小学校で行われた会議に出席してきた。
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いつかの日記に書いた、先生方がお忙しくされてる中、丸一日居させてもらい、鬼ごっこやって勢いあまって児童を踏みつぶしそうになって、それを避けるために顔からすっ転んだ、あの学校だ。
今回は比較的小規模な会議で、校長教頭と直接かかわりのあるセンセイとワタシ、そして教委から派遣されてきた巡回指導員さんが参加。
その指導員さん、院を出たての若い女性で、来年私が持ってるのと同じ資格の試験受けるんだと。
身なりも話しっぷりも、優秀そうな雰囲気をかもしだしておられました。
やべぇ、ホンモノだ!
正統派の心理屋でないことは自覚してるけど、キチンと教育を受けてきたホンモノさんが来てしまうと化けの皮が剥がれてしまう喃。
いや、アタシだってある程度訓練はうけてきたけどさー。
ちゃんと組織に所属してる人を見ると、そこまで頑張れなかった自分のヘタレさを思い知らされちゃうわ。
ヘタレな分、ふらふらと好き勝手にやってるけどさ。
会議は校長先生の冗句のおかげで、始終和やかに。
先生方、ホントにすごいなあ。
ガッコってもっと堅苦しいとこだったような記憶があるけど、柔軟なのね。
今だから、なのかもしれないし、あのガッコだから、なのかもしれない。
色んなこと試して、よさげなものはどんどん取り入れて行く。
うむ、見習わなきゃね。
前回来た時に面接したお母さん、ずいぶん元気になったそうな。
一瞬、気を遣ってくれてるだけで事実は違うんじゃないか、という思いがよぎったが、そこまでの労力をかける必要があるとも思えないし、たまには素直に聞いてみよう、と思った。
うん、素直にうれしいね。
特別な能力があるわけじゃないけれど、自分のしたことが誰かの役にたったんだと実感できるのはうれしいことなんだね。
「のんたろう先生、どんなこと話されたんですか?」
「えっと・・・細かいところは思い出せないんですけど・・・」
「あら」
「いやでも、どこで誰相手にしても、基本的にはやること同じなんで」
「ほう」
「今までのご苦労をねぎらって、これからはできるだけ協力したいと思ってる、って」
「なるほど、キーワードは”ねぎらい”なんですね!」
って言葉が出るのと同時に、数人の先生が一斉に手元のノートに「ねぎらい」ってメモしだしたのには驚いた。
教えるプロってのは敏感に教わることのできる人たちだったんだなあ。
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