人の心は時限爆弾のようなもの・・・・・・
自分でも知らないうちに、爆発する時をじっと待っている・・・・・・
と書いたのは、私の大好きな作家さん。
誰かは書かないし、どの本なのかも書かない。
きっとそれは、私の中にもあったんだろうと思う。
数年越しの、気の長い「眠り爆弾」。
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別に意図したことではないし、意図したってできるわけじゃないくらいの幸運。
どういう配剤なのかは分からないし、誰にも分かるものではないと思う。
苦しさを抱えてたわけじゃないし、むしろ普段は何とも感じてなかったぐらいで。
・・・避けてたのかな。うん、きっとそうなんだろう。
避けていたのは、きっと自分一人では手に負えないってことが、
頭のどこかで分かってたんだと思う。
つっついたり、踏んづけたりしたら最後。
その破壊力がどこに向かうか。
先日、つい、なのか、何かの配剤通りなのか、思いっきり爆発させてしまいました。
たぶん、そのときたまたま一緒にいた人は、すんごく驚いたと思う。
でも、
自分が底の方で何を考えて生きてきたのか、
自分を支えてるものが何だったのか、
自分が何であんなに必死だったのか、
少しだけ分かったような気がします。
恥のついでに。
「俺には、もはや生きる価値を見つけるとか、そんなことは分不相応な贅沢なんだろう。最も大切なものを踏みにじってしまったんだからな」
「踏みにじられた方は、君にそんなことして欲しいとは思ってないかも知れないぜ」
「・・・・・・・」
冒頭の文と、同じ本に出てた会話。
何年も前に、とっくの昔に読んでたのにね。
・・・影響受けてたのかな。
ともあれ。
ありがとう。
たぶん、望外の、最良の着地ができたんじゃないかな。
憑き物が落ちた、とまでは今すぐには行かないけど。
しばらくはあんな物言いをしなくても生きて行けそうです。
も少し、自分のことも考えてみます。
あなたの掌の温かさは、決して忘れません。
さらば、友よ
また会おう。
ええと、気が向いたら、でいいんですけど。
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