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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)08:57

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コスト

2008/05/09(Fri)00:46

いつも行っている専門ガッコで、卒業生向けの授業の依頼を受けた。

彼ら彼女らに教えてた科目2科目を、来月冒頭の週末、半日かけてイッキに。
教えきれるか不安ではあるけれど、まあせいぜい頑張るさー。


ちょっと面白かったのが、その依頼をしてくださった専任講師の方。
この春からいらした方なのだが、そこそこいい歳(失礼)だと思えるのだが、妙にキャピキャピしてた。

「うわ~、お引き受けいただけるんですかぁ!ありがとうございます~!」

「はあ」

「センセイのお噂はかねがね伺っておりまして(中略)、生徒の評判も(以下略)」

ええと、この方と挨拶以外の言葉を交わすのは初めてなんですけど、何でしょう、この妙なノリ。何かの営業さん?いまどき学生だってンなノリ方しませんですぜい。
笑いを噛み殺すのに結構苦労した。



在学生向けの国試対策の授業も、担当してる科目だけ単発で、お引き受けした。
その依頼は別の、そのクラスの担任の専任講師の方からだったのだけど、

「急な話で大変申し訳ありませんが、お引き受けいただけますでしょうか?」

「へい、お仕事頂けるんならナンデモやります。先約もございませんし」

「はっ!それはそれは、誠にありがとうございます!!」

私のへなちょこな返事にも、ちょっとどうしたのか心配になるほどの最敬礼。




今になって考えてみると、もしかしてアタシが怒ってると思われていたんではなかろうか。

確かに今年度から1教科外されてるし、よりによってそれはアタシの専門科目で確かに正直凹んでいるけれど。もう一科目非常勤講師として働いてはいるけれども多分次年度は同様に無くなるだろうから、気合の入らないこと甚だしい。多分、客観的に見てもあまり力の入った仕事をしてないと思う。

職員室にもあまり長く滞在することも無くなったし、挨拶以外誰とも口をきかないことも多い。
冗談を振られても、前ほど丁寧に返さなくなったし。

怒ってるってより、
「あー、もうすぐ切られるんだなあ。じゃああんまり色んなコスト(時間や労力、気力など)かけても仕方ないな、別なとこの仕事に振り向けよう」
とか考えてただけなんですけど。

担当科目がひとつ減らされることが確定したときに「国試対策の授業、依頼するから!」って言われたのも、せいぜい話半分でしか受け取ってなかったからなあ。ホントに依頼されるとは思ってもみなかった。


親しい人からは時折
「黙ってるとすごく不機嫌そう」
とか言われることがあるぐらいだから、そういうことだったのかも。

末端の、非常勤講師ごときの機嫌を取るほど暇でもないんだろうけど。

んー。
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