稚内行2日目。
朝から研修。
余裕もっておきたけど、結局開始時間際に滑り込む。
受付をやってらした女性に
「旭川、遠いですよね!」
はて。
あたしゃs幌からだし、ここは稚内ですが。
「あ、間違えた。何回気をつけても間違えちゃうんですよね!」
・・・よくわからんが、萌えポイントのような気がしなくも無い。
滑り込み野郎のために空いてる席なんざ、ほとんど無い。
最前列、講師の先生のドまん前だ。
その先生の芸風か、色々いじられて楽しかった。
聴衆を巻き込んでくタイプの方でした。
内容も良かった。知ってることが、実はほんの一部分だけであることがよく分かったし、お仕事で生かせそうな発想もたくさん得られた。うん、無理して来て良かった。
このスタイルは自分に合ってる気がするなあ。
書いたかどうか忘れたけど、締め切りすぎてから申し込んでないのに気づいて、ダメ元で頼んでみたらあっさり受け付けてもらえて今ここにいるのですよ。
十年前は絶対できなかったなー、こういうの。
参加者は心r士ばっかかと思ってたけどいろんな職種の人が来ていたみたい。
・・・人数集まらなかったのかな。
午後の事例検討の時に出た質問は実に痛烈だったけど、オレからしても「大人げないなあ」って感じだったから、よっぽど大人気なかったんだと思う。
私はその事例の推移とあんまり関係ないとこがすっごく気になってました。
詳しくは書けないけど、数万分の一の確率が2回続けて起きる確率って、数万の二乗分の一、ってことでしょ?そんなレアな状況で、さらに滅多に無いようなドラマチックな事態が起きるってあり得るのかね?
どっかにウソ情報入ってねえかなあ?
実在しない、架空の人物とか。
もちろん、関係者にも誰にもそれを調べることはできないんだけど。
しかし、こんなにじっくりと検討する事例検討、初めて見たなあ。
ってのはオレの勉強不足か。
予想はしてたけど、街は寂しい雰囲気。
夕方にはそれなりに人が歩いてたけど、朝の寂しさったらなかったよ。
市役所のすぐそばにある建物がさ、シャッター降ろしてるのは仕方ないとして、そのシャッターに明らかに強引に切断した跡と内側に向けてものすごい力でなぎ倒した痕跡があるってのはどうなのさ。「出入り」かなんかの跡ですか?
窓ガラスは一枚も無くて、ベニヤ板打ちつけてあるし。
火事のあと、って感じでもなかった。
その前からみんなフツーにバス乗ってるし。
空には凄まじい数のカラスが。
ってそんな歌ありましたね。
ナナカマドの実を食いに来てるのか、威嚇されました。
やんのか、コラ、と睨み返したら飛んでっちゃいましたが。
フンかけられたらどうしようかと思った。
ポテポテと宿に向かって歩いていたら、次第に吹雪模様になってきた。
さほど遠くない宿に着くころにはすっかり雪だるまに。
フロントのあんちゃんに、失笑に似た笑顔で迎えられる。
昨日はフツーのビジネスホテルでしたが、今日の宿はちょっと豪華だ!
珍しく和室にしてみたら、すっごく広くて綺麗な部屋でした。
窓開けたら北海道遺産になった、例の防波ドームが正面に!
でも吹雪いてて、あんまりよく見えないのが残念!
ま、明日明るくなったら見えるだろ。
夕食に指定された場所に行くと、自分の分しか用意されていない。
あれ?もしかして、泊まってんのオレだけ?
ご飯はカニとタコしゃぶ。
ええと、どっちも苦手なんですが。
今回はちょいとチャレンジしてみようかと思いまして。
タコしゃぶは旨かった!固形燃料が無くなる前に、と思うとちと焦りながらでしたが、旨かったッス。
カニは・・・旨かったのかなあ。カニ自体、あんまり食ったこと無いんでよく分からん。
恥ずかしながら、ハサミでバチバチ切り裂いて、例のほじくるための道具使って食べるなんて初めてでした。なんとなく、関節技の練習を思い出した。構造を想像しつつ、どうしたら効率的に壊せるか、とか。
カニの身体って、不思議だなあ。茹でてあるとはいえ、なんでこんなにするっと身が取れるんだろう。
喰い過ぎて、苦しいです。
帰ったら、少し真面目にダイエットしようかと思う。
無理って言うな。
明日の予定を考える。
ノシャップ岬は駅から5キロぐらいらしい。カバンをコインロッカーにでも預けてしまえば歩いていけるかも、でもこの天気なら遭難するかも、いやいや、だったら最北端の宗谷岬だ。歩いて行けるか?と検索かけてみる。
えーと。
駅から30キロだって。
徒歩は無理だ。
いっそレンタカー借りるか?
駅からバスが出てるみたいだから、明日時間見て考えよう。
大浴場がある、って聞いたんで行ってみた。
・・・誰も入っていないみたい。今誰もいない、ってんじゃなくて、清掃後誰も入った形跡が無いってこと。
ホントに貸切なのか?これだけの大きさのホテルで。
何だか申し訳ない気持ちになる。
風呂につかりながら、飯を食いながら見た、カラハリ砂漠のリスとコブラのことを思い出す。
あのリスちゃんはしっぽをフェイントに使ってたけど、ヘビって確か視覚じゃなくて鼻の横にあるくぼみで熱を感知して獲物を襲うんじゃなかったっけ?動きに意味あるのかな?そもそも昼間の気温が40度越えるなら、熱感知なんて意味あるのか?いやいや、低い場所が獲物のいる場所で、あれ、でもそれだと尻尾を膨らます意味無いよね?ヘビからしたら、尻尾の芯(?)なんて丸見えじゃねえ?
・・・ええ、ヒマだったんです。
明かりを消して浴場から出てきたら、浴衣姿のおばちゃんに出くわした。
良かった、他にもいたわ。
PCにむかってガチャガチャやってるって、結局家と変わんない過ごし方してるなあ。
まあいいや。
明日は昼過ぎのJRで帰ります。
宗谷岬行けるかな。
お休みなはい。
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