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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/28(Wed)18:18

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奇怪な趣味人たち

2007/10/26(Fri)02:36

忙しい、ってわけではないのだけど、慌ただしく日々が流れて行きます。

帰りがけ、見上げると月がきれいでした。

今日も色々ありました。
大した話じゃないけどさ。
そもそも大変な話なんざ、おいそれと書けませぬが。--------------------


「センセイ!放課後、ここで踊っててもいい?」

「ええと、一応、ここは相談室なんですが」

「いいじゃん!」

「・・・あんまりやかましくしないでね」

「うん!」



「で、何踊るの?体育かなんかで創作ダンスでもやってるの?」

「ええとね、『らk☆すt』のオープニング!」

「・・・なぜ?」

「女の子たちの痛々しいダンスを見てるといいわ!」

「それを言うなら『いたいけな』じゃねぇのか。・・・いや、『痛い』のに違いはないか」

以前どっかで誰かが言ってたような気がするのだが。
なんで思春期の女の子たちはああも踊りたがるのだろう。
ほとばしる若さとか、そういうもののせいなんだろうか。

道内では有名な、ナtクスのヤスkンによく似た濃い目の男子中学生にしつこく絡まれながら、数人の女の子が踊ってるのを眺める。
ほー、確かに上手だ。ちゃんと振り付け覚えてるのね。
受験生なのに、お暇なこと。

「~ちゃんも、踊ろ!」

「あたし、『らk☆すt』のは分かんないけど、『ハrヒ』のエンディングなら!」

「いいね!」

だんだん、児童会館から、奇怪な趣味人の集まる場所みたいになってきたぞ。

「じゃ、センセイも踊るよ!」

「巻き込まんでくれ給え」

「やせるよ!」

「黙れ」

----------------------


踊るのに飽きたなら、今度はおしゃべりが始まる。
テーマはもちろん、恋愛に関する話ばかりである。

「**はいいよね!」
「そう?」
「あたし、男の子とお付き合いなんてしたことない!」

割と暇だったんで、茶々を入れてからかってみた。

「あー、オレも無いねぇ」

「・・・あー」
「・・・あー」
「ええっ!その歳で?!」

はい、お馬鹿ちゃんが一人。

「って?は?え?あ、『男の人と~』か!」
気づくの遅ェよ。

--------------------------

その時居た3名のうち、所謂F女子な子が2名。

残りの一人はショタかつおっさん趣味、という捩れた性癖を持つ、中々の人物。

「生t会の後輩が・・・っもうっ!ほんんんんっとううううに可愛いの!弟だったら弄り回せるのに!」

「いや、年頃の弟弄り回すのは返って不味かろう」

「でね!××先生がステキなの!あの漂ってくる加齢臭が・・・たまらない!」

「聞けよ、人の話。てか、こんなところで性癖を語るな」

「もしもセンセイが!」

「はあ、ワタクシが」

「もう少しやせてて!マッチョで!加齢臭がしていたら!」

「はあ、していたら」

「あたしの好みなんだけど!」

「そこまでいったら別人じゃん」

「残念だ!」

「お前ら、もう帰れ!」

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No.86|心理屋Comment(0)Trackback()

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