また新しいとこで単発仕事。
S会福祉士、S神保健福祉士の資格試験を受ける方に、S理学の授業。
ってSばっか続くなぁ。
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いつも行ってる専門学校で知り合ったⅠ先生が運営なさってるトコで主催した会である。
で、行ってみたら参加者は3名。
・・・ええと、私への報酬分で、ギリギリではないですか?
なんてことない、って顔されてたけど、オレだったら半泣きだろうなあ。
つくづく、人生には鋼の神経が必要ですな。
授業のできは、せいぜい60点くらいだったかな。
広い範囲を一通り網羅するわけだから、もう少し時間配分考えときゃよかった。
後半駆け足どころか、猛ダッシュになってしもうた。
学生さんたちとの関係はかなりうまく作れたと思うけど、もう一歩だったなあ。
得意な分野だから、と油断したってことなんだろうな。
3人のうち、男性が一人。教室に入ってびっくり。面識のある人だった。
あちこちで繰り広げている(?)単発講師仕事のなかで、何度もお会いしてるのだ。
もちろんS会福祉士対策の仕事だけをしてるわけではないので、その度に違う試験対策なのだが、なぜだかよくお会いするのだ。妙な縁、と言うこともできるけど、結局のところ大都市S幌といえども勉強できるとこは限られていて、そのほとんどに私が顔出してるだけなんだろう。
残り2名は女性で、めずらしくどちらも若い方でした。
うち一人は私がしゃべってる内容へのリアクションを丁寧に返してくださるので、大変うれしかったデス。べっぴんさんだったし!話を聞いてもらえるとうれしいね!お友達になりたいわ!
授業後、Ⅰ先生から講評をいただく。
「いや、速さも語り口も、大変すばらしかったですよ!」
べた褒めである。
時間配分で失敗したのと、自分が作った資料(今回のテキストは私の手製!)にはもっと自信を持て、って辺りはちゃんと指摘されましたけれども。
Ⅰ先生に、授業の心構えについて色々教えていただいた。
金もらってテクニック教えてもらってるよ!俺!
曰く、自信のないとこ見せちゃいけない。
この手の資格試験を受けようとする人の中には、実践でならなまじ自信があるので、あわよくば講師をへこましてやろうとするタイプの人がいる。活発に質問してくるけど実は大して関係のある話じゃないので、授業が滞り、他の生徒さんたちはあまり面白く思えない。
そうするとどうなるか。
専門学校なんかの生徒さんと違って、彼らと我々には後につながる関係がない。
いるだけ時間の無駄だ、と判断されたら、さっさと帰られちゃうのだ。
向こうはお客様。こちらにはそれを引き止める理由がない。
専門学校なら、多少は「教育」という側面もあるから、色々指導もできるんだけどね。
で、出てった人たちは、他所で、自分の職場で、言うのだ。
「あそこはダメだ。行くだけ時間とお金の無駄!」
もちろん、切り捨ててしまうのも論外。
必要にして十分な情報をパッと与え、時にはその場で調べさせ、時間がかかりそうなら授業後にじっくりと話をする。そういったやり取りの中で、やっかいな生徒さんを満足させ、他の生徒さんには「親身な指導」を印象づける。
それらが上手くかみ合えば、今度は全く逆な言葉が広まっていくことになる。
「ああ、あそこはいいよ!」
自信なさ気に言うよりも、きっぱりと、やや高めの位置から断言する。
ちょっと難しげな話を聞くと、なんとなーく「ああ!私は今すばらしい授業を受けている!」って思えるからね。
そだな。
も少し自信持ってやってもいいのかもな。
それぐらいの勉強と、それなりの経験は積めているみたいだし。
やってること自体は、今とあんまり変らんのだけどね。
うんうん。
「専門学校の生徒たちに人気がある理由がよく分かりましたよ、フフ」
ええと、そりゃ色んな誤解が積み重なってるんでゴザイマスよ、センセイ!
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