いったい何週ぶりになるんだか。
久しぶりに稽古をした。
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最初は武器。
杖術の対錬から。
「巻き落とし」って言ったかな。頭部に振り下ろされる剣を半歩下がって外しつつ、杖を巻き上げて受け、動きの死んだ剣を落とす。この落とし方が難しい。
力を加える方向、踏み込むときの姿勢と足の形。色々とコツが必要なのだ。
相手の剣を落とすことに夢中になってると、その後の杖を跳ね上げる動作が遅れる。
跳ね上げるほうを気にしてると、落とし方がおろそかになる。
んー、難しい。
けど、考えてみると、この動作って十分必殺の動作だよな。
剣術殺しだ。
剣の対錬も久々にやった。
武器を向けられると、全身の細胞がチリチリとする。
のんびり寝てた筋肉や神経が、じりじり目を覚ましてく感触。
うひー、すっかりなまってるねぇ。いや、分かってたけどさ。
しかし、筋肉や神経に気力が通るのは分かるけど、腹の脂肪にはちいとも通った感じがしない。
うう、体重を減らすのは大変だわ。
素手の基本功をやりながら、余所のお子様が稽古してんのを眺める。
初めて見る少年だ。
父親も来ている様だが、稽古自体は母親が見ている。
特に指導しなくても、ちゃんと稽古になってら。へー。
棒術やら合気っぽい動きやら、空手の型っぽいのまで延々とやってる。はぁ、多彩だねぇ。
あんまりああいう戦闘マッシーンを育てないで頂きたいものだわ。
稽古から数時間経ったけど、腰の状態は大丈夫そう。
全く違和感がないわけじゃないけど、順調だ。もう少し養生しながら暮らしてれば、大丈夫でしょう。
はー、ひと安心。
稽古後、稽古仲間とご飯を食べながら色々話す。
オタ話も色々したけど、星の話が面白かったな。占い、なのかな?
仕事で人と人の関係見てて、何となく感じるはっきりしない、何か。
その辺に上手く名前を与えることができそうな、そんな感触があった。
今すぐ役立てられる、ってほど簡単なものじゃないんだろうけど、新しい視点だな。
うん、面白い。
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