いつもの専門ガッコで補講が始まる。
卒業式も終り、学生さんたちはとっくのとうに春休みを満喫しているハズだが、勉強熱心な一部の学生さんたちは休みを返上して勉学にいそしんでいる。
勉強熱心なことであるなあ。
もちろん、嫌味である。
出席日数の計算をし損ねたド阿呆どもを相手に、授業をしてきた。
休んだ日数もバラバラだし、どの授業を休んだのかもバラバラ。
どんな話をせいっちゅうねん。
結局のところ、この科目をどう勉強してけばいいか、ポイントを語るのが精々。
週末にあと二コマ、3時間もやらないかん。
国試の解説でもボチボチとやっておこうかな、と思う。
おかげで、定例の稽古できないじゃないか。
色々事情はあるんだろうけどさー。
明らかに欠席数は多かったのに、その場にいない学生さんがいた。
名簿にも載ってない。
来てた学生さんに聞いてみた。
現級留置、つまり留年だとさ。
えーと。
そんなにアチシの授業をまた受けたかったのですか。
違いますかそうですか。
次の補講を受けにきた学生さんに、ボランティアで色々やってると私が授業で言ってた「考え方」の重要性が分かるようになってきた、とかそんな感じのことを言われた。「症状のこととか、知らないと何にもわかんないんですね!」とも。
知識レベルでの解説は勿論やるけど、正直なとこンなもんテキスト見りゃ、ちょっと調べりゃ分かることが大半なのだ。自分でやりゃあどうにかなる話。わざわざ人に教わるほどの話ではない。
で、少しだけではあるけれど、折にふれ「なぜこの知識が必要なのか」「この知識をどう使えばいいのか」という話をするようにしている。ええと、実践用法、とかいうと言い過ぎだけど、そこを目指す心意気で。
その辺が伝わってたみたいでウレシイ。
テストの日程を打ち合わせるのに、日程表を見せてもらった。
・・・・ものすごく、ギッシリじゃないですか。
どんだけの人数が、どんだけ休んだんだ。
お仕事があるのは有難いけど、他の日程を変えてまで同じ話はしたかねぇのになあ。
さて、また週末に授業だー。
ちょっと面倒だ。
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