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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2025/05/06(Tue)09:32

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ツカミに

2008/09/24(Wed)14:56

先日のことなのだけど。


お仕事先の小学校の、お母さん方を相手にお話をする機会をいただいた。
我ながら笑っちゃうのだけど、前日までの緊張感ったらもー何のコントだ、ってなもんで。

人前で話をすることには全然慣れない。

かろうじて、授業形式ならソコソコ、どれぐらい準備しておけば安心できるか分かってきているので、まあなんとかカンとか大丈夫なんだけど。

「センセイによる公演!!!」

とかだとまるで駄目。

どんな人たちが、何人ぐらいいらっしゃるのか、こちらにどの程度興味を持たれているのか、好意的なのか敵対的なのか。ネタはこれでいいのか、難しすぎないか、簡単すぎないか、そもそもアタクシなんぞに余所様にお話しするべき何かがあるというのかそりゃ傲慢なんじゃねえのか。

さっさと割り切ってネタ決めてしまえばいいのに、あーでもない、こーでもないとぐるぐると同じ思考を繰り返し続けてる。ハッと気づくと掌と足の裏にじっとりと、どころか物凄い量の汗をかいてる。
靴下はいてるのにフローリングの床に足の跡が一瞬とはいえ残るなんて、どんな量の汗だ。

ちょっとだけ「バOー来H者」みたい、とか思ったけどまあそれはいい。

前日は明け方まで眠れなかったものの、寝坊することなく到着。
「今日はデスね、だいたい10人ぐらいです」
ありゃ。
教頭せんせーい。前回30人ぐらいになるって言ったじゃーん。
10人のうち、3人ぐらいは一度お話した方だったから、ちょっとほっとした。



和やかな雰囲気のうちに無事終了。
うむ、やはりお母さん方は恋愛話好きなんだなあ。ツカミに昔振られた時の話をもって来たら、なんか場が和んだ。いやまあこの仕事を志すきっかけになったことでもあるんだけど。

「長い時間、くだらない話にお付き合いくださり、ありがとうございました」
「ありがとうございましたー」

と締めのご挨拶をして、ふと気が緩んだのか。

「ふー」

とため息を一つついてしまった。
これがまた間の悪いことに、ホンの一瞬、全員がフッと静かになった瞬間だったもんだから妙に目立ってしまった。
やばいっ!と思ったけど全員が比較的好意的な失笑を持って迎えてくれたので、まあ良しとしておこう。

そのうちまた似たようなお仕事する機会がくるんだけど、そのうち慣れるのかなあ。

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No.313|心理屋Comment(0)Trackback()

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