ネット以外の「リアル」が「充実」してる人を指して、「リア充」とか言って蔑む風潮があるらしい。
その反対が「ネット充」らしいです。
いやまあ、分けたきゃ分ければいいんですけど。
ネットは道具の一つでしかないので、対立概念として耐えうるほどのものではないと思うのです。
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たとえば、犬が好きなのか猫が好きなのか、といった類の質問ならある程度の対立項として成り立つとは思う。
それにしたって「どっちも好き」という答え方がある以上、まだまだ弱いものではあるのですが。
もしも、「ネット上ではできるがネット以外の場面ではできない」ことがあったとしても、それは単に得意な場面と不得意な場面があるということに過ぎない。練習ではできるのに本番では、とか観衆の前ではノリノリになれる、とかいうことと大して違いはないのではないか。
ネットってのはあくまで現実の延長でしかないから、日常的にコミュニケーションの下手な人はやっぱりネット上でも下手だろうと思う。
だって、コミュニケーションの道具が活字か、せいぜい絵しかないのですよ。普段何気なく使ってる、顔の表情やしぐさ(非言語的なんちゃら、ってやつですな)なんかの情報がまるきり欠けてるんですよ。
だからこそあれだけ多くの「顔文字」が使われてるのだろうけど、まあそれは別な話。
そんなもん、左手一本でボクシングやってるようなもんじゃないですか。
いやまあ、例外は何事にもあるものだから、ジャブだけで勝っちゃうような「一歩」の鷹村みたいな人もいるのだろうけど。
ネット上でそこそこコミュニケーションが取れてる人ってのは、訓練しだいでどうとでもなるんじゃないかなーと思うんだけど、まあそれはさておき。
何が書きたいのかと言うと。
ここ数日のラグナロク内の自分のプレイスタイルと、日常の、特に仕事に対する自分のスタイルって全くおんなじだということに気づいて愕然とした、って話であります。
他人との交流を最低限にしぼり、ひたすら手前ェの技量を上げることに集中。
人様が寝てる間に、強引なやり方で帳尻を合わせる。
そのくせ結構簡単なことを見落とし、間抜けなことをしでかす。
無駄と思える趣味のモノを勢いだけで買ってしまう。
そしてまた、帳尻合わせのために色々と無理をする。
むむう。
人生を振り返ってみる時期なのかもしれない。
ってのは大げさか。
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