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2025/05/06(Tue)03:12
日々の出来事を針小棒大に語る
2025/05/06(Tue)03:12
2008/05/28(Wed)00:23
仕事を終えて部屋に帰り着く。
ちょっと遅れて、駐車場に入ってくる車がもう一台。
ああ、たぶんお隣さんだな。
玄関にカバンを置いて、買ってきた食料品を取りに戻る。
お隣さんの車から降りてきた人の姿が目に入る。
ありゃ、女の人だ。
お隣さんは若い男性なのだが、時折、女性の姿を見かけることもある。
いやまあ、そりゃそういうことがあっても別におかしかないのだが、その女性、ムカつくくらいにこっちを避けるのだ。明らかにドアの影で息を殺してたり、車から降りてこなかったり。
いや、そりゃ怪しいおっさんであることを否定はしませんがね。
そこまであからさまに避けられたら、正直傷つきますわよ。
お隣さんご本人は礼儀正しい、気さくなあんちゃんなんですけどね。
女性でなけりゃあ蹴りのひとつも入れてやるところですがな。
一瞬の間に、心の防御を固めるワタクシ。
さあ、避けるがいいさ!あからさまに!
「あ、こんばんわー」
はい?
今なんと?
「ああ、はい、こんばんわー」
ありゃ、普通に挨拶してきたよ。
ふーん、珍しいこともあるもんだねぇ。
あれ、お隣さんが部屋から出てきた。
「実はですね、明後日引越しすることになりまして」
「へ?」
「引越しするんですよ。今までお世話になりました」
「ああああらら、そうなんですか!ええと、お身体に気をつけて!」
間抜けな返しであるなあ。
お隣さんもいなくなるのか。
上の部屋にいたあんちゃんもナゾの多い人だった(午前3時にドタバタする、学生なのか社会人なのかハッキリしない、車が福井ナンバー等々)が、お隣さんも不思議な人だったなあ。
ヤンキーが好きそうな車に乗ってたかと思いきやある日突然黒塗りのセダン、しかも滋賀ナンバーに乗ってたり、頻繁に訪ねてくる同年代の男性の車が旭川ナンバーだったり、数ヶ月単位で留守にしてたり、ある日突然小学校低学年ぐらいの男の子を連れて帰ってきたり、バリッとしたスーツ着た初老の男性に荷物持たせて出かけていったり・・・・。
駆け落ちとか、それに類する話だったのかなあ。
それにしちゃあ女性の現れる周期がとんでもなく長かったりもして、ナゾは深まるばかりであるなあ。
ただ、今回お隣さんがしゃべるのを聞いて初めて気がついたのだけど、関西の訛りがある人だったみたい。
関西の方に帰る、ってことなのかな。
ナゾはナゾのまま、解決することはたぶん永遠にないのだろうけど。
お互い、幸せであるといいねえ。
ここも空き部屋増えたなぁ。
No.266|雑記|Comment(0)|Trackback()
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