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日々の出来事を針小棒大に語る
2009/08/11(Tue)12:52
ダラダラと起床。
宿で朝食を詰め込む。
アメリカンブレックファストだとかなんとかぬかしているが、単に洋定食だ。宿泊客はチケットもらってるので支払う必要は無いが、宿泊客以外には2,000円で販売してるらしい。ちょっとボリすぎだと思うが、要はタダでメシ出してんならオレにも寄越せ、とか絡んでくるわけの分からない連中を追い払うための方便なんだろうな、と思う。
主食と副菜という言い方がある。
多少いいとこで食事すると、自分は貧しいんだな、と思う。
出された食事を見た瞬間、あ、なんか主食(この場合パン)が少ない、と感じる。そのくせ、一通り食べてみたらそれなりに満腹になってて、それは副菜が最初見たときの印象より多いということで、いかに自分が普段主食で腹を膨らませているかということなんだろう。
歳とったせいか、もうそんなには喰えないと思う(それでも多分人並み以上)が、これだけの副菜があったら倍は主食喰えるんじゃねえの、とか思ってしまう。
適当に身支度して出発。
事前に乗り換え案内で検索していたルートで、会場の日比谷公会堂に向かう。検索した時に想定してた時間よりはやや遅れ気味、ではあるがまあ何とかギリギリ間に合うかね、といった時間だ。
ところがぎっちょん、トーキョーってのは一筋縄じゃいかないね。「~番出口から**分」とか書いてあったんで楽勝、とか思ってたらその「~番出口」までが果てしなく遠いんでやんの。
エアコンの効いてない地下道を歩いても歩いても、一向に出口にたどり着けない。分かれ道にはきちんと方向が指示されているので、いくら私がボンクラであっても迷うことは流石にない。でも遠い。
こうして見ると、東京ってのは地下迷宮を抱えた都市なんですな。菊地秀行の魔界都市シリーズなんかでも地下に広がる魔窟、なんてのがあったと思うけど、私らのような物好きの想像力はこういう空間はとてもワクワクさせられる。
壊滅したかつての巨大都市の地下深く、失われた高度文明の遺産を求めて潜り込む探索者たち。行く手を阻むはそこを根城にする盗賊や正体不明の生物(もちろん人喰い)たち、とか書いてくと3流RPGみたいな感じがしてステキですな!
「泳いでたんですか?」って言われかねないぐらい汗だくになったころ、やっと出口が見えてくる。すいません、私は探索者にはなれそうもありません。
ひと駅分くらい歩かされてねえか?
地上に出るとそこは日比谷公園。
蒸し暑さもうんざりだけど、セミがうるせえええええ!
あんまりたくさんいるせいで、それぞれのセミの鳴き声なんざ全然区別できない。ほぼホワイトノイズっていうのかな?PCだとかの電子機器が動いてるときに鳴る、文字にしにくい音。
結局ちょっと遅れて到着。
日比谷公会堂はクラシカルな建物でした。
ドアノブなんて、真鍮製じゃないか?
ちょうど偉い人たちの挨拶が始まったところだったけど、座席はすでに埋め尽くされていて、我ながら学習能力ねえな、と思う。時間前行動ってのがちっともできやしない。2時間立ち見か、とややうんざりしてたら他の立ち見の人たちがゾロゾロと移動し始めてしまう。気がつけばワタシ一人が立ち見で、はて何が起きたんだろう、とか思ってたら運営の側らしい人がつつつ、と近づいてきて
「2階席、ありますんでそちらへどうぞ」
なーんだ。
2階席は完全にスタジアム席、ってのか急な階段になっている。
壇上の人の頭頂部が見えるぐらいの角度だ。
混み具合も大したことなく、前の人の頭が邪魔になることもない。おおう、こりゃいい席だ。
・民s党のマニフェストに我々学k心理屋のことが出てるらしい。
・どうも連中は我々の仕事を不十分と考えてるらしい
・もしくは分かってない
・元々連中に投票する気はなかったが、絶対入れてやんねえことに大決定
・本物の上級役人が話してるところを生で見た
・微塵も嫌味を感じさせないところが本物だと思った
・メインの先生のお話
・近代社会が我々に「価値のある存在であること」を求めてきた
・つまり、条件つきの承認
・現代の人はそのため孤独にさいなまれている
・じっと待つことの大変さ
・いやまあ、それはそうなんだろうけど
・実際我々は1年契約で仕事してて
・それなりの成果出さないと
・来年はクビなんじゃないかと不安なんですが
・下っ端に言ってくれるのもありがたいんですが
・雇用主に言ってやってくださいよ
午前の部は昼過ぎで終わり、午後からは場所を立s大に移して研修が行われる。
昼休み+移動時間で多少余裕があるので、日比谷界隈を少しウロついてみる。てか、本当に東京って色んなものが密集してるのね!久保竣公も安心だ!ちょっと歩いたら、すぐに国会議事堂で、目の前は皇居だよ!
議事堂周辺は見通しのよい広い道路なんだけど、こりゃ押し寄せる暴徒を掃討するのには都合良さげですな!何か知らんが警察車両が数台、中には機動隊員が大勢詰まってそうな、兵員輸送車みたいのもいて物々しい雰囲気が一部に。臨検みたいのもやってたし。
議事堂自体は工事中らしく、中央の塔(?)以外には足場が掛けられててよく見えませんでした。中に入れないし。ちなみに、正面向かって右が参議院、左が衆議院て看板が出てました。
入れないはずなのに、中で写真撮ってる女性が数名。やるなあ、国家権力に楯突いて塀越えたのか、とか考えてたら家族連れが「はとバスだと入れるんだよねー」とか話してらした。マジか!いつか乗ろう!
いや別に国政に必要以上の思い入れが、というわけではありませぬ。
私にとって国会議事堂とは、初代ゴジラがぼっ壊した建築物のひとつなのですよ。
そうか、これぐらいの身長なのねん、とか感慨にふけりたいワケですよ。
塀越しでも十分ではあるんですけどねー。
しかし、改めて議事堂と皇居って眼と鼻の先だなあ。
昔読んだ「怪獣学入門」だったかで、「なぜ初代ゴジラは国会議事堂を踏み潰しておきながら、皇居には一歩も踏み込まず海へ引き上げていったのか」って文章があったけど、まさに「なんで?」って感じだよな。いやまあ、皇室に対する大人の事情ってのは置いておいて、身長50メートルの生物にとっちゃあんな距離一跨ぎだもん。放射能火炎の射程まで考えたら、被害が無いほうがおかしい。
その文章では「帰ってきた英霊たちだからだ」って言ってたような記憶があるけど、そうでもなきゃ納得できないよなー。
皇居を横目に、警視庁(ほんとに桜田門の目の前だ!)の前を通り過ぎ、有楽町の駅へ。
大崎までJRで移動、歩いて立s大へ。大崎キャンパスってあるぐらいだから、他にもあるんだろうな。都内の道には未だに慣れない。参加者向けの案内図を見て、山手線の駅前の道路だからそれなりのサイズを想像してたんだけど普通に片側一斜線の道路でした。何が困るって、太い道路と細い道路の区別が地図上では全く付けられないんですよ。
このぐらいの距離移動してるから、もう少し先の、あの大きな道路で曲がればいいのかな、とか思ってたら1.5車線ぐらいしかないような道に入ってくのが正解だったりして。今回は人の流れに乗っていけば良かったからずいぶん助かったけどね。
案内にしたがって、分科会の教室へ。
今度は始まる前に着けた。
でも寒い!エアコン効きすぎ!
移動中にかいた汗が、どんどん体温を奪っていく。アタシぐらい無駄に体重があれば「寒いなー」で済むけど、女性だと大変みたい。周りの女性が長袖着込んだりショール羽織ったりとどんどん重装備になってく様がすごかった。低体温症って言葉が頭に浮かんだ。
研修内容に目新しいものはあまりなし。
職場の受け入れ態勢と、個人の資質の相互作用だよね、それぞれの特性生かしてやってくしかないよね、ってンなもんわかっとるわい。
この日の研修はこれで終了。
一旦宿へ戻ってカバンを置いて、Kayoさんと待ち合わせの池袋へ移動。都内で電車で30分て遠く感じる。待ち合わせの時間を勘違いしてたことをKayoさんからのメールで知り、焦るが電車は加速してくれない。
駅そばの居酒屋で食事。
あれ、今回の旅で一番豪華な食事、このときだったかも。
久しぶりに会うKayoさんは少し痩せてたみたいで、歯列矯正を始めたらしく以前とは頭骨の形が違ってるように見えた、ってのはちと大げさな物言いか。近況を話したり話さなかったり、最近勉強を再開したというカラーなんとかセラピーとかいうやつの練習台になったりして2時間があっという間に過ぎる。
その後場所を近場のカラオケボックスに移し、解釈プロセスの続きを聞いたり、別な、カードの練習台になったりする。痛いところ突かれまくりでゲラゲラ笑う。笑えるようになった、ってのはいいことなんだろう。
どれにも共通して現れてたのは、今の方針でオッケーだから、そのままがんばれ、未来は比較的明るい、かもしれないよ、とかそんな感じだったと思う。現実的過ぎて、味気ない方向に行き過ぎないように、とかそんなことも言われた気がする。バランスが肝心、てことか。
以前よりはゆったりと話をすることができた。
枯れた、ってこともあると思うけど、まあ適切な距離を取れるようになったってことなんでしょう。
ともあれ、楽しい時間を過ごせた。
誕生日のプレゼントとして、LUSHっていったかな?そんな感じのブランドの石鹸をもらった。そういや前にももらったような記憶があるな。昔読んだ成田美奈子のマンガに、「石鹸を贈るってことは、遠回しに『お前は臭い』って言ってるってことなんだ」ってあったのを思い出して大笑い。いやあ、汗かきデブの私にはぴったりの贈り物だ!
送り主本人の名誉のために書いておくと、そんなつもりは全然無い、たまたまそこにショップがあったから買ってきただけだ、とのこと。
駅に着いたらKayoさんの帰る方面の最終電車が来るよ、ってアナウンスが流れてて慌てる。事前に調べてた時間と違ってたらしい。私も適当に来た電車に乗るが、どうもそれも最終かそれに近いものだったみたい。山手線は品川に基地があるらしく、どっち回りもどの電車もみんな品川まででした。
品川の宿で良かった。
駅と宿の間にあるラーメン屋に入ってみる。
すげえ混み様、とか思ってたらどーもリーマンの集団が来てるらしい。
幸い私はすぐに座れたが、私の後に来た人たちはなかなか座れずにいた。喰い終わったんならさっさと出りゃいいのに、酔っ払いはやーねー。
左隣のオヤジは会計も終わって、一旦連れと一緒に立ち上がったくせに再びスープをすすり始めてうざったいったらありゃしなかった。次の人、待ってるよー。私が頼んだものと違うメニューだったので、そんなに旨いのか確認はできず。
私はつけ麺を食べてみた。太麺なのはどうでもいいんだけど、全体の硬さのわりに表面が柔らかくて変な感じ。スープも普通でした。慣れもあるんだろうけど、地元の方が旨い気がする。
帰ろうとして振り返った拍子に、隣の席に席確保のつもりなのか置かれた荷物を叩き落してしまう。
すぐそこにいた高そうなスーツ着た荷主が上手いことキャッチしてくれたけど、悪いことしたな。すぐに「ああ、ごめんなさい」って謝ったけど、心底嫌そうな顔して舌打ちされた。女連れだったけど、そういう態度ってモテないと思うぞーってのは負け犬の遠吠えで、酔いが回った朦朧とした意識の中でその背の高い荷主の水月に肘を叩き込もうとしていた私もタチの悪い酔っ払いですな!
今度夏の東京に来る際は、着替えを多めに持って来ようと思う。
汗かきすぎ。
余裕を持ってきたつもりだったけど、下着類はもう一組必要だったな。シャツも替えがあったほうが良かった。
テレビでやってた「狼と香辛料」を見ながら寝る。
なんでところどころ音が途切れるのだろう?
一瞬、なんか放送禁止用語でも入ってるのかと思ったけど、多すぎ。
通信速度が遅い動画を見てるみたいだった。
ロレンスかっけー。
No.408|雑記|Comment(2)|Trackback()
2009/08/06(Thu)03:48
No.405|雑記|Comment(0)|Trackback()
2009/07/27(Mon)02:05
No.404|雑記|Comment(0)|Trackback()