気分転換に、映画を観に行った。
遅刻した上にいつもより早く帰っていいことになったのと、観るつもりのが溜まってた(?)ってのもあったのさー。
調べたら男性対象の曜日別割引やってるとこがあったんで、そこへ向かう。
「ぽにょ」と「容疑者Xの献身」をハシゴするつもりで行ったんですが。
「容疑者X」だけで十分満足。
最初こそ
「ええい、コウさんをもっと映さぬか!」
とか思ってたんですが。
途中からどうでもよくなりました。
ええ、柴咲さん見たけりゃあの例のラクロスの映画のDVD買えばいいんですよ。
人の想いってのにこんなに惹きつけられるようになったのは、いつからなんだろう、とか自分の来し方を振り返っちまいました。
身につけた能力と人生の全てを、たった一度の想いのために費やして平然としている。
うん、確かに「献身」だ。
内容はタイトルから想定されるとおりだし、状況から考えられるトリックはアレかアレぐらいしかないだろうな、と思ってたら概ねそんな感じで、でもそれは決してこの映画の出来を損ねるようなものではなくて。
何の見返りも考えない、ってのがこんなに自分に衝撃を与えると思わなかったなあ。
昔は自分にもそういう資質もあったと思うんだけどねぇ。
すっかり忘れていましたわ。
何かよく分からん理由で呼び出されて、そこそこの労力を求められて、で、結局オレの手元に残るのはナニ?お足を頂戴するワケでなし、将来的に私にとって良い目が出るってことも無さそう。敬意を払われてるのか払われてないのかも曖昧で、カチンと来る事はあってもその関係上何も言えない。
何だかなー、割に合わねぇなー、とか思うことが私にもありますが。
ははは、「献身」なんてすっかり忘れてましたわ。
ナニそれ、ラグナロクのクルセイダーのスキル?ってやらん人には何のことだか分かるまい。
だからモテねえんだよな。
ってそういう話じゃねえか。
寝よ。
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