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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)05:25

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研修会

2007/11/26(Mon)16:17

定例稽古の後、sクールcウンセラーの研修会に出た。

場所は大通り、といつも通りなのだけど、例の球団のパレード直後の時間だったので用心して地下鉄で行く。
が、いつも通り(?)小一時間ほど遅刻して行ったせいか、地下鉄も街中も大して混んでいなかった。
片付け損ねた紙吹雪が落ちてなければ、パレードがあったかどうかも怪しいぐらい。
あれー?
----------------


「ワークショップのためにグループ分けしてあるんで、ここに座ってください」
「あ、はい。・・・よろしくおねがい・・・あれ?」
「おや、おひさしぶりですー」

院の2期後輩の、Oさんであった。
よく見りゃ後ろの席には同期のSさん・・・結婚したって聞いたけど、新しい苗字知らねぇな。
ちょっと離れたとこからは、同じく同期のNさんが手を振ってる。
Sさんはこの研修でよく会うけど、他の二人は姿見るのさえ久しぶりだ喃。

・・・よく考えてみれば、修論書いてからもう5、6年経ってるわけだから、この中に顔も知らない後輩が居るのかもねー。


研修内容は発t障害、特にA○H○について。
前半の講義は聞けなかったけど、資料だけは頂いておく。
後半は、○D○Dの子供から見た世界を再現した、とかいう触れ込みのヴァーチャル・リアリティ・シミュレーション。とか書くと大げさで、どんなもんかドキドキしてたけど、再現フィルム、って感じでした。
いや、個人用のものを集団に一斉に見せてるから、仕方ないのかも。

見た後はグループごとに与えられた視点で話し合い、それを全体でシェアリングする。


いや、アレはたまらん。
注意が次々に切り替わってしまうのはいいとして。
たまらんのは周囲のリアクション、てか怒りっぷり。
ずーっとずーっと色んなイライラが蓄積してるんだろうけど、あんな風に感情的にしかられ続けてたら、そりゃヘコむわー。親も兄弟姉妹も、先生も恋人も、会社の上司も先輩も、みーんなこれでもか、ってくらいのキレっぷり。

統合s調症の患者さんの家族に、感情的に人を責めるタイプがいると予後が悪い、って研究があるらしいのだけど、なんでも同じだよな、と思う。今回のテーマの場合もそうだし、元気な私だってコレはきっつい。

「どうしてあんたはいつもいつもいつもそうなの!!!」

悪気があるわけじゃなし、もちろん馬鹿にしてるわけでもない。
ただまあ、人より苦手な部分が目立ってて、今のままでは、自分ではどうにもしにくい、ってだけなんだけど。
少なくとも、感情的に攻撃して何か変わるわけじゃない。
むしろ逆効果なんだけど。

まあ、渦中にあっちゃ見えませんわね。



さて、必要なのは知識だ。
知っていれば、防げること、より良い方向に変化させることはいくらでもできる。
もちろん、それだけで済むほど楽な話じゃないけどさ。
少なくとも、袋小路で立ち往生、ってヤツだけは避けられる、と思うのだ。
少しでも変化してる、と思えれば、苦しい状況も耐えてみようかな、って思えるだろう。


たださ。

援助者や学校のセンセイはいいのよ。
仕事に必要な知識なんだから、「知らんなら勉強せい!」の一言で。

勤め先の人、上司や同僚、先輩はどうなんだろう、って思うのさ。
説明できる立場に居るならいくらでもするんだけど。
本人から相談受けた、とかね。

でもさ、そういう人たちって、少なくとも「知ることを強制される」立場にはないと思うんだ。
それこそさ、「そんなの、そっちの都合だろ!知るか!」って言う人もいるだろうし。
「やっと学校出たのに、今更勉強なんてしたかねぇ!」って人もいるだろうし。
このご時勢、ンなコストかけてられっか、って言われたらもっと大変な話になるし。

そういうことを知らねぇお前らが阿呆なんだ!って責めることはできないよなあ。

うーん。
難しいなあ。



つらつらと、ンなこと考えながら外に出ると、月がキレイで、イルミネーションもキレイでした。
みーんな幸せになれるといいのにねー。
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No.106|心理屋Comment(0)Trackback()

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