今週末は、定例の稽古もお休みして塾講師。
テスト前とは言え、しんどいねぇ。
生徒でしかなかったころなんて思いもしなかったけれど、センセも大変なのよねぇ。
生徒さんたちの前では、意地でも「わかんない」なんて言っちゃいけないし。
内心はどうあれ、常に「ふははは、どーんとかかってきたまい」って態度じゃなきゃいけないし。
全員、一定のレベルにまで引き上げにゃならんし。
手前ェのことだけ考えてりゃいい生徒って立場の楽なことー。
だったら一生生徒でいたいか、ってーとそうじゃないのよね。
学校出て、社会に出て色んな人たちと色んな意味で渡り合ってく方が絶対楽しいもんね。
ガッコの勉強ってのは、たぶんどの分野でも、誰かがつけてくれた足跡をどれだけ効率的に辿るか、って話でしかないと思うのさ。
でもさ、働いてるときに感じるのは、「あー、今は”その先”にいるんだなー」って感慨。
誰かがつけてくれた道を辿ったその先にある、まだ誰も通ってない、とか書くと大げさか。まだあんまり人が入ってない辺りを、手探りだったりカンだったり他の分野の応用だったりでじりじりと進んでく、ドキドキする感じ。
流石にこの歳になると、もう自分のできる仕事の総量がおぼろげながら見えてくるのだけれど、昔想像してたほど恐ろしくは感じない。
総量という限界が見えてもなお、「ああ、面白ぇなあ」と感じられる。
大人気なくも「やりたくないことはやらない」って押し通してきた甲斐はあったのかもな。
手に入らなかったものも、たくさんあるけどな。
けらけら。
今週から、実習でお休みだった専門ガッコの授業が再開される。
皆さんどれだけ成長してることか。
楽しみですわー、ってほど頻繁に生徒さんたちと話しているわけではありませぬが。
とかなんとか、楽しいことばっかを無理やりに書き出して、下降気味の気持ちを持ち上げるのだ!
がんばれ、オレ様ちゃん!
PR