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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/05(Mon)23:28

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なんかの好機

2009/06/09(Tue)01:30

先週の金曜日、S専門ガッコでの授業の後で久しぶりにK田先生とお会いしてきた。
色々と単発の講師仕事を廻して頂いてるので、それなりに連絡は取り合っているのだけれど、直接お会いするのは2、3年ぶりかな?最後にお会いしたのは、K田先生が旭川に行かれる直前だったと思う。

で、今回も単発の講師仕事の打ち合わせ。
もう2年ほどやってるお仕事なんだけど、今年は受講生の集まり具合によっては、道東と道北あたりに出張の可能性もあるらしいし、あれやこれやで結構なお足を頂戴出来るらしい。全くもって有難いことであるなあ。


打ち合わせ後、遅い昼ご飯を食べながら、色々お話しする。

「ワタシね、のんたろう先生はいつか大学でお仕事されるようになると思うんですよ」
「ええええっ!ンな馬鹿な。全然そんな力無いッスよ!」
「経歴的には問題ないと思うんですけどね。論文とか書かれてないんですか?」
「ええと、あの、その、修論以降何も書いてないッス。いや、修論だって、正直なとこ論文ってレベルの出来じゃないし…」
「そうですか?ワタシ詳しくないですけど、十分イケると思いますけどね?」

K田先生は福祉系の方なので、そりゃ分野が違うといえば違うけど、現役の研究者にそう言っていただけるのは有難いことですわ。

「いや、実は最近、そっち方面の、論文を書く勉強し直さなきゃなーとは思っていまして。少なくとも、論文を読むようにはしなきゃなーと」

論文を書く訓練は元々ほとんどしてない上に、最後に書いてからもう十年近く経とうとしている。現状ではどうがんばっても卒論レベルのものさえ無理だろう。学部のときお世話になった教授は遠くにいらっしゃるし、修士ん時の教授とは半ば喧嘩別れみたいになったままだし。

自力じゃ無理だよなーとか風呂につかりながら考えてたときに、ふと
「いろんな人の文章読んで、真似して書いてたらヨタ話書けるようになったんだし、論文いっぱい読んで真似してたら論文書けるようになるんじゃねぇか?」
と思いついたのがつい先日。
まだ実際には始めてないけど、また大学の図書館通い再開しようかなーと思ってたところだったんで、ちょっとびっくり。
なんかの好機なのかね?


「のんたろう先生のやってらっしゃるお仕事は、これからの教育機関には絶対必要なものですし。今、ウチでそのあたり担当してる先生、かなりお歳を召してるからそろそろ退官ですよ?」
「いやいや!そんなベテランの後に入ったりしたら恥かきまくりですよ!」

ワタシなんぞよりも力量があって、そういったアカデミックなお仕事を切実に欲していらっしゃる方は山のようにいらはると思うので、実現はしないと思うんだけど。
いや、夢のあるお話しではあるよなー。

研究者としての資質は皆無に等しいと思うし、訓練だってろくにしちゃいない。足踏みと回り道ばっかしてるから、そういった日のあたる、まっとうな道とは縁の無い人生だと思い込んでたんですけど。
「可能性」だけで言えば、皆無では無かったんだなあ。
いやまあ、何だってそうなんでしょうけど。

お仕事のある日こそ、依頼された仕事はほぼお断りせずに受けて立つ、普通の社会人っぽい生活をしてますが、週末は行きつけの焼き鳥屋のカウンターの隅っこに陣取り、アルバイトのまろたろうちゃんの働きっぷりを眺めながらニヤニヤしてるようなダメ人間なんですけどねぇ。


 

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No.385|講師仕事Comment(2)Trackback()

Comment

me too.

2009/06/10(Wed)00:35

それがダメ人間と言うのなら
間違いなく僕もその類に分類されてしまうのか…?
あれ?意外と嫌ぢゃないな!?

No.1|by メガネ|URLMailEdit

無題

2009/06/11(Thu)00:10

ども、メガネさん。

その居心地のよさが、ダメ人間界(?)の恐ろしいところなのです。
何の気になしに居ついたが最後、気がついたときには抜け出せなくなっているという、ある種の食虫植物にも似た云々。

ウソです。
今適当に考えました。

本文に書いた至福の時間に、さらに有線から別にアニソン特集でもないのに水木のアニキの歌う「くろがねの城」が流れた日にゃああーた。

生きてて良かった、とか思いましたわよ。
なんて大げさな。

No.2|by のんたろう|URLMailEdit

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