中3向けの授業中のこと。
宿題にしていた英語の長文問題の解答・解説をやっていたのだが、どうも文章を読まずに問題を解いてきているやつがいるようだったので、訳させてみた。
案の定、訳せていねぇ。
ド阿呆、何さまのつもりだ。
仕方ないので、その場で訳させる。
「はい、この文章どういう意味?」
「えっと~」
単語の意味がわからんらしい。
だったら事前に調べてこい、っちうに!
このまま教えてしまうこともできるけど、それじゃ覚えないし、何より応用が利かん。
「えっとねぇ・・・ a number of people が quickly に rising するんだよ。考えてみな?」
どっと笑い出す生徒たち。
はて。
「?何?なんで笑ってんの?」
「先生、それじゃ”ルー語”だわ」
えと、いや、そんなつもりじゃなくて。
長文解釈のテクニックでね。
わからん単語はそのままでいったん訳して、それから意味を推測するんですが。
笑い続ける生徒たち。
誰も聞いちゃいねぇ。
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