忍者ブログ

日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

[PR]

2025/05/06(Tue)02:39

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

定例稽古

2008/02/19(Tue)00:11

週末の定例稽古のメモ。

雪がすごくてやや遅刻気味に到着。

稽古仲間とおしゃべりしながらボチボチと基本功を。
今週も平日は稽古しなかったなあ、と振り返る。



久しぶりに太極拳。
最初の頃はあんなにしっくりこなかった「抱虎帰山」も、いつの間にかなんとなく慣れてしまってたことに気づく。
積み重ね、功夫(くんふー)だよなー。

だがしかし、相変わらず型の順番が怪しい。
自分でやらなダメってことですな。


太極拳をやってる最中に、Aくん到着。
稽古仲間と二人で「ええ!どうしたの、こんなに早く!」と嫌味で迎える。


形意拳の型、連環拳を久しぶりにやってみる。
・・・あれ?鏡に映る姿を見たら、オレ、少しやせてない?


「ちょっと二人で遊んでて」
と稽古仲間に言われ、Aくんと顔を見合わせる。
「・・・なんか、やりたい稽古ある?」
ない、って答えが帰ってきたら先日習った寝技のチェックしたいな、と思ってたんだけど。

「これなんか、どうですか?」
リュックの中からAくんが取り出したのはゴム製の、ナイフのおもちゃ。
ナイフへの対処をやりたい、ということだ。

「じゃ、切りつけられたら交代、ってことで!」
陽気だな、Aくん。

素手同士のように手を前に出すと危ないので、身体にくっつけるように、首筋と腹部をガードする。
突っ掛けてくるAくんから距離を取るように、膝のあたりを足裏でストッピング。
まさかへし折る訳にはいかないので、そんなに強くは当てられない。2,3度の攻防で、あっさり切りつけられる。刃渡りは20センチぐらいだけど、結構リーチが伸びたように感じる。威力を載せなくてもいい、ってのも怖いな。溜めがない分、挙動が早い。

で、交代。今度は私が人殺しの役だ。
ナイフを持った右手を前に、腰を落とし気味に構える。
普通のアップライトで、比較的近い間合いで構えるAくん。
あれ?いいの?
前に出てる手の、手首のあたりをすっとなでる。
「あれ?」
開いたガードの隙間から、胴体へ。はい、致命傷。
昔、「マスターキートン」で読んだ、ナイフ使いのやり方がそのまま通じた。へー。

交代。
交代。
交代。

いやはや、ナイフってすげえ。
簡単に相手の動きをコントロールできるし、力を入れなくても簡単にダメージ与えられるし。
こりゃ持ってたら使いたくなるわ。
今後とも、刃のついた武器は装備しないようにしようと思いまふ。

ナイフが一本なら、十字受けでバッチリいけそう。
ナイフを持った手に、上から被せるようにして受け、手を封じながら密着。頭突きや膝蹴りなんかで制圧。手首を握れたら四方投げ。握り替えが無い分、小手返しより確実に決まりそうだ。

昔は軽く見てたけど、手首を取る、取られる、ってシーンは重要だと最近気づいた。
いや、相手が武器持ってたら手首取るって!何されるかわかんねーもん。必死に手首握るさ!
合気や柔術の技ってのにはちゃんと使いどころがあるのねぇ。

だがしかし、美少女と美少年が白砂の浜辺で追いかけっこしてるのなら絵にもなるが、メタボなおっさん二人が汗臭い挌技場でおもちゃのナイフ持って追っかけっこしてる様ってのは、全くもって絵にならぬ喃。

得物が片手か両手かで、ずいぶん違うもんだな。

実際(?)の場面であれば、まっ先に使える道具がないか探すつもりだし、まずはしっかり逃げて、それから反撃の機会を伺うべきでしょう。




こうやって持つと、ナイフってほとんど気づかれないもんらしい。



右手にフツーに握ってるんですけど。分らんもんですな。
サーベルグリップだから、一歩前に出ながら右手を振りあげたら、もーバッサリですよ。
ポイントは手のひらからはみ出す柄の部分を左手の指で包みこんじゃうってとこでしょうか。

中川いさみのマンガに、デパートの店員がこうやって立っているのは、気に食わない客をぶん殴りそうになる右手を左手で必死に押さえてるんだ、ってのがありましたが。
それどころじゃねえ、まさに剣呑さだ。

・・・いい歳して何やってんだ、ってツッコミは禁止だ!

PR

No.181|稽古Comment(0)Trackback()

Comment

Comment Write
Name
Title
Mail
URL

Pass Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 

Trackback

URL :