彼は言う。
無くしたものを取り戻すために、自分は一生懸命頑張るんだ、と。
確かに、今の彼はそれまでの彼とはずいぶん違う。
いやまあ、前がひどかったからそう言えるのであって、一般的なところと比べるとまだまだ、なんだけれども。
言ってること自体青臭いことこの上ないのに、かてて加えて取り戻したいのは大好きな子のココロだって辺り、ラブ臭まで漂う始末。
甘酸っぱい。
甘酸っぱすぎるよ!
自分にも、そんな風に真っ直ぐにものを言えた時期ってのがあったんだろうか。
歳とったとか、そういうことじゃなくて。
小賢しいばっかりの人生送ってんじゃないのかな、と反省してみたりした。
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