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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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「K-20 怪人二十面相・伝」

2009/01/13(Tue)11:00

既にずいぶんと経ってしまったけど、忘れ切ってしまわないうちにメモ。


恒例になって久しい友人R1との正月映画鑑賞。
今年は「K-20」に行ってきた。

別な映画を観に行った際に巨大な立て看が飾られてて、気にはなってたけどそう積極的に観に行こうってほどの優先順位ではなかったんだけど。

いやはや、意外に楽しかったッス。

友人R1はイマイチっぽい顔してたけど、私は楽しめた。
愛すべき阿呆映画、とでも言えばいいだろうか。

設定はそれなりに深刻なはずなのに、あちこちに漂うユルイ雰囲気。
特に松たか子が演じる阿呆っぽいお嬢様がステキでしたな!

いくつかの伏線と思われるネタを放り出したまま終わるところも潔くてスバラシイ。
主人公が決して口にしない、とある言葉。フツーならクライマックスの直後に言わせて、観客に主人公の成長を印象づけるところだろうに、全く触れない。
また、重要登場人物の一人が何度か見せていた思わせぶりな言動。そうか、コイツが真の黒幕か、と思わせておいてこれまた全く触れない!

なんと言う贅沢な話であろうか。
「伏線の回収」なんていうものに拘っていたこれまでの自分が、実にちっぽけに思えるね!
そんなものは凡百の映画屋に任せておけ、怪盗たるものそんなつまらないことには一切かかわらすに国中を驚かすような仕事をするのだ、ってトコでしょうか。

絶対この映画、続編作るつもりで作ってるよなあ。
世間の評判は大したことないらしいので、怪しいとこではありますが。



塾長もこの映画をご覧になったのだそうだ。
「和製スパイダーマン作りたかったんだよね、きっと」

あー、そう言われれば。
ロープアクションはありゃスパイダーマンだよな。

でもなあ、「和製スパイダーマン」って、既に存在してるんですよ。
東映って会社で作った、特撮モノとして。
キメ台詞とともに登場して、巨大ロボットに登場して敵怪人を倒すの。
・・・全然オリジナルと違うんですが。
主題歌はカッコイイんです。本当です。

版権の関係で、長いこと封印されてたらしいんですが。

って熱く語ろうかと思ったけど、専門じゃないし、新年早々ドン引きされても悲しいので自重しました。





こちらに詳しいです。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~spa-girl/38885498/

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No.352|本とマンガと映画Comment(0)Trackback()

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