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日々の暢気眼鏡

日々の出来事を針小棒大に語る

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2026/07/01(Wed)07:40

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大人気ない

2007/11/21(Wed)00:28

先日、実家に夏タイヤを預けに帰った折。

飼い犬を構ってみた。
コイツもずいぶんと歳を取り、はしゃぐこともずいぶん少なくなったとか。
それでも久しぶりに顔を出した私を歓迎してくれたのか、全身をわしわしと撫でてやると嬉しそうに悶えていた。


タイヤを仕舞い込み、また犬のとこへ。

もう飽きたのか、さっきほどのテンションは無く。
どっちかってーと、「もー飽きた、お前に用は無い」といった雰囲気のツラにも、まあそういうヤツだったよな、と笑って見逃すくらいの余裕はあった。

ひょい、と作業中はめていた軍手を横に置いた時だ。
犬が軍手の方につつっ、と近寄る。
前足で抑える様にてしゃがみこんで、そのままガジガジと軍手をかじり始める。

あー、そういえばコイツ、軍手好きだったよな。
はっはっはっ。
こいつー、返せよう。

かじってる軍手に手を伸ばそうとした。

ぐるるるるる

あら?

ぐうるるるるるぅぅぅ

君、何うなってんのさ。
まあ、ついうなってしまうこともあるよね。
さ、軍手お返し。

ぐうううるるるるるっるるうぅぅぅぅぅぅ

・・・・・・・あー、そう。
やる気か。

その昔、のしかかってきたところを三角締めに取って、「キャウン!」って言わされたのを忘れおったか。

「おまえ、唸ったね?」

首輪につながったひもを引っ張って、顔を上げさせる。

ぐううううううるるるるるるるるるるるる

ああ、そう。
じゃあ、左手を上げよう。
かじりたいんでしょ?
どうぞ。

ただし。

口開けた瞬間、右の拳叩き込むから。

それでもよければ、どうぞ。

左手を差し出し、右拳を脇の辺りまで引き、軽く握る。
明確に、口の中にめり込む拳をイメージする。
打ち込んだ拳の勢いに押されて、もんどりうって転がる犬の姿が浮かんだとき。

ぴく

俯き気味に唸っていた犬の唸り声が止まった。
視線が、大きく後方に引いた右拳に張り付いている。

ああ、やっと気がついた?
どうぞ、左手。
開け、口。



弾けるように飛び退る、と言うにはちょっと無理があったけど。
よっ、ほっ、はっ、
とでも言ってそうな感じで、慌てつつものったらのったら下がり始める犬。
紐をつかんだ左手の外側にまで移動して、やっと落ち着く。

ああ、確かに、そこには右拳は打てませんな!

ふん、も少し説教でもしてやろうかな、とか何とか思ったときだ。

「うん?どしたー」

父の登場である。
防寒と動きやすさを兼ね備えた、犬の散歩に行く時のスタイルだ。
ああ、そんな時間だっけ。
救い主の登場に、千切れんばかりに尻尾を振る犬。
簡単に事情を説明する。

「おーおー、兄ちゃん(私のことだ)にいじめられてたかー。可愛そうだねー。おっかない兄ちゃん放っておいて、散歩行こうなー、よしよしよし・・・」

と、おいて行かれてしまった。
ええと、父よ。
しつけとか、そういうのはええのんですかい?

てか、父がすっかり穏やかになっててびっくりだ!
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No.103|雑記Comment(0)Trackback()

ANGEL ATTACK

2007/11/20(Tue)01:17

「あ、せんせー(はあと)」

「あー、こんちわ」

「せーんせ(はあと)。クリスマスのご予定は?」

「あー、たぶん仕事」

「そうなんですかー(はあと)。私は彼氏と(はあと)」

「左様かー。そらよござんした」

「うふ(はあと)。私たち、お別れしちゃったけど、いつまでもいい関係でいられると思うんです(はあと)」

「ちょっと待て。貴方とお付き合いをした覚えはまるっきり無いのですが。いったいいつの間に」

「じゃ、センセ、またね(はあと)」

「無視か!てか、なんで事実無根なのに、悲しい気持ちになるんだ!オレ!!」

No.102|講師仕事Comment(0)Trackback()

呑み会

2007/11/19(Mon)03:22

「のんたろう先生は、どんな女性が好みなの?」

「最近、柴咲コウが好きですね」

「ああ、”ガリレオ”に出てるもんね」

「ええ」

「でもさ、あの人ってさ、いつも不機嫌そうな顔してない?」
「ああ、でもそこがいいって人も多いから。のんたろう先生もそうなんでしょ?」

「ええ、不機嫌そうな様子にビクビクしながら一日を過ごすのです」

「・・・そんなんで、いいの?」

「ええ、たまにチラっとでも笑顔が見えれば、それで幸せに数日は過ごせます」

「・・・ふうん、そういう人だったんだ」

「ええ、そういう人だったんです」

No.101|塾講師Comment(0)Trackback()

守銭奴

2007/11/16(Fri)12:36

「はーい、遅くなったからねー、相談室閉めるよー。また来週ねー」

「ねーセンセー、暗いし雪降ってるし、車で送ってってー」

「ヤダ」

「えー、いいじゃん。歩いて帰るのめんどくさい」
「どうして家まで2キロもあんのさ。学校引っ越して来い!」

「阿呆いうな」

「じゃあセンセ、代わりに車で送ってー」

「・・・・・・・・いくら、出す?」

「えー、百円」

「さようなら、桁が二つほど足りません」

「どんだけ!」
「じゃあ、身体で払うからー」

「ふっ。そんな価値があると思っているのですか」

「ええ!ひどい!」
「結構高く売れるよ!」
「こう見えても、出るとこ出てるんだから!」

「じゃあ、引っ込んでるとこは引っ込んでるんかい」

「ぎゅっ、むっ」

「では、また来週。本日の営業は終了させていただきます」

「営業かよ!」

No.100|心理屋Comment(0)Trackback()

邪な

2007/11/15(Thu)01:39

学習塾で担当している、とある女子生徒。

最近、京極N彦にはまったらしい。
映画のDVDを見たのがきっかけらしいのだが。

「姑獲鳥の夏」から始め、現在は「魍魎のハコ」を読んでるとか。

私も好きなシリーズなので、どの辺まで読んだとか、この人いいよね、とか話はそれなりに盛り上がる。

そのうち、その子と仲の良い子も興味を示し始めた。
難しい漢字をつかったタイトルが良いのか何なのか。
少なくとも妖怪属性(?)は無いと思っていたのだが。

「私も読んでみたい!貸して!」

受験生なのにあんな分厚い本、とかそういうことよりも先に、別な言葉が口を衝いた。

「・・・君も、こっち側に来るのかね?」

さぞや邪な、厭らしい顔して笑ってたと思うのだが。
若いってのは素晴らしい。
にっこり笑って

「ハイ!行きます!」

だって。
魂のあり方なのか、それとも蛮勇なのか。
いじけた歩き方しかしてないアタシにゃ、決してできない返辞ですな。

No.99|塾講師Comment(0)Trackback()