかっ


「モロク水溶液」を入手しました!

はあ。あんまり露店じゃ見ないねえ。
おいくら万円ぐらいかしら。

検索。

・・・・50ゼニー。
しかも、NPCから買える。






ちくしょう!
二度と開けるもんか!


夜。
柔術の稽古。
「オールドスクール」って名前の、圧し掛かってきた相手をひっくり返す技術の練習をずっと繰り返しているのだが。ようやっと身についてきたみたい。
ふむ。

稽古して、新しいことが出来るようになると、視界が急に開けたみたいに認識が広がるのがオモチロイね。


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